活動報告・レポート
2023年4月8日(土)
最終日の個人演説会
個人演説会
個人演説会

午後6時から7時まで、和歌山県議会議員選挙戦最終の個人演説会を和歌山ビッグ愛大ホールで開催しました。会場いっぱいに集まってくれた皆さんに心から感謝いたします。皆さんが参加してくれたお陰で良い演説会になりましたこと感謝いたします。

個人演説会での挨拶の趣旨

皆さん、こんばんは。この選挙戦の最終の個人演説会に参加していただきありがとうございます。片桐あきひろです。お集まりいただいた皆さんに感謝しています。

今朝の朝刊を読んで驚きました。この県議会選挙の争点が、コロナ社会のあり方、児童への支援だと書いてあるのです。本当に各候補者がこのテーマを争点にして戦ってきたのですか。マジですかと思いました。コロナ対策は終焉に向かっていますし、令和5年度の当初予算はできているのですよ。児童への支援は小学校の給食の無償化や小学生の医療費の無償化などですが、令和5年度からは予算化ができているのですよ。今頃争点になるべきものではありません。本当に訴えているのであれば、決まったと分かっていて争点に仕上げているとしか思えません。有権者の方々は令和5年度予算も事業計画も知らないと思いますから訴えているのでしょうか。

政策を話し出すと時間に収まらないので、政策はホームページを見ていただきたいと思いますが、僕は決まっていることを選挙戦で話したことはありません。もっと皆さんから聞いて政策に仕上げるべきことがあるでしょうと思います。

選挙の争点にならないことを争点に振りかざしている候補者に負けるわけにはいきません。自分で政策を立案することが大事なことで、国で決めたこと、県で決めていることを引っ張り出すことは、議員であれば誰でもできることです。僕はそんなことはやりません。

個人演説会

僕は平成15年に市議会議員に当選させていただきました。その時に応援してくれたのが前山さんです。僕は実名を挙げて物事を言います。本当のことだと知って欲しいからです。市議会議員選挙で前山さんと選挙戦ったとき、森川会長はいませんでした。湯川議長もいませんでした。演説の時に台はなく、みかん箱をひっくり返して演説をしたのです。「無名の新人だからね」とも言われました。集まってくれたのは30人ぐらいだったと思います。

だから今日、会場が満員になっていることに感謝していますし、よくぞここまで歩いてこれたなぁと思っています。

その時の出来事がその後の原点になっています。初当選したとき大新幼稚園の廃園が決まっていました。理由は予算がないからです。初当選した僕たちに保護者の方々が陳情にきてくれました。「子供が通っている大新幼稚園を廃止しないでください」。教育委員会に確認したところ、その時の選挙前の前年12月に廃園が決まっていたのです。

保護者の声、園に通う子ども達の声を聞かないで廃園を決めてしまった行政は何なのだろうと思いました。意見を聞かないで廃園を決めてしまった議会は何なんだろうと思いました。僕だけではなく初当選した市議会議員が教育委員会と市長に対して、廃園を撤回することを求めました。議会一般質問でも訴えました。その結果、審議保留として審議期間を延長することができました。これは極めて異例なことで簡単なことではなかったのです。僕が一人でやったことではなく、初当選した議員が結束して取り組んだ結果です。

最終的に大新幼稚園は廃園となるのですが、和歌山市における最初の市民運動だったと思います。

皆さんの意見を聞いて一般質問で取り上げ、政策として仕上げていくことが議員の役割だと知ったのです。これが議員活動の原点であり、今に続いている原点なのです。

保護者の声、園時の声を聞くとやるべきことが分かるのです。それが政策になる種なのです。皆さんの意見を聞いて政策の種を拾い上げること。そして政策にまとめて議会で議論を交わすことが議員の役割なのです。僕は原点となるそのことを誰よりもやり続けています。だから皆さんからの応援をいただきたいのです。

選挙戦の事例をもうひとつ紹介します。昨日、個人演説会を開催しました。「片桐さん、このままでは危ない。人を集めなければ」と心配してくれている森本さんが電話をくれたのです。その日の午後2時からに個人演説会を設定してくれて、森本さんが呼び掛けて回ってくれたのです。

個人演説会

時間前に会館に行きました。集まってくれたのは5人でした。朝呼び掛けて午後から5人も集まってくれたのです。嬉しいことです。僕は5人の方にいつもと同じように話をしました。5人だからこそ、話がしやすい環境なので意見を出してくれたのです。

「75歳になったとき免許返納を言われたので返したのですが、家から動くことができなくなりました。公共交通、特にバスを運行させてください」という要望です。これは循環バス、オンデマンドバスのようなしくみを作ることだと思います。

そして近くにスーパーがないので買い物に行けないことです。移動式スーパーや公共バスを整備することが必要だと思います。これが政策の種であり県政で取り上げるテーマなのです。これが議員の役割であり、ここから政策を創り出す力が政治家の役割なのです。

地域の皆さんが望んでいることは新聞に書かれている争点は違うでしょうとなります。主役は地域で暮らしている方々ですから、どちらを取り上げて県政の場で解決するか、簡単に分かります。

これは一つの地域だけの課題ではないですよ。やがて私達も年をとり運転できなくなる時が訪れるのです。和歌山県、和歌山市の課題として取り上げるべきテーマではないでしょうか。僕は集まってくれて意見してくれた人と約束したのです。令和5年6月県議会で取り上げますから、と。この約束を守るために、皆さんのお力で当選させていただきたいのです。そうしなければ聞いた意見は実現に向かわないのです。どうか皆さんの力を結集していだき当選させて欲しいのです。

電話をくれた森本さんは、昨日も今日もハガキを書いてくれています。明日は投票日ですよ。それでも僕の一票を増やすためにハガキを書いてくれているのです。有り難いことではないでしょうか。本当に嬉しいことです。選挙なんて知らないですから。それでも集めてくれているのです。これも政治であり思っていることを実現させる、このことが議員のやるべきことなのです。

政策を言おうとすればこれまでの実績から言うことが出来ます。オリンピックまでにスケートボード練習場をつくりました。宇宙教育を全国で一番早く導入しました。15年以上前に上野精一さんと串本町に立って話し合ったロケット発射場も完成しました。万が一巨大災害が発生したときに高齢者が避難して安心できるように福祉避難所も指定しています。ペットとの共生社会の実現を議会で取り上げたとき、議場から「ペットなんか一緒にするな」とヤジが飛びました。時代が早かったのですが、和歌山県として必要だと思ったので取り上げました。今ではペット、ワンちゃん達は家族と一緒の時代になりました。ペットと一緒に逃げられる避難所も増やしています。政策提言したことを実現させてきましたが、これらには全て物語があります。やった人が物語を語ることができることができるのです。今の項目を物語として話そうとしたら一項目で1時間ぐらいかかりますから今日は止めておきますが、令和5年に向けた政策もホームページに書いていますので、是非ともご覧ください。

さて今回の選挙は本当に苦しいことがありました。辛いことも悔しいこともありました。

それでもここに立つことが出来ているのは、チーム片桐のスタッフのお陰です。事務所での朝の挨拶をしてくれますし、帰ってきたときは元気に「お疲れさまでした」と挨拶をしてくれるのです。スタッフの皆さんがいなければ、今日のこの場に立つことはできなかったでしょう。そんなチームメンバーを誇りに思っています。

選挙戦が始まってから、それまででも、やるべきことはやってきました。これ以上、やれと言われてもできません。

どうか皆さんにお願いがあります。選挙戦で聞かせてもらった地域の課題、皆さんの話を政策として議会で取り上げるためには、選挙で当選させていただく必要があります。

議員が知事と議会で話が出来るのは、偉いからではありません。皆さんから支持されていることか力になっているからです。6,600票をいただいて当選させてもらったなら、僕の背中に6600人がいることになります。7,000票をいただいたら7,000人が背中にて発言することになります。8000票を頂戴したら、8,000人を背中に背負って、知事と対峙することができます。

6,600人の責任を背負っているのと、8,000人の責任を背負っているのとでは、知事に向かっていく力に差があります。6,600人の責任を背負って議論するよりも、8,000人の責任を背負って発言する方が力はあるのです。

前回、当選させていただきましたが悔しい思いをしました。今回は前回と違って大きな責任を背負わせていただきたいと思います。大きな責任を背負う覚悟で戦っています。

だから皆さんに今一度のお願いです。全員の一票をください。そして一人、いや二人で良いので携帯アドレスから友人に片桐あきひろの支持をお願いして欲しいのです。皆さんが二人に声を掛けてくれるなら。きっと大きな責任を背負うことが出来ますから、どうかよろしくお願いいたします。

個人演説会

最後になります。いよいよ明日が投票日です。是非とも片桐あきひろへの指示を広げていただき、皆さんの力を預かりたいのです。

これまでも無理なお願いをしてきましたが、もう一度無理をお願いします。明日の投票日には、友人、知人に声を掛けていただき、片桐あきひろを押し上げていただきたいのです。どうかよろしくお願い申し上げ、最終のお願いとお礼とさせていただきます。何卒、よろしくお願いいたします。本日はありがとうございました。

以上が演説の趣旨です。僕も感動しましたし、皆さんも感動してくれたと感じています。

スポーツで感動するように政治でも感動するようにしたいと思っていましたが、今日、それが実現できたと思っています。

今日、個人演説会の演壇から見た素晴らしい光景は生涯忘れることはないでしょう。そして最高のチーム片桐で戦えた選挙戦のことを誇りに思いますし、生涯、この選挙戦を忘れることはないでしょう。最高の景色を見ることができました。

そして今日の演説が、これまでの中で最高の演説だったと感じています。いつものように壇上に立つまで話す内容は考えていなかったのですが、マイクを持って前に立ったときから最期まで、心の中から自然に出てきた言葉です。

令和5年3月31日から4月8日までの選挙戦の日々を決して忘れることはないでしょう。最高のチームで戦った結果を待ちます。皆さんに感謝申し上げます。

ありがとうございます。

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その他
  • 街頭演説午前8時30分、朝日地域に街宣車で訪ねて街頭演説を行いました。96歳のおばあさんが呼びかけてくれ、最高年齢99歳のおばあちゃんも参加してくれました。長寿命地域の皆さん、ありがとうございます。

  • 会社で集会応援してくれている社長が、会社で集会を開催してくれました。仕事を休めて話を聞いてくれたことに感謝しています。

  • お世話になっている高木さんが、皆さんに呼び掛けてくれて集会を開催しました。紀淡海峡ルート、和泉山脈の太陽光発電の状況について質問をいただきました。現状を丁寧に答えました。
  • JR和歌山駅前で街頭演説JR和歌山駅前で街頭演説を行いました。その後、みその商店街と周辺を歩いて回りました。皆さんからの温かい声援に心から感謝しています。和歌山駅周辺を周って良かったと思っています。