いきいきシニアのウオーキングイベントに参加しました。訪問した先は和歌山市坂田の了法寺です。この了法寺では毎年3月15日に、お釈迦様の入寂から一ヶ月後にその徳を讃えるために「涅槃会(ねはんえ)」が開催されます。一年に一度だけご開帳される「立体涅槃群像」を保有する寺院は国内で2カ寺と言われています。そんなご開帳の今日、ウオークイベントで同寺院を訪れました。
お寺の周囲と境内ではマルシェが開催され、到着した時には賑わっていました。「毎年、こんなイベントが開催されていたんだ」と思いました。
ところで了法寺は紀州徳川家初代藩主、徳川頼宣公の義兄であり、同家の家老を務めた三浦為春が父母の精霊を弔うために建立した寺院です。語り部さんが三浦為春についても説明してくれたので、紀州徳川家の歴史の一端を知ることが出来ました。
いきいきシニアの坂本平さんは「この企画をするために何度も了法寺を訪れて打ち合わせをしました。三浦為春が寺院を建立したことや、紀州徳川家に仕えた人物であったことなど、意識していなかった紀州の歴史を学ぶことが出来ました」。
また説明してくれた語り部さんは「私は富山県出身ですから分かるのですが、和歌山県は歴史の宝庫です。お寺の石にさえ物語があり、語れる歴史の深さを持っている県です。歴史と文化を感じられる和歌山県をもっと誇って欲しいと思います。これだけ歴史を語れる資源を持つ県はないですよ」と話してくれたことに感謝しています。
確かに普段は了法寺を訪れる機会は少ないのですが、三浦為春と紀州徳川家の物語や、お釈迦様の物語の他、明治時代にこの寺院まで津波が押し寄せたことを示す石碑が残っています。津波の後も物語として語られるようになっているのです。
但し、お寺の物語を語り継ぐ人が少ないことは、将来、物語が消えてしまうことを懸念しています。
さて、いきいきシニアの会員の皆さんとお昼時間に懇談することができました。会員の皆さんから「先週、法要で親戚の集まりがあり、弟から片桐さんのことを聞きました。今日、初めて片桐さんに会った偶然に驚きながら、ウオーキングイベントに来てくれたことに感謝しています。写真で見るよりも男前ですね。話を聞き、直接会ったことで片桐さんのお人柄が分かりました。もちろん応援しています」と話してくれました。
境内にもお世話役の人がお手伝いをしていたのですがお声をかけていだき、またたくさんのお客さんからもお声がけをいただきました。皆さんからいただいている応援力を受け取りました。
いきいきシニアの皆さん、そして了法寺でお会いした皆さんの応援と歴史を知り学ぶ美徳に感謝しています。
日頃から社長にお世話になっていることから、懇談会の席で同社協力会社の仲間を集めていただきました。開会に当たり社長から話をきかせてもらいました。
「私はこれまで県議会議員や市議会議員をお願いしたことはありません。今回は、やっと自信をもって推薦してもらえる議員さんが、ようやくできたので、是非とも皆さんに片桐さんの応援をお願いいたします」と話してくれました。
この言葉で、一瞬で良いチームで動いている皆さんだと思いました。
僕からは県政の取り組みとしての高校教育、宇宙と和歌山県、企業と和歌山県としての歓迎などのテーマで話を切り出しました。和歌山県で取り組みを進めている宇宙やロケットに関心を持ってくれたと思います。
また「良いチームとして活動できる機会があることは嬉しいことです」と話しました。
- 隣接の自治会、地元自治会の皆さんを訪問したところ、温かく歓迎してくれたことに感謝しています。従前とは訪問した先の皆さんの笑顔と言葉が違うことを感じています。このような活動を大事にしたいと考えています。
- 訪問に参加してくれている方から「訪問していて楽しいです。訪問したところはみんな良い方ばかりなので、片桐さんが日常良い行いをしていることが分かります。訪問して嫌な思いをしたことはないですよ」と話してくれたことにも感謝しています。