足こぎ車いすの「COGY」について説明を受けました。和歌山県内で「COGY」を推進しているのが「わかきん先生」です。歩行困難者の方々が、歩ける感覚を取り戻すために、そして健康のために、また外出機会 を増やすためにも 「COGY」の普及に努めています。
高齢者や障がい者の方々に体験してもらっていますが、街のユニバーサル化とは全ての人が快適な環境で生活ができることにあります。つまり高齢者や障がい者の方々が、快適に生活ができる街なか環境に整えたら、全ての人が快適な生活ができるというものです。
「わかきん先生」の理念としては「全世代、障がい者、外国人が和歌山県に住んで良かった、住みたいと思うまち」づくりです。その理念を実現させるための行動を実践していることは素晴らしいことです。
今日、先進事例として紹介してくれたのが川崎市の「かわさき基準認証」です。紹介してくれた川崎市の評価は次のようなものです。
1.機能特長
COGYは、歩行が難しい方でも、どちらかの足が少しでも動かせれば、自分の両足でペダルをこげる可能性があります。脳からの指令ではなく、人が持つ「歩行反射」運動によりペダルをこぐもので、自力移動や身体機能の維持・回復をトレーニング等でも活用されています。
また、福祉用具に分類されているため、歩道や屋内を走行することが可能です。自分の意思で、自分のペースで、移動を楽しんでみませんか。
2.総合評価結果
本製品は、ペダルをこぐことで駆動する足こぎ車いすであり、片麻痺等で歩行困難な方であっても安心して街中を移動することができ、利用者の外出促進に寄与するものとして評価される。また、麻痺が固定していない初期段階の方の歩行訓練に使用する機器としてのリハビリ効果も期待される。よって、かわさき基準の理念である「人格・尊厳に対する配慮」「活動能力の活性化」「安全・安心」「ノーマライゼーション」への適応が高く評価され、認証に値する。
「わかきん先生」からは「和歌山県でも高齢者、障がい者の方の利用を図り、健康づくりに資するために広報、普及に力を入れて欲しい」と要望がありました。当局と共に説明を聞かせていただき、福祉のまちづくりのために機能や成果などの調査が必要だと考えています。
和歌山県で活用されることを目指して検討していきたいと考えています。
関電労組和歌山地区本部定時大会に出席しました。今回で第72回目を迎える歴史ある大会です。僕も何度も出席していますが、独特の緊張感があるので会場にいるだけで気持ちが引き締まります。今回も有り難いことに挨拶の機会をいただきました。
皆さん、こんにちは、紹介いただきました片桐章浩です。皆様方には今春の統一地方選挙においてご支援と応援をいただき当選させていただいたこと感謝しています。ありがとうございます。早速、先の6月議会でも一般質問を行い、県政発展に向けて活動をスタートさせています。議会には臼杵委員長を始め執行部の方々にもお越しいただき、質疑を聞いてもらっています。有り難いことだと感謝しています。
さて先ほどから委員長、来賓の皆さん、本部役員の挨拶を聞かせていただき、たくさんの課題を認識することができました。分かり易く丁寧な説明だったので分かり易かったと思います。しかし「課題があるから大変だ、大変だ」という意味ではなく、口調は静かですが解決していく覚悟を感じ取ることができました。覚悟を持って課題に挑む姿勢を感じ、県政に立ち向かうことも同じだと決意を新たにしたところです。
さて今回は和歌山県内の動きを紹介していきます。
まず新宮支部管内です。串本町でのロケット発射場が完成して初号機の発射準備を行っているところです。再三、延期していますが、いよいよ発射に向かっているので、地域振興に期待して欲しいと思います。
田辺支部管内です。以前から伝えていたとおり、南紀白浜空港を国際線化しました。初のフライトは今月、ベトナムに向けて出発します。南紀地域の活性化につながる取り組みとなります。
御坊支部管内です。洋上風力発電の環境書提出の発表を行い、対象地域では縦覧を開始しています。和歌山県として大型の再生可能エネルギーを持つことになり、エネルギー供給と地球環境保全への対応が図れる大事な取り組みとなります。仕上げまでしっかりと関わっていきたいと考えています。
続いて和歌山支部管内です。先の6月県議会の一般質問で取り上げましたが、紀淡海峡ルートと四国新幹線の構想を実現させることが必要だと考えています。四国新幹線は岡山ルートにシフトする動きがありますが、大分県から四国を通り和歌山市に入り、関西空港から新大阪に向かう四国新幹線淡路ルートは絶対に必要な施策だと考えています。将来の和歌山県の発展ために実現を目指したいと考えていますので、ご支援をお願いいたします。
そして橋本支部管内です。紀の川筋はフルーツ王国なので、全国に向けて、そしてアジア向けた売り込みを始めています。和歌山県産の果物は格別なのでルートをつくれたら農家の収益と第一次産業の体制強化にもつながりますので、紀の川筋のフルーツの販路拡大に務めていきたいと考えています。
以上、報告させていただきましたが、72回目を迎える大会のご盛会を祝いして挨拶とさせていただきます。ありがとうございます。