高校3年生のクラス会を開催しました。2011年の夏から毎年、担任の岡崎先生を交えて開催していたのですが、コロナ禍の時期は中止にしていたため、4年ぶりの開催となりました。準備のための幹事会を開催、皆さんに呼び掛けて今日の日を迎えました。幹事以外は4年ぶりの再会の人もいたので、クラスメイトとの会話と食事を楽しみました。
僕は先生を迎えに行き、終了後は送っていったので、先生と長い時間一緒にいることができました。
今年81歳の先生は健康でいてくれたので、みんなで「嬉しいね。先生が元気でいる限り来年も開催しましょう」と話し合いました。
先生は高校教師を退職後、毎年、外国旅行に行っているので、その体験談も聞かせてもらいました。
今まで行った中で良かったのはベルギーのブリュッセルだと話してくれました。世界一歴史があり美しい広場があることや国際機関があることから独特の雰囲気があるようです。ブリュッセルからパリに向かう新幹線の景色も素晴らしくて、ベルギーからフランスに向かっていると田園風景が続きますが、パリに近づくと一気に都会の風景に変化するところが「とても良い」と話してくれました。
また4年前のクラス会の時「パリのノートルダム寺院が改修を行っているので、その現場を見てくる」と約束したことに関して「ノートルダムに行ってきました。みんなとの約束を果たしました」と報告をしてくれました。
定年後の時間を好きな外国旅行に費やしている人生は素晴らしいと思いますし「今年の秋は台湾に行きたいと思います。台北には何度か訪れたので、今回は高雄の方に行こうと思っています」と秋の計画も話してくれました。元気に明るく話してくれる先生は当時と変わらず、「来年は台湾のお土産話を聴くことが楽しみ」だと思いました。
「現地に行くこと、人と会うことが大事なことで、現地に行かないと分からない空気があります」と話してくれました。
僕たちの世代は61歳から62歳の年齢を迎えています。17歳から18歳の時から知っているので、お互いに「それなりに頑張ってきたと思う」とこれまでの歩みを話しました。
そして同級生の一人が「僕が思うには、片桐は十分に頑張ってきたと思うよ。これだけやってくれたら僕は嬉しいし、自分の時間も楽しんで欲しいと思う。無所属で戦ってきたこと、議会での活動も凄いと思うから、悩むことなく自分を大切にして欲しいね」と話してくれたことに感謝しています。
高校3年生の時のたった一年、同じクラス、同じ教室で過ごしただけなのに、こんな温かい気持ちにしてくれることを幸せに思います。「このメンバーが同じクラスになったことが奇跡であり、今もクラス会を続けられていることも奇跡だと思うよ」とみんなで話しました。
確かにクラスが違うと知らない同級生も多いし、卒業後は会わなくなっていると思います。たまたま同じクラスになったことで、同級生という関係が続いているのです。
楽しい時間が過ぎる速さは高速です。会場を提供してくれたお店のオーナーには格段の配慮をしていただき、最高のおもてなしを頂戴しました。
クラス会ではたわいもない話が多かったのですが、自分の中に閉じ込めておきたい時間となりました。良き時間を共有してくれたクラスメイトに感謝しています。
来年の夏も元気で会いましょう。