活動報告・レポート
2023年5月26日(金)
向陽高校物理部がロボカップ世界大会出場
向陽高校物理部がロボカップ世界大会出場

向陽高校物理部が「ロボカップの世界大会に出場する」ことを教えてもらいました。令和5年のロボカップ選手権の全国大会で優勝し、令和5年7月に開催される予定のフランスボルドーでの世界大会に出場することが決定しています。向陽高校物理部は「ロボカップ バンコク タイ2022 レスキュー・ライン部門」に出場し21チーム中8位でしたが、今年も出場しているので2年連続での世界大会出場となります。

指導している合口先生は「僕は生徒を見守っているだけです」と言いますが、生徒を育成する手腕がある先生だと思います。なにしろ向陽高校物理部は2年連続で世界大会出場を果たしているチームですから。

世界大会出場と簡単に記していますが、全国大会を制して世界大会に出場することは快挙です。向陽高校の生徒が世界の舞台で戦ってくれる。凄いところまで私達OBを誘ってくれて感動しました。

自分達が高校生のときのクラブは全国大会出場も少なかったと記憶していますし、まして世界大会に出場したクラブはありませんでした。世界で戦うなんて夢にも見ることはなかったのです。それが今では世界で戦える力を身につけていることを知り「今の高校生の能力、そして目指している舞台は違っている」と思いました。

和歌山県大会に縛られる必要はなく、在校生たちが目指しているのは世界の舞台なのです。松本校長先生は「世界で戦う機会は滅多にないことで栄誉です」と話しているように、まさに快挙です。

ところが世界大会に出場が決定しても大会出場のための費用補助などの「支援はない」と聞きました。世界大会に出場するにもかかわらず「渡航費用や大会出場に関わる費用はすべて実費」という取り扱いなので「和歌山県の教育は生徒のクラブ活動に理解がない」そして「世界大会に出場することを快挙だと思っていないのでは」と考えてしまいます。

公立高校の物理部が世界大会出場を果たしたのです。それなのに生徒の出場に係る費用補助がないのは如何なものかと感じてしまいます。教育委員会からの支援はないので、PTAの検討に加えて、同窓会でも支援することを考えなければと思っています。

同窓会ではクラブの全国大会出場は想定しているので、出場するクラブに対して同窓会から支援金を支出しています。しかし同窓会としてクラブが世界大会出場は想定していないので、支援金を支出する根拠がありません。しかし世界大会出場は和歌山県としても、高校高校としても名誉なことであり同窓会としても誉に思うことです。

同窓会が何の支援もしないのでは、伝統ある同窓会の名折れです。来月に開催する計画の同窓会総会で「物理部が世界大会出場することに関る支援金の支出」を提案できないものか考えたいと思います。前例がないことは承知ですが、これまで世界で戦った、しかもヨーロッパでの大会に出場したクラブがなかったので前例はないのです。

同窓会として支援する方法は予算出動だと考えられます。総会で賛同を得られるよう提案方法を考えてみます。

この快挙に関しては同窓会総会で説明することはもちろんのこと、同窓会東京支部の総会でも説明を行い、同窓生からの支援をお願いすることを話し合いました。後輩の頑張る姿に感動しますし、誇りに感じるなら応援することが同窓生としての務めだと思います。

フランスのボルドーで開催される世界大会出場をお祝いするとともに、物理部の生徒が先生に言っているように、昨年の悔しかった思いを糧として優勝を目指して欲しいと思います。

世界大会に出場する選手の皆さん、頑張って下さい。皆さんの戦いを応援しています。

その他
  • クローバーの会に参加しました。今回も和歌山県政に係る話を説明しました。聞いてくれた皆さんから嬉しい言葉をいただきました。
  • 記念式典の会場に出向いて打ち合わせ会議を行いました。親切丁寧に対応してくれていることに感謝しています。
  • 太陽光発電に関する協議を行いました。再生可能エネルギーの導入事業者と地元との関係に関して話しました。事業活動を始め全てのことは信頼関係が大事だと思います。