活動報告・レポート
2023年5月23日(火)
事業再構築
事業再構築

事業再構築補助金に関する打ち合わせを行いました。言うまでもなくこの補助金は、コロナ禍にあって新分野に進出する事業者を支援するための制度で、コロナ明けでも売り上げを落とさないこと、事業を継続することなどを目的としたものです。

事業者の方々は新規事業への参画を目指して最終段階の協議に入っています。ところが申請時の企画と時間が経過している現時点での社会状況を鑑みると、事業展開にずれが生じているケースも見受けられます。現時点で見通せる事業内容に変更して実行にしたいと考えている経営者がいるので、そんな皆さんの相談に応じています。

事業計画の修正であれば申請すれば受け付けてくれるのですが、その再構築に時間を要するケースがあります。竣工時期がギリギリ、または間に合わないと想定されるケースがあるので間に合わせたいと思うのですが、経営者としては時代に即したより良い事業を実施したいと思っているので、兼ね合いが難しいところです。社会情勢から考えて、より良い事業に仕上げたいのですが、締め切り時間が迫っているので悩ましいところです。

個別案件なので全て対応できるものではありませんが、可能な限りお手伝いをしているところです。和歌山県内の事業者の方々がコロナ以前と同じように、事業展開できることを願っています。

電話一本

「電話一本で仕事をするぐらいになれば一流です」と話してくれる先輩がいます。その先輩にお願いをしたところ、やっぱり今回も電話一本で仕事をしてくれました。

お願いに対して10分後に「今から〇〇さんに連絡するように」と連絡をいただき、面談してきました。紹介してもらった方を訪問したところ「片桐さんですね、聞いています。よく来てくれました」と笑顔で歓迎してくれたのです。そして依頼した案件に対して丁寧に答えてくれたのです。

先輩のように、電話一本で仕事をするにはたくさんの時間がかかっていることを知っています。人脈を築くのは簡単なことではありませんから、結果はどうあれ紹介してもらった人を大事にしたいと思います。紹介してもらった人との関係を築くことが、紹介者へのお礼であり次につながることになります。

今回の難しい案件に対応するため、電話一本で関係者を紹介してもらったことが感謝であり、結果に関してはこちらの責任となります。人と人との関係で大事なことのひとつに「人を紹介してもらえる」ことも入っています。これまで紹介してもらった案件で結果が出なかったことは数えきれないほどありますが、人を知っておくことで次につながったこともたくさんあります。大事なことは「その案件だけ」と思わないことです。一つの案件よりも人とつながることの方が大事だからです。電話一本でつなげてくれた今日のご縁を大事にしたいと考えています。

その他
  • 記念式典用の横断幕の作成と、演壇の横に飾るお花に関する協議を行いました。どちらも時間と費用を短縮してくれているので、得られる利益は支払い額以上のものになると思っています。これは人間関係が出来ていることから得られる無形の利益です。
    「有形の利益を得なければ得をしたことにならない」と思う人もいますが、大事なことはその方から「無形の利益をいただく」ことにあります。近視的な利益を望むのではなく、無形の利益を得ることを願うことが大事なことです。
  • 和歌山城天守閣で開催を考えているイベントの話を聞かせてもらいました。全国に発信できる企画だと思いますので、大切に企画案を見守りたいと思います。皆さんのアイデアと行動が明日の和歌山市の元気を生み出しています。