本日、市議会議員選挙が告示されました。県議会議員選挙を終えたばかりなので選挙の厳しさを実感しているときであり、候補者には気持ちを緩めることなく、全力で立ち向かって欲しいと願っています。本日、無所属で立候補した候補者に伝えた言葉です。
選挙は本当に厳しい戦いです。日頃から積み重ねてきた活動ですが、選挙戦に入るとそのまま維持できるかどうか分かりません。どうしても他の候補者、及び支援している人の動きや関係に左右されるからです。特に今回の市議会議員選挙は衆議院補欠選挙との同時選挙になるので、既に立候補している自民党、日本維新の会への投票結果が大きく関係することになります。無所属の場合、これらの政党に投じた人が無所属候補に投票することはないと思われるので、通常の選挙よりも厳しい戦いになると考えて挑むべきです。
そこで先に県議会議員選挙を戦った者として実感していることを伝えますので、候補者を支援する皆さんにお願いです。
皆さんの応援は有り難く感謝するものですが、広げる行動をしなければそれだけでは土台が崩れていきます。現状を維持することは難しいことなので、どうしても広げるための活動が必要になるので、その支援をお願いしたいのです。皆さんが一人、できれば二人ずつ声を掛けてくれることが拡大につながります。ここに集まっている皆さんが本人と同じ気持ちになり、二人に声を掛けてくれること、二人に電話してくれるだけで支持者は拡大できるのです。逆に言うなら一人ひとりが行動しなければ土台は崩れていくので、前回の得票数を維持することはできません。是非とも、候補者と同じ気持ちで選挙戦に挑んで欲しいと思います。議会で仕事をさせてもらうには皆さんからの大きな支持が必要です。支援者を拡大してもらうことが選挙を勝ち抜くために必要なことなので、候補者に力を貸して欲しいと願っています。皆さんの力強い応援を心からお願いして、この選挙戦を勝ち抜きましょう。
市議会議員選挙の告示に際して、以上の趣旨の話をさせていただきました。
今週、「片桐さんの宮小学校での個人演説会、和歌山ビッグ愛での個人演説会を聞かせてもらって、自分も和歌山市に貢献できることを何かしなければと思いました。そこで市議会議員に出ることを決意しました」と話してくれたことは、その時の活動報告で記載しています。本日、その市議会議員選挙が告示されました。
「告示したけれどどうしたのだろう」と思っていたところ「今日、やっぱり立候補届を出したようです」と話を聞きました。事務所で後片付けをしている時に聞いたので、一緒にいたメンバーと共に「それは凄い」と話しました。
現時点で選挙結果は分かりませんが、「僕の演説、言葉で人の心を動かした」ことは率直に嬉しいことです。メンバーも「個人演説会の言葉で人が動くなんて凄いことですね」と嬉しさを共有しました。
「演説で人の心を動かした」。このことに関して、僕もとても感動しています。選挙、県政で感動を与えられることは政治活動の一つの到達点であり、心を動かして行動につながるような演説は何度もできるものではありません。あの演説は現在までで最高の演説だったので、聞いてくれた人の心に言葉が突き刺さった奇跡かもしれないと思っています。
こんな奇跡を起こせたことに感動していますし、こんな奇跡を起こした県議会議員はいないと思います。僕にとっての誇りであり、和歌山市の将来を動かせるかもしれないと思える出来事です。
今回のこの二つの個人演説会は話す内容を考えていなくて、演台に立った時、自然に言葉が出てきました。自然体で素直な自分の思いを伝えられていたと思います。その個人演説会は舞台の上ではなく、空の上に立っているような感覚がありました。これまでなかった感覚で、言葉を選ばなくても心の中身が出てきた感じでした。
もしかしたら行く道を示してくれるグレイトサムシングが憑依した、二度と味わえない感覚だったかもしれません。
その時に生まれた化学反応と今回に至る結果に感動していますし、こんな奇跡を何度も起こせるように、皆さんと一緒に活動を続けたいと思います。
後に振り返ったとき、和歌山市の未来を変える個人演説会だと思えたら、更に嬉しいことです。