活動報告・レポート
2023年8月3日(木)
運転免許証と歩道整備の意見
クラス運営

元教師の方と懇談する機会がありました。

「クラス担任になると一年間のクラス運営を考えます。子どもたちには最初は怖い存在でいるのです。最初から親しみやすい先生だと思われると、子ども達は優しくしてくれて当たり前と思ってしまいます。それではクラスが緩んでしまうので、クラスは一年間もたないのです。4月と5月は厳しく接し、6月から子ども達との距離を近くなるようにします。そうすると『あの怖い先生が話しかけてくれた』と思ってくれるので、生徒は『実は良い先生』と思うのです。
  夏休みを終えて二学期に入ることから子ども達との距離は近くなっていきます。クラスを一年間運営するのは大変なことなので、難しい先生から実は優しい先生へと変化する必要があるのです」と話してくれました。

運転免許証と歩道整備の意見

茶道部の皆さんからの意見です。

「和歌山市に住んでいると、運転免許証を返納したら生活が出来なくなります。というのは、今日、車がなかったので電車とバスを利用して茶道部会に来ました。自宅から2時間もかかってしまいました。車があれば20分ぐらいで来ることができるのですが、公共交通機関を利用した場合、私の住んでいるところは、こんなに不便なんだ。運転免許は返納できないかなと思いました。もっと公共交通機関の利便性を高めて欲しいと思います」と話してくれました。

この方の住所は和歌山市土入なのですが、茶道部会の会議のために南海加太線と和歌山バスを利用して県民文化会館に来たそうです。車がなければ車がある時と同様の生活ができないのは以前から提言していますが、さらに課題解決の緊急性が増してきました。一気に進むことはない課題なので、今から必要な対策を実施していくことが必要です。

「歩道が凸凹なところが多く、先日、歩いていたところ躓き転倒して怪我をしました。私も高齢者なので、手押し車を杖代わりにして歩いています。だから私は『四輪駆動』なのですが、車輪が凸凹の穴に入ってしまい転倒したのです。不注意なので氣をつけたいと思います」との意見です。

歩道の整備が遅れていることは取り上げています。不注意ではなく歩道の状態が良くないのです。点検のため歩いていますが、歩道のタイルに段差が生じているところや凸凹になっている個所がとても多いのです。歩行者の安全のために改修すべき歩道がたくさんあります。一気に全ての歩道の改修は難しいため、現時点では個別対応しているところです。

今回、いだいた意見は県議会で取り上げているものです。個別の問題ではなく全体の問題であることを意識した早急の対応が必要です。他人事と思うことは許されず、問題の先送りは、転倒者が増えることや改修範囲が増えることなど問題を大きくするばかりです。

また和歌山県は超高齢社会なので、運転免許の返納により起きている問題への対応は喫緊の課題です。生活ができないと思ってしまう市であってはいけません。車の運転ができなくても、運転免許証を変更した後でも、豊かで快適な生活ができる環境を整えることが必要です。

現在、高齢者の皆さんは元気に街中に出掛けて文化や芸術などの活動をしています。部活動やサークルには、まだ運転できるメンバーがいるので動けているのですが、数年も経過すれば、他のメンバーも運転免許証を返納してしまう可能性があり、車での移動ができなくなってしまいます。和歌山市内で文化芸術活動が維持できなくなるのです。

この問題が発生し始めている今が対策を講じる時期です。公共交通機関の利便性向上と歩道の整備は喫緊の課題であることを認識した県政でありたいものです。

その他
  • 毎年、お寺ではお盆前に法要があり、お参りに行ってきました。暑さでカラカラになっていたお墓にも水をあげて、少し時間ですが涼を楽しんでもらいました。
  • お世話になっている市内の会社社長を訪ねて健康対策などの話をしてきました。体調を崩しやすい時期ですから、健康に注意しながら無理しないで「生活や仕事をしましょう」と話し合いました。
  • 同級生のカット屋さんで髪の毛をカットしてきました。暑さ対策で短くしたので、すっきりしました。