活動報告・レポート
2023年7月3日(月)
政策・制度要求と提言
食の和歌山応援フェア

和歌山県がセブン-イレブンとタイアップしているのが「食の和歌山応援フェア」です。セブン-イレブンの店舗には和歌山産品を使った商品が並んでいます。

取り扱いの商品は順に、あら川の桃を使ったシュークリーム「もももこ」、カップスイーツ「桃とレアチーズ」、南高梅を使った総菜「鶏ささみの紀州南高梅だれ」「蒸し鶏と紀州南高梅のぶっかけおろしうどん」「高菜混ぜ飯おむすび 梅おかか」、和歌山県産高菜を混ぜ込んだ「紀州高菜チャーハン」そして「和歌山風中華そば」です。

このフェアは和歌山県とセブン-イレブンが2004年に「地域協働事業の実施に関する協定」を締結したことがきっかけです。これまでも推奨商品を投入してきていますが、今回はより多くの商品が投入されています。

ブランド力が高いセブン-イレブンが、和歌山県を応援するフェアを実施してくれることは有り難いことです。店舗を訪れて話を聞いたところ「現在、和歌山県産の商品をPRしています。僕も、桃とレアチーズを食したのですが、とても美味しいですよ。和歌山県のPRにつながれば嬉しいことです」と説明してくれました。笑顔で和歌山県産品を使った商品を説明してくれたので、僕も一緒に嬉しくなりました。店内で和歌山県の商品をPRしてくれると売れ行きが良くなるので、関西で食の和歌山県をアピールする機会になります。

一時期は「おいしい和歌山県」を謳っていたように、和歌山県は食の宝庫です。色々な果物が収穫できるので、季節に関係なく果物を楽しむことができます。セブン-イレブンでは和歌山県を応援するフェアに力を入れてくれているので、この機会に和歌山県の食材を売り出したいものです。

僕もこの「食の和歌山県応援フェア」の商品を楽しみました。

政策・制度要求と提言

連合和歌山政策局と「政策・制度要求と提言」に係る意見交換会を行いました。これは県政の課題を出し合っていたものを元にして、政策局の皆さんと県議会議員で議論を行ったものです。

僕からの政策提言として記載してもらっているのは次の項目です。どちらも令和5年6月県議会で一般質問を行ったもので、連合和歌山からも政策提言として県知事に提出してもらうことになっています。

和歌山県は高齢社会に突入していますから、路線バスの利便性向上や地域単位での買い物場所が不可欠です。運転免許証が無ければ生活さえ困難に陥ることもあり、まさに県政の課題として待ったなしの状況にあると認識しています。運転することが可能な私達が「まだ先で良いから」と思うことは間違いで、今から高齢社会に突入していることを意識した将来のまちづくりを考える必要があります。今日の議論で回答を導くことはできませんが、顔を合わせる度に議論する、知事に提言する意識を持つことで、変化をもたらせられると考えています。

1.安心・安全な住まいと持続可能なまちづくりの推進
和歌山市では高齢化が進んでおり、昭和の時代に開発された住宅地の近くにはスーパーやコンビニがなく、買い物に行けずに困っている高齢者がたくさん暮らしている。高齢者が安心して生活できる環境づくりは喫緊の課題であり、スーパーやコンビニの立地を進めるべきである。

2.持続可能で安心・安全な社会資本整備の推進
主に郊外に暮らしている、路線バスを利用する高齢者の暮らしの環境を整えるべきである。路線バスを利用して買い物に出かけた時、帰りに荷物があるのでバス停の整備が必要である。夏の暑さ、冬の寒さ対策としてバス停に屋根とフェンスの設置、および荷物置き場にも利用できるベンチを設置すべきである。
県では高齢のため運転免許証の返納を勧めているが、運転免許証を返納した場合、外出、買い物に出かけることが困難になり、路線バスを利用しているが不自由を感じている現実がある。高齢者が路線バスを利用して外出できる環境を整えるべきである。

その他に提言すべき課題として、「カスタマーハラスメントの問題」「内水のハザードマップの制作」そして「大災害の被害を被った市町への補償問題」が挙げられました。次の県議会で取り上げることを考えています。