久しぶりに会社を訪ねたところ、エレベータ前で清掃の仕事を担当している皆さんと会いました。ここにいる時は毎朝、「おはようございます」「いつもありがとう」「無理しないでくださいね」などの挨拶をしていたことを思い出しました。
皆さんも何も変わらずに笑顔で話しかけてくれました。
「片桐さん、おはようございます。全然、変わっていないですね。とても良いです」などの挨拶をしてくれました。
僕が「まだまだ暑いですから、決して無理はしないでくださいね」と挨拶をしたところ、「片桐さん、いつでも来て下さいね」と応えてくれました。
「はい、次に来た時は、皆さんの仕事部屋を訪ねますね」と話してエレベータに乗ったのですが、気持ちが爽やかな感じになりました。何気ない会話に幸せが宿っていると感じたからです。
いつもと同じ、いつもと変わらないことは、とても良い毎日を過ごしていることだと思います。小さな会話に心が癒される感覚を持っていられることを嬉しく思います。
そんなことに氣づかせてくれた皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
岸和田市出身の方が、和歌山市内に事務所を開設してくれました。和歌山事務所所長を訪ねて話をしていると次のような話を聴かせてくれました。
「うちの社長は岸和田市の生まれなんです。社長が小さい頃、小旅行やお正月などは和歌山市に出かけることが度々あったのです。だから社長は家族で旅行した思い出の地は和歌山市なんです。今回、和歌山市に進出したのも、和歌山市にふるさと納税をしているのも、和歌山市には幼い頃の思い出がいっぱい詰まっているからです。社長は和歌山市のことが大好きなので、和歌山市に恩返しをしたいと思っているのです。
だから和歌山市のビルを買うなど投資をしていますし、和歌山市の皆さんに喜んでもらえる仕事をしようとしています。子どもの頃に迎えてくれた和歌山市で仕事をしたいと思ってのことです。
片桐さん、社長が描いたこのビルの完成のイメージ図を見てください。オレンジはみかん、薄いピンクは桃、会社のロゴマークの色は梅干しの色ですよ。こんなに和歌山市のことを好きな社長なので、和歌山市を元気にしてください。悲しませないでください。
和歌山市の人は和歌山市のことを自虐し過ぎだと思います。『何もない』だとか『行くところがない』など言わないで欲しいのです。県外の人に対して、『和歌山市には何もない』など言わないで欲しいのです。和歌山市に自信と誇りを持って欲しいのです。そうでないと社長が悲しみます。是非ともお願いします」と話してくれました。
社長が小さい頃の和歌山市は、街中も元気で楽しい場所だったのです。ぶらくり丁から和歌浦、紀三井寺を巡るコースは「楽しい和歌山市」の象徴だったそうです。
こんな嬉しい話を聴かせてもらいました。岸和田市出身のこの社長のように昔ではなくて、今も和歌山市にも自信と誇りを持つべきだと思います。
「龍馬World in和歌山」に関する会議を行いました。開催まであと10か月となり、実行委員会発足やスケジュールや役割分担、そして各方面へのお願いなどの段階に差し掛かっています。そこで関係個所に対しての説明や進め方に関する会議を行ったものです。
和歌山市で全国大会を開催できることは有り難いことですし、やるからには成功させたいので、支援と協力をいただきながら企画を進めていきたいと思っています。
この大会を誘致できたことは、和歌山県や和歌山市の良いところを全国の歴史ファンに知ってもらえる絶好の機会なので、歓迎体制を整えたいと考えています。