道路を車で走行中のドライバーさんから話を聞きました。運転していた時、通りかかった横断歩道を渡ろうと思って停止している自転車の高校生がいました。ドライバーさんは「高校生に先に渡ってもらおう」と思って減速して車を停止させました。ところが高校生もそこから動きません。
和歌山県は歩行者が横断歩道に立ち止まっているときの車の停止率が全国でワースト上位なので、高校生は躊躇したのだと思います。
車はしばらく止まっていたのですが「それなら早く行ってあげる方が高校生のためになる」と判断して、軽くアクセルを踏んだのです。タイミングよく、同時に高校生の自転車も前に進もうと思って前進したのです。
自転車の動きをみて車は止まったのですが、高校生も車の動きをみて止まったのです。よくある光景です。この動きを何度か繰り返したので、ドライバーさんは、運転席で笑顔になったのです。このときの心境は「譲り合ってお互いに止まっている動作を数回繰り返したので、高校生のことを可愛らしい」と思ったのです。
そこで運転席の中から笑顔のまま「お先にどうぞ」の意味で手を差し出したのです。高校生はその笑顔に気づいていたので、同じような笑顔でドライバーに向かって「お先にどうぞ」の意味で手を差し伸べたのです。
譲り合いの場面で、笑顔と笑顔で挨拶を交わしたことから、イライラする気持ちはなくて微笑ましく思い、気持ちよくなったのです。
「高校生も笑顔で手を差し出してくれたので気持ちが良かったのです。もしイライラして怒った顔をしていたら、高校生も嫌な思いをしたことでしょう。車同士が対向したとき、怒るドライバーがいますが、そんなとき相手のドライバーも怒った顔になっています」。
怒った顔には怒った顔で対応するのです。笑顔には笑顔で対応するので、自分の行いが相手の行いになってしまうのです。笑顔で交差した二人はお互いに知らない者同士ですが、笑顔になれて気持ちの良い瞬間だったと思います。
笑顔はどんな場面でも物事を潤滑にさせてくれる効果があります。気持ちの良い笑顔で仕事をすることや人と会いたいものです。
笑顔になったこの話を聞いて、僕も笑顔になりました。笑顔がつながっていくと嬉しさが増えていきます。
「いろは丸」の引き上げの報道内容を発信したところ、皆さんから反応をいただきました。その一人から「来年の7月が楽しみです。僕も鞆の浦が好きで二回行きました。いろは丸にも乗りました」と連絡をもらったのです。
このように情報を発信すれば情報が届けられます。やっていることを発信すると、関連する情報を得ることができます。写真や旅館の情報も届けられたので、視察に行きたいと考えています。
また市内はもちろんのこと、都内の方からも「和歌山県の企画と行動力は凄いです」などの感想が届けられました。その中の一つに「『いろは丸事件』で賠償したのは紀州藩ですよ。紀州藩が年月を超えて引き上げることに歴史的意味があり、お金を支払った紀州藩が『いろは丸』所有の権利があると思います。今の価値なら何百億、何千億というお金を海援隊に支払っているのだから、引き揚げた船は紀州に持って行き展示してください。その価値も権利も和歌山県にあると思うのです」という意見です。
凄い意見が届いたと思います。早速、体制やスケジュール、資金計画などを協議し始めています。「できるだけ早く動きましょう」と話し合いながら、関係者同士で行動を急いでいます。みんな歴史のロマンを感じています。
- 和歌山中央ゴールドライオンズクラブ例会に出席しました。本日は志摩神社での例会開催で、報告事項と決議事項の提案を行い、提案案件は承認してもらいました。その後、メンバーの小池さんの写真が展示されている「和歌山市展」会場に赴き、鑑賞しました。メンバーの栄誉を嬉しく思います。
- 紀陽展を鑑賞しました。これは紀陽銀行のOBさんの絵画サークルの作品展です。作品の説明を聞かせてもらいながら鑑賞しました。