令和5年2月県議会一般質問が始まりました。岸本新知事での初めての一般質問なので、その政策と考えに注目しながら質疑を聞かせてもらいました。早速、新知事の考え方が表れている政策があり、また突然の財政危機警報が示したことの実情と考えを聞くことが出来ました。
新知事は継続すべきことは継続しつつ、改めるべきところは恐れずに改める姿勢があるように感じました。確かに、健全財政が突然に財政警報を示す事態に陥ることは予想もしていませんでした。和歌山県の財政は悪くはないと思っていたので、突然の数字の変化に戸惑いますが、事実を示したうえで財政健全化策を考えることは大事なことだと思います。本質を示して対応することが解決の道ですから、財政警報を示して対応することは良いと思った次第です。
また同僚の中拓哉議員が登壇して最後の一般質問を行いました。登壇した回数は通算して44回、議員生活は通算24年でした。あっという間の24年間と表現してくれたのは、日々の活動を懸命に行っていたことの証拠だと思います。続けてきたことには終わりがあるのは社会の道理で分かっていることですが、それでも終わりを迎える時の寂しさがあります。
中議員の最終発言から、やり切った感と一抹の寂しさがあるように感じ共感しました。
中議員とは県議会議員の同期生で共に四期目を務めています。同期の会で懇親を深めていますし、中議員は勉強家で論客ですから質疑を聞くだけで勉強になっています。
質疑を聞いて思うことは「議案書や県政の課題を詳細に至るまで良く調べている」ということです。どうして時間を捻出しているのか不思議に思いますが、とにかく詳しく調査しているのです。
議場で中議員の質疑を聞かせてもらい、最終の質問を迎えた時はやはり寂しさを感じました。同期生が去ることの寂しさを感じながら、「中議員、長い間、お疲れさまでした」と伝えたいと思います。但し、まだ今県議会は続きますから、委員会での質疑を楽しみにしています。
一般質問初日は二人が登壇して岸本知事と質疑を交わしました。新しい県政がスタートした瞬間にこの場でいられたことに感謝しています。これまでと同じ議場でしたが、室内に新鮮さが漂っていました。
明日の和歌山県政を創るための議論が始まりました。楽しさと期待を感じながら挑むことにしています。
また議会運営委員会も開催されました。補正予算案の採決方法や、勇退する議員の登壇方法の改正などが示されました。
- 開設準備を進めている新事務所に必要な器材などの搬入を行いました。作業と準備はスタッフの皆さんがいなければできないことばかりです。一人で出来ることはなく、全ての行為に人が関わってくれています。そのことに心から感謝しながら活動できることを嬉しく思います。
- 夜の時間に懇談会の時間を取ってもらいました。県政報告や事務所開設の案内などを行ったところ「印刷物の写真より実物の方がずっと良いです」と話してくれました。有り難い話に感謝しています。
- 一般質問について協議を行いました。明日が議長宛ての通告期日なので、本日、一般質問項目を決める予定です。