活動報告・レポート
2023年8月27日(日)
宗光と龍馬

幸運なことに、知り合いの会社経営者に対して、陸奥宗光伯と坂本龍馬の話をする機会がありました。話が出来る機会が与えられたことは引き寄せであり、タイミング的に奇跡だと思っています。何故なら、会社を訪れても滅多に会えないのですが、社長から「久しぶりに会いましょう」ということで案内をいただいたのです。

しかも今回、会う目的は「特にありません。日頃からお世話になっているので会いたいと思って連絡をしたのです」ということでした。

僕からは「陸奥宗光伯と坂本龍馬のことを話したいと思いますが、如何でしょうか」と伝えると「私は歴史が弱いのですよ。全く分かりません」と言いながら、熱心に話を聞いてくれました。

そこで冒頭、次のような話をしました。

「和歌山県出身で後に外務大臣になる陸奥宗光伯は、海援隊時代は坂本龍馬の弟分だったのですよ。しかも幼少の頃は高野山で過ごしたこともあるので、僕たちは毎年、高野山の無量光院で法要をしています。

そんな宗光と龍馬の功績を今に生かすことなどを語り合う機会が、和歌山県で実現することになりました。令和6年の『龍馬World in和歌山』です。この機会はもしかすれば、和歌山県では最初で最後の機会になると思っています。

故郷を誇りに思い、熱意のある人が誘致しなければ、全国龍馬会の賛同を得られなければ実現しないからです。来年の全国大会には参加していただき応援もお願いしたいと思います」と話しました。

そうしたところ「私は歴史に弱いので陸奥宗光も坂本龍馬についても、その功績は分かりません。ただ地元開催だと聞いたので勉強の機会になると思います。たいした協力はできませんが、勉強のために参加したいと思います。

いただいた資料を見ると、今年、無量光院に行かれたのですね。私も行きたいと思っていたお寺なので、是非ともお寺と住職さんを紹介してください」と答えてくれたのです。

伝えた内容に共感し呼応してくれることは有り難いことであり、関心がないところから勉強のため参加したいと思ってくれることは、本当に有り難いことです。

勉強会に参加してもらうよりも、会社を訪ねて社長さんに説明するか、せっかくの機会なので、従業員さんにも参加してもらって説明会を開催するなど考えてみるつもりです。

令和6年の全国大会には全国と県内を合わせて約1,000人の来場者を見込んでいます。和歌山市が開催地となりますが、県内研修として高野山や熊野にも行くことを計画しています。

和歌山県の偉人の志と功績を全国に発信すると共に、和歌山県内観光の機会となるものなので、これまでの開催地と同様、和歌山県や和歌山市の支援をお願いしたいと思っています。

そしてお客さんをお迎えするためには、お迎えする立場の私達が動かなければなりません。この全国大会の理解者、協力者を募っているところです。もちろん、全国大会を主催する実行委員会が主体となり、和歌山県の持つ素晴らしい歴史と偉人の功績を全国に発信したいと考えています。

和歌山県でのこの全国大会開催までの期間は約10か月です。今から準備に取り掛かる必要があるので、秋からは活動を本格化させていくことにしています。

大切な時間を共有させていただいたことに感謝しています。