活動報告・レポート
2023年6月20日(火)
県議会一般質問
県議会一般質問

令和5年6月県議会の一般質問が始まりました。初日の今日、4人の議員が登壇して知事を始めとする当局と質疑を交わしました。先輩、同僚議員の質問を聞くことは、異なる観点での県政の課題を学ぶことになります。明日は午前2人目で登壇し、知事、関係部長と質疑を交わす予定です。皆さんの応援をお願いします。

一般質問終了後、「半島振興・地方創生対策特別委員会」が開催されました。副委員長として委員会に出席してデジタル社会推進の件と半島振興についての説明を聞かせてもらいました。

半島振興法は昭和60年に10年間の時限法として制定されて以来、3度にわたり法が延長されてきました。和歌山県はわが国最大の半島なので、予算や税制面の充実、そして交通基盤や生活環境の整備に成果が出ている状況になっています。

令和6年度に時限法の期限が到来するため、和歌山県議会としては延長を図るために特別委員会と国への要望活動を行う予定にしています。その取り組みとして今年10月25日に「半島振興対策促進大会」の開催を予定しています。

また地方創生の推進と共に、デジタルの活用を図るため、和歌山県では「デジタル田園都市国家構想交付金」の措置を受けました。この予算を受けて和歌山県としてデジタル化の事業を展開することになります。

デジタル事業項目を列挙します。

  1. 和歌山産品デジタル販売力強化プロジェクト
  2. 明日へつなぐ持続可能な農林漁業の実現に向けた好循環創出プロジェクト
  3. 成長志向創業者の育成・支援による地方創生
  4. 大阪・関西万博を見据えた「新たな旅のスタイル」普及・促進
  5. ポストコロナ時代の若者就職支援による県内定者・移住促進
  6. 持続可能な地域を創生する世界農業遺産活用戦略推進
  7. 最南端から最先端へ。民間ロケット発射場を核とした地方創生プロジェクト
  8. わかやま地域の賑わい総合対策プロジェクト
  9. 和歌山県プロフェッショナル人材事業
  10. 和歌山県移住・マッチング支援「地域課題解決型」起業支援

これらの事業は最長5年間継続する計画であり、国からの交付金額は432,379千円となっています。説明を受けて、この議会では令和5年度当初予算案として審議を行うことになります。

早速、国が推進している「デジタル田園都市国家構想」に基づく和歌山県が検討している事業の問い合わせをいただいたので、事業予定の説明をさせていただきました。県民の方々が県政に関心を寄せてくれることは有り難いことであり、情報公開と共に説明できる姿勢を持ちたいと考えています。

明日の一般質問二日目は、午前の二人目として登壇する予定です。開始時間は午前10時40分ぐらいからだと思います。なお、今回、議長宛に通告している質問項目は次の通りですので、皆さんの応援をよろしくお願いいたします。

  1. 四国新幹線・紀淡海峡ルートについて
  2. 公共交通について
  3. 大阪・関西万博の和歌山ゾーンについて
  4. 太田城水攻め堤跡の県指定文化財の新規指定について