和歌山県議会議員選挙の出陣式を行いました。本日、県議会議員選挙が告示され、立候補届を提出して選挙戦がスタートしました。番号は17番だったのですが、参加者の一人が「凄く良い番号ですよ。エンゼルスの大谷翔平選手の背番号ですから、世界一の番号です」と話してくれて、自身が羽織っていた大谷選手の赤色のユニフォームを貸してくれたのです。
「これを着用して戦ってください」と話してくれたので着てみると、イメージカラーの赤のブルゾンとマッチして似合っているのです。初日は出陣式から活動を終えるまで、大谷選手のユニフォームを着て選挙活動を行いました。
出陣式での挨拶の趣旨は次の通りです。
おはようございます。平日の、そして年度末の早朝からお集まりいただいたことを心から感謝しています。皆さんのおかげでスタートラインに立てたこと、県議会議員の候補者になれたこと心から感謝しています。
こんな素晴らしい舞台に立たせてくれたのは参加してくれた皆さん、そして素晴らしいスタッフがいたからです。もし誰かが欠けていたら今日の日はなかったかもしれません。
最初に皆さんに素晴らしいスタッフを紹介したいと思います。この出陣式の現場にいることなく、駐車場係として来てくれた方の車を誘導してくれている人がいます。ここで話を聞くこともなく、皆さんに会うこともないのに懸命に役割を担ってくれているのです。ありがとうございます。
毎日、事務所の当番をしてお客さんをお迎えしてくれている女性スタッフがいます。お客さんに気持ち良く事務所での時間を過ごしてもらう気配りをしてくれていることに感謝しています。
そして僕が後援会者を回り切れないので、代わって訪問活動を担ってくれていた男性スタッフにも心から感謝しています。ありがとうございます。
ここまでの道のりは本当に苦しくて、辛くて、心が折れそうになることもありました。
でも支えてくれる人がいたからこの日を迎えられたと思っています。これまで政策を掲げ県政をリードしていく人がリーダーだと思っていました。これは大きな間違いでした。
この数週間での間で、上から政策を振りかざすのではなく、一人ひとりの皆さんとの信頼関係に基づいた心のぬくもりを感じることがリーダーだと思うようになりました。多くの人と優しさと信頼を共有し、それを元にして活動をすることが議員の役割なのです。書いてあるような政策を並び立てる議員や、聞く力を持たない議員はリーダーにはなり得ないのです。そんなことに気づかされた数週間でした。
皆さんと心を通じ合わせて、信頼に基づいて選んでもらえることで議員と言えるので選挙は押さえて抑えられるものではありませんから、皆さんの力を合わせてもらう以外に県政のリーダーにはなれないのです。強いリーダーとは、人に対する優しさを備えていることが条件だと思うのです。
今回の活動は本当に苦しくて大変でした。昨日の夜、事務所ではスタッフの方々が出陣式の打ち合わせを行っていました。僕は事情があって事務所に到着したのは午後8時20分頃でした。夜間、この事務所の周囲は真っ暗なのですが、事務所には電気が灯っていました。
事務所で打ち合わせを行っていたので参加しようと扉を開けたのですが、中に入れませんでした。スタッフの方々が笑顔と優しい瞳で見てくれていたので、その温かさに涙が出てきたのです。だから涙が止まるまで事務所に入れなかったのです。
こんな素晴らしいスタッフに囲まれて活動が出来ていることは誇りであり、このメンバーで戦って決して負けるはずはないのです。
そして本日、出陣式の日を迎えました。最高のメンバーで戦っていけることを嬉しく思うのです。皆さんのおかげで、これまで4期19年の経験を積み重ねてきました。今回の選挙は県議会議員としての集大成の選挙になります。現在、全ての候補者が横一線の状態です。ここから抜け出すための力勝負の段階に入っています。皆さんのお力をお借りして、選挙戦を勝ち抜きたいと考えています。どうか皆さんにはご支援をいただき、これまで以上のご応援をお願いしたいと思います。行ってまいります。ありがとうございます。
さあ、選挙戦がスタートしました。出陣式の後、17番の選挙道具を受け取り、地元に向けて街宣車で挨拶を行いました。その後、関西電力和歌山支社構内で演説、続けてやすらぎでの県政報告、福祉施設の訪問、関西電力和歌山電力所での県政報告、そしてクローバーの会で県政報告を行いました。
県政報告の後は、僕の応援のために皆さんの自宅を訪問してくれている事務所に立ち寄りました。事務所では明日の行動を確認してみんなで共有して選挙戦の初日を終えました。