桜の季節の和歌山市は華やかです。和歌山城や紀三井寺を始め桜の名所がたくさんあります。選挙戦が始まって最初の土曜日でもあり、和歌山市内のイベント会場に赴きました。

最初は本町公園で開催されたマルシェです。公園内に30程の店舗が設置され、飲み物、食事、古着、コーヒーショップなどが並びました。出展者と話をしたところ「屋外イベントで和歌山市を元気にしたい」「みんなに楽しんでもらいたい」「こんな企画がありお誘いしてくれたことが嬉しいことです」などの話が多く、地域活性化を担ってくれている皆さんの気持ちが伝わってきました。

会場に入ると、マルシェを感じさせてくれる賑やかで楽しい雰囲気がありました。出店している皆さんと話を交わしながら会場にいたところ、ユーチューバーやティックトッカーが会場に来てくれました。今回のイベントのゲストで事前公表していなかったと聞いたので、話を聞かせてもらいました。

今回、和歌山市に来てくれたのは人気のインフルエンサーで、出展者や来場者が「写真を撮ってください」と依頼する光景がたくさん見ることが出来ました。和歌山市内では職業としてのインフルエンサーと会うことがないので新鮮な感覚がありました。

会場内で自分が主役として登場させて光景と話を交えて動画を撮影しているのです。彼や彼女の前には誰もいないですが、撮影している映像の先には大勢のフォロワーがいて、本町公園のイベントを見ているのです。インフルエンサーを通して会場の雰囲気を楽しんでいるような感覚です。

彼、彼女達が自らを撮影しながら会場内を歩いている光景は、生きた現代社会を見せてくれているようでした。何万人というフォロワーが「本町公園にいる」という信じられない感覚の世界が生み出されているのです。その世界を創り出している職業があることの不思議さを感じていました。

そこでユーチューバーとティックトッカー達と会場内を一緒に歩いてみました。そうすると彼、彼女達を知っている人がたくさんいて「一緒に写真を撮ってください」いう人が現れたのです。出展している皆さんも同様で、イベント会場全体が盛り上がっていった感覚がありました。

選挙期間に入っていたので、彼や彼女に選挙の話もさせてもらいました。そうしたところ「政治には関心があります」という返事があり、少し政治の話をさせてもらいました。新しい職業の人に政治、県政を知ってもらうことは、若い人を中心とした世論に影響すると思ったからです。

新しい職業、現代社会の現象を政治のしくみや選挙制度の中に組み入れないことには、政治と社会の価値観はもっとずれていくと思います。そうさせないためにも新しい職業の人達が政治参画して欲しいと思うのです。

時代の変化に伴う社会の要請に応じて仕事をしている皆さんですから反応は良く、興味を示してくれました。

本町公園のマルシェを開催したことが「ここで一体どんな世界を創り出しているのだろう」と思っています。今日のライブと後日の反応も楽しみです。

僕は、イベントの後、北ぶらくり丁、中ぶらくり丁から、和歌山城、そして砂の丸公園へと皆さんに挨拶をさせてもらいながら向かいました。本日歩いた歩数は2万歩ぐらいだと思います。今日出会った皆さんに感謝しています。

昼食に立ち寄ったお店のオーナーが玄関を開けた瞬間に近寄ってくれて「片桐さん、お忙しい時に来ていただいてありがとうございます。応援していますから」と話してくれたのです。そして「私も子どもも、友達や知っている人に『片桐さんを応援して』と話しているのですが、その全ての人の反応が良いのです。皆さんが『片桐さんは良い人ですよ』と言うのです。みんなの話を聞いて、更に私は「片桐さんは凄いな」と思っています」。

昼食後に活力が出てきたのは言うまでもありません。

• 午前7時40分から8時まで、津秦事務所前の歩道に立って、道行く人に対して手を振って挨拶をいたしました。約20人が並んで手を振る姿は、動画や写真で見ると凄く迫力がありました。人が集まることが力だと思いました。だから良い人と集まってチームをつくり上げることが必要なのです。但しこのチーム作りはとても難しいのです。
• 選挙活動終了後、毎日、スタッフで会議を行っています。今日の行動と良いところと反省すべきところの報告、そして明日の計画と予定を伝達しているのです。