和歌山県議会では臨時議会が招集されました。これは統一地方選挙の結果を受けて、当選した議員が集まり議会での決め事を協議するためです。
今日の決め事は議席番号でした。僕の議席番号は39番で、これまでと同じ議席となりました。明日以降は常任委員会と特別委員会の所属。予算、決算特別委員会の所属などを決める協議に入ります。新しい議員で新しい議会が始まりますので、緊張と期待感のある議会となっています。
早速、会派では常任委員会や特別委員会の所属をどうするかの議論を行い、各自の希望と定員枠を眺めながら決めていくことになりました。
臨時議会では、岸本知事からは、地方議会は二元代表制であり、当局と議会は車の両輪として議論を尽くし県政の発展に努めていくことの発言がありました。そして令和5年度は第一次産業の振興と観光産業の振興に注力する旨の話がありました。
知事は議会と議論を交わすことで、政策の質を高め前進させていくことの決意とも思える話でした。これが民主主義の基本であり和歌山県政の目指すべき姿であることを示してくれたように思います。
臨時議会は本日開会し、今週の金曜日まで開催されることになります。皆さんの期待に応えられるよう5期目も挑戦していきます。
和歌山市料理飲食業組合総会に出席させていただきました。同組合の顧問として案内をもらったものですが、コロナ禍明けとなり、飲食組合としてコロナ禍以前のように活動することの話がありました。
和歌山市料理飲食業組合はコロナ禍の3年間、思ったような活動ができないばかりか、お客さんが減少してお困りの組合員さんのために多大な活動を展開してきました。国や県、和歌山市への陳情と要望活動、金融機関との交渉など、表現できない程、理事の皆さんは組合員さんのための活動を続けてきたことを知っています。
僕は組合長の話を聞いた時、「良い意味での戦友のように感じています」と挨拶を行いました。自分のお店が大変な中、組合員さんのお店を護るため県庁や市役所、金融機関に要望と交渉を行っていたことを僕は知っています。だからこそ、コロナ禍明けの現在、元の状態に戻って欲しいと願っているのです。
僕も和歌山市料理飲食業組合の顧問の一人として「食に関してできることをやる」決意の話をさせていただきました。和歌山県産の食材は日本一だと思っていますし、認知度が高まれば首都圏や海外でも販売できる品質があると思っています。
市内の飲食店が賑わうように顧問団として組合と協働しながら活動を行っていくこととしています。
和歌山県のスポーツ振興のための協議を行いました。その中においてバスケットボールで地域振興と子ども達へのバスケットボール指導をしている「ONELYS wakayama」の上田代表と懇談しました。令和4年度の国体での和歌山県代表チームの成績は39位まで落ち込んでいます。和歌山の「紀の国わかやま国体」では総合優勝したので、できるなら上位で留まりたかったのですが、もう40番が見えてくる位置まで下がっています。これが和歌山県のスポーツ界が置かれている現実だと思います。
せめて関西予選に出場したチームは「勝ち残って欲しい」と思っていますが、関西予選の壁は高く、勝ち抜くことは容易ではありません。和歌山県のスポーツ界が力を合わせて上位進出を目指さない限り、浮上することはありません。
是非とも国体出場やその後に続くような支援をしたいと考えています。今日の懇談が和歌山県のスポーツ振興の第一歩になれば嬉しいことです。