毎年恒例だった都をどりツアーが再開されました。コロナ禍では実施できなかったツアーが戻ってきました。朝の挨拶のためJR和歌山駅を訪れたときにツアー参加の皆さんと出会い、挨拶とお見送りをさせてもらいました。日常が戻ってきていることを嬉しく思いますし、ツアー参加の皆さんの笑顔が春を告げているようで素敵でした。皆さんに挨拶できたことを嬉しく思っています。
市内の二箇所の会社を訪問し、朝礼の場とお昼休憩の時間に決起集会を開催してもらいました。どちらの集会も現状報告と選挙戦を抜け出すためのお願いをしてきました。決意を聞いてくれた皆さんの表情は険しさがあり、「応援しているよ」の感情が表情から感じることができました。
挨拶の機会をいただけることは有り難いことであり、期待に応えられるよう活動を進めています。
某企業での集会を終えた後、お世話になっている「ふじや食堂」を訪ねて昼食をいただきました。元祖アロチの洋食屋さんの料理は、どれもこれもとても美味しいのです。僕は常に「美味しいですよ」と話していますが、行ってくれた人からは「とても美味しかったです」と聞いています。
ふじや食堂さんは「片桐さん、こんなお忙しい中にも関わらず来てくれたことに感謝しています」と歓迎してくれました。昼食をいただいたので、午後から活動するための活力が生まれました。
春の到来と共に温かさが増し、片男波集会所で「片桐あきひろ個人演説会」を開催しました。呼びかけに応じて約40人の皆さんが参加してくれたので、片男波で個人演説会を開催したものです。午後6時から7時まで、個人演説会で県政への参加についても話しました。
個人演説会で話した主な内容は次の通りです。
1.自治会長からお褒めの言葉をもらっていたことを思い出しました。それは「私も市役所にいたので、たくさんの議員さんとお会いして話してきました。平成15年の当時、議場で片桐さんの質問を聞いたのです。私の経験から、和歌山市には凄い議員が二人いると思ったのです。一人は片桐さんで新人議員とは思えないほどでした。もう一人は誰でも知っている有名な人ですから十分に気をつけてください」と話をしてもらいました。
会長が話してくれた二人の議員に仲間入りさせてもらえる段取り調整について感謝しています。
2.万葉の時代、片男波は自然美で天皇などが訪れ、気持ちを和ませてくれたと伝えられています。日本遺産だとか和歌浦は再生できると訴えている学者や議員は大勢いますが「それは解決できた」と話す人はいません。自然信仰や海が珍しいなどの理由があると思いますが、その他に参考になる意見を聞かせてもらっています。
片男波が素晴らしいと言う県外の人は多くいます。それに対して、地元の私達が片男波は凄い場所だとは思っていないのです。地元が思っていないことを観光客が「凄い」と思うことはないのです。
奈良時代の天皇たちは、片男波のことをエンターテイメントだと捉えたのです。塩の満ち引き、月が昇る神秘的な光景、それらの自然が奏でる光景を現代の言葉で表すとスペクタクルやエンターテイメントと同じ感覚を共有できたのです。
映画や娯楽がなかった時代、片男波海岸の潮の満ち引きや天井に月が昇っていく姿を見て「凄いエンターテイメント」だと感じたのです。自然を保護するだけで経済の循環は計れません。観光で生きていくためには、既存の自然に加えて娯楽的要素が必要なのです。
静かに自然を眺めて「凄い」と思ったのではなく、エンターテイメントを「凄い」と思ったのです。
3.雑賀崎にスケートボードパークの設置を行っています。当時、和歌山スケボー協会のメンバーと話をする中で「スケボー練習場」を作って下さいと依頼がありました。15年以上かかった実現しなかったことですが、「それなら東京オリンピックで正式種目になったので、その年を目指して設置をしましょう」と話しました。
結果としてスケボーパークの竣工時期が、2020年の東京オリンピック開会式に間に合ったのです。
主に以上のことを伝えて、片男波での集会を終えました。