寄せ植えの会の案内をいただき挨拶の機会をいただきました。会場に入って講師と生徒さんに挨拶をさせてもらってから講習に参加して挨拶をしました。
皆さん、こんにちは。折角の講習の時間ですが、少しだけ時間を頂戴して県政報告をさせていただきます。皆さんの応援をいただき、令和5年6月県議会を終えることが出来ました。今回も一般質問で登壇して、皆さんからいただいた意見に基づいて知事や関係部長と質疑を行いました。
和歌山市内でも路線バスが不便な場所があります。運転免許証を返納するとたちまち「生活が不便になった」というお声を聞いているので議会で取り上げました。路線バスを利用したいけれど、運行時間が少ないことやバス待ち時間の問題から「利用するにもできない」環境にあることを指摘しました。
多くのバス停は屋根も風よけのなく、もちろん椅子や買い物を置けるような台もありません。こんなバス待ち環境でどうして路線バスを利用して欲しいと言うのでしょうか。車の運転ができなければ、これまでの生活を一変させてしまうことになります。そこで路線バスの利便性を整えることを提言しています。運行本数を増やすことやバス待ち環境を整えることなど、和歌山市内で路線バスを運行しているのは民間バス事業者ですが、行政としての支援を求めました。
また歩道の整備についても言及しました。和歌山市の窓口とも言えるけやき通りですが、歩道は凸凹で躓きやすくなっています。多くの方から「歩道を整備して欲しい」との要望を受けていますが、改善されていないのが現状です。予算の問題が大きいのですが、歩行者や自転車で走行している市民の皆さんへの安全確保はもちろんのこと、県外から来てくれた方々への印象が悪くなっています。
「和歌山市の歩道は歩きにくいですね」「歩道が傷んでいますよ」などの声を聞いています。先に触れたように、けやき通りは玄関口なので、この歩道の印象が悪ければ、和歌山市の道路行政が悪いと思われますし、県庁所在地の中心地の歩道が傷んでいるのは恥ずかしいことです。
大阪から来てくれた方は「御堂筋の歩道は整備されていますよ。仕事で和歌山市に来て感じたことは、歩道が悪いことです。仕事のプレゼンのことなどを考えながら歩いていると躓くことがあります。市民の皆さんはよく辛抱しているなと思います」と伝えてくれました。
大阪から来た人だけではなくて東京や奈良県、三重県から来てくれた方からも同様の意見を聞いています。現地を歩いたら分かることですが「歩道の凸凹や街路樹の根が張っているので歩道が浮き上がっている」ことは直ぐに分かります。
それでも改善されなかったのは「予算の問題」に尽きます。
時間がかかるかも知れませんが、歩道の整備を推進していきたいと考えています。
そして「陸奥宗光と和歌山」の講演会です。和歌山県の偉人の一人である陸奥宗光外務大臣ですが、どういうわけか県内の皆さんに知られていません。高知県で坂本龍馬を知らない人はいませんし、鹿児島県で西郷隆盛を知らない人もいません。それは県民として、故郷の偉人の名前すら知らないことは恥だからです。
ところが和歌山県で陸奥宗光伯のことを知らない人は多いと思いますし、知らないことを恥じだとは思ってもいません。もっとも、知らないことを恥と思う必要もありませんが、できるなら県外から来た人に偉人の功績を説明できるようにして欲しいと思うのです。
故郷の偉人を語れないことは、決して誇れることではないのです。根っこの部分は教育にも関係してきますが、大人の皆さんに知ってもらいたいので「陸奥宗光と和歌山」イベントを行います。
英国との間で締結されていた不平等条約を改正した陸奥宗光伯のことを知って欲しいと願って開催します。奇しくも令和6年は、英国との間で交わされた日英通商航海条約締結から130年を迎えるので、和歌山県を挙げてお祝いしたいと考えています。来年の企画に向けて準備とプレイベントを企画しているところです。どうかご参加のほど、よろしくお願いいたします。
- ブロックチェーンに関して話を聴かせてもらったこと。必要な技術ですが、馴染みのない人には理解が難しいのです。明日も説明を聞かせてもらうことにしています。
- 食料の問題や環境問題について会議を行ったこと。これらの問題を解決するためには、当たり前のことですが資金が必要です。言うだけで解決できる問題はありませんから、予算と行動が伴う必要があります。
- 貴章会のメンバーと懇談会を行いました。良い機会を持ってくれた幹事さん、メンバーの皆さんに感謝しています。