活動報告・レポート
2023年9月8日(金)
チェックと確認
政策・制度要求と提言

「2024年度政策・制度要求と提言」で提言した主な政策は次の通りです。

  1. 過疎が進んでいる地域においてはスーパーやコンビニがなく、車に乗ることのできない高齢者や地域交通のない地域では、買い物に行けずに困っている高齢者も多く暮らしています。高齢者も安心して生活できる環境を創り出すため、地域で運営できるスーパーの整備や移動販売の実施など、課題解決に向けて取り組みを進めること。
  2. 主な郊外に暮らしていて、路線バスを利用する高齢者の暮らしの環境を整える必要があります。路線バスを利用して買い物に出掛けた時、帰りは荷物があります。高齢者の負担を考えると、荷物置き場にも利用できるベンチの設置、また夏の暑さ、冬の寒さ対策としてバス停への屋根とフェンスの設置について、事業者と連携して取り組みを進めること。
  3. 高齢のため免許証を返納した方や身体が不自由で自分で車の運転ができない方々は、病院や買い物などで外出する際に路線バスを利用しています。
    公共交通の地域間格差が生じないように路線バスの環境整備、コミュニティバスや乗り合いタクシーなどの導入を進め、高齢者の方々が安心して暮らせる交通環境を整えること。
  4. いじめや虐待、貧困などを早期に把握し適切に対応するため、養護教諭、スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーを全ての小中学校に常勤配置すること。スクールカウンセラーの増員を図るとともに、スクールカウンセラーの処遇改善を図ること。

以上の提言の中には令和5年6月県議会一般質問で取り上げて、当局と議論した項目も含んでいます。議会一般質問で取り上げた項目も、次年度の政策・制度要求と提言に組み込んでいくことになりました。これらの政策の実現を目指していきます。

チェックと確認

問題になっていることがあれば現場に行って確かめること。噂話があれば、直接、その言った相手と会って話をして確認することが大事なことです。直接話をすることで確認することができますが、直接聞いたことのない話や又聞きは、本人に会って確かめる必要があります。段階を追うごとに、面倒なことですが確認することが大事に至らないために必要な行為であることを話し合いました。

仕事や前に進める事案は、その相手が信頼できることを前提にしていますが、いちいち確認作業は行わないことが多いのです。しかし時には直接確かめる行為をしなければ、ズレが生じていることがあるのも事実です。

会議の中で「信頼関係に基づいて仕事をしているので、作業の進捗に応じてのチェックや確認を怠ることがあります。でも前向きに進めるためには、仕事としてのチェックと確認は絶対に必要です」と確認し合いました。

何しろ直接、その相手と話をすれば仕事や案件の進捗状況は分かりますし、止まっていることがあればいち早く解決することも可能です。後手に回ると対応が遅くなるので、信頼できる仲間であってもチェックが必要なのです。

表面上、うまく進展していると思っても節目での確認作業は必要であり、面倒であれば電話で状況を確かめるだけでも良いのです。問題が起きて後追いの仕事になってしまうと遣り甲斐はなく、結果は成果になりませんから心身とも疲れます。

また氣をつけるべきことは、「話が伝わっていく過程に介入する人が多いほど、話が変わっていくこと」です。直接話して決めたことが、人を介することによって部分的に話が変わっていくのです。やがて部外者に伝わると、全く違う話になっていることは珍しくはありません。良い話が企みに変化していることや、善意が悪意に変わっていること、実施主体が逆になっていることも珍しいことではないのです。

話しは人を介して伝わっていくに連れて大きく膨らみ、やっている内容が大きく異なっていきます。何人ものフィルターがかかると、全く違う話になって伝わっていることも珍しいことではありません。伝える人に悪意があると、尚更、おもしろおかしい作り話になっています。

会議の中で「仕事や案件に対しては、今後、間違いなく進めるために、これからは節目でチェックと確認を行うこと。また直接、顔を合わせて話すことで問題を解決すること」を確認し合いました。