活動報告・レポート
2023年3月26日(日)
岡崎先生
岡崎先生
岡崎先生

僕の向陽高校3年F組の担任で、人生の恩師の岡崎先生を訪ねました。最初に、先生が元気でいてくれたことを何よりも嬉しく思います。いつまでも健康で元気でいて欲しいと願っています。

現在は疲れが出ている時期であり、岡崎先生との1時間は高校生に戻れてリラックスできる大切な時間となりました。恩師との時間は、当時と全く変わらない時間の流れなので心が平安になれます。それに先生は幕末歴史に詳しく、紀州や薩長のことを良く知っています。その理由の一つが岡崎邦輔氏の直系の家系だからです。岡崎邦輔氏の文献などを調べた経験から、紀州の陸奥宗光伯のことも知識があると聞きました。

和歌山市森にあった岡崎邦輔氏の自宅は大きな屋敷で、そこには籠があって和歌山城に行くときに利用したようです。子どもの頃には岡崎家の子どもが縁側で遊んだこともあったようですが、今は住宅地になっています。その家屋や資産を売却してしまったので「今はその場所に岡崎家がいたことを示すものは何も残っていない」ということです。

売却した理由は「岡崎邦輔氏の子どもが相場に手を出して大きな借金をしてしまい、家屋や田畑など全て売却して全て借金返済に充当したようです」ということです。

先生との話は、幕末の歴史と当時の岡崎家、そして僕たちの高校時代の話が中心となりました。当時の先生が厳しかったのは時代でしょうが、「強くなるためには厳しい指導も必要だった」ということですが、それは正解だったと思います。導いてくれる人は厳しさと優しさが必要で、それがあるから生徒にとっていつまでも先生であり続けるのです。

「俺も80歳を超えてしまったから、何時どうなるか分からない」と言いますが、コロナ禍以前は毎年、外国旅行をしていました。「個人で外国に行くことは苦労を伴うことだけど見聞が広がるし新たな経験にもなるので、できれば多くの国に行って欲しい」と話してくれました。

知識と経験に裏打ちされた恩師の話は実に楽しいものでした。当時の授業を楽しいと感じていたなら、今と同じ場所にはいなかったと思います。でも人生は何がどうなるか分かりません。勉強をしたから好転することもあるでしょうが、しなかったとしても問題はないと思います。社会人生活の中では、経験と人脈は知識に勝ると思います。経験と人脈を得るために知識を得ることも必要だったと思います。

先生のようにいつまでも先生でいてくれる存在がいることは有り難いことであり、ずっと恩師でいて欲しいと願っています。

帰り際、先生との会話を聞いていた奥様が「とても爽やかで、気持ちが良くて良い方ですね」と話してくれたことに感謝しています。

和歌山フラメンコ協会
和歌山フラメンコ協会

和歌山フラメンコ協会が令和4年度和歌山市文化奨励賞を受賞したので、そのお祝いの記念式典に協会顧問として参加しました。実に華やかで楽しくて、式典に参加した人は誰でもフラメンコが好きになる式典となりました。森久美子先生と舞踊団の皆さん、司会で盛り上げてくれた会員さん、そして舞踊を踊ってくれた皆さんに感謝しています。

開会に際して僕からの挨拶の趣旨は次の通りです。

和歌山フラメンコ協会

皆様、こんにちは。和歌山フラメンコ協会が「令和4年度和歌山市文化奨励賞」を受賞できたことを皆さんと一緒に喜びたいと思います。今年で活動を開始して22年を迎えますが、和歌山市長が私たちの団体の活動を評価してくれたことで受賞できたものなので、ここにいる市長にも深く感謝を申し上げます。

和歌山市が評価してくれた活動を考えてみました。和のフラメンコの公演活動を県内だけではなくて東京や大阪、名古屋や沖縄など全国に行っていること。森先生のスタジオでフラメンコ文化を普及拡大するために、お客さんに呼び掛けてスタジオでのフラメンコを鑑賞できる活動を行ったこと。和歌山大学の学生にフラメンコを習う機会を提供してくれたことなどが挙げられます。

そこには森先生がいて、舞踊団の皆さんがいて、和歌山フラメンコ協会は引っ張られて活動が出来たことは有り難いことです。

顧問に就任させてもらってから15年が経過しているので、これらの取り組みを振り返ることができて感慨深いものを感じます。そして県外の人から聞かされることがあります。「和歌山県は良いところですよね」と。一般的には「温暖でみかんや梅干しがあって」とつながるのですが、そうではなく「和歌山市では本格的なフラメンコを鑑賞することができるじゃないですか。本格的なフラメンコを鑑賞できる県は他にないですよ」ということです。これも森先生と舞踊団の活動が評価されてのことだと思います。

今回の受賞を機に和歌山市のフラメンコがもっと全国に評価され、和歌山県を舞台としてフラメンコ文化を定着させていきたいと思います。

本日、皆さんに心から感謝申し上げ、共にフラメンコを楽しめる和歌山県であることを誇りたいと思います。ありがとうございます。

和歌山フラメンコ協会

挨拶の趣旨は以上です。記念式典ではお祝いのフラメンコ、お別れのフラメンコ、歓喜のフラメンコなどを踊ってくれました。式典の最後は、みんなで楽しめるセビジャーナスです。

舞台と会場が一体になった素晴らしい光景がありました。一緒に踊ってフラメンコと記念式典を楽しませてもらいました。

その他
  • 孫市まつり今年で19回目を迎える「孫市まつり」会場に行ってきました。雨天の中、3年振りの孫市まつりをみんなで楽しめました。これは和歌山市を盛り上げてくれるお祭りです。
  • 電話をいただきお世話になっている飲食店に立ち寄りました。「後援会に入会してくれた人がたくさんいます。来て下さい」との電話の通り、多くの方に呼び掛けてくれていました。その心配りと気持ちに感謝しています。
  • 活動計画事務所で今週の活動計画について協議を行いました。やるべきことが山積しているので、後半戦に向かいます。