「菜の花の集い 第14回感謝の会」に来賓としてお招きをいただきました。菜の花の会代表には日頃からお世話になっていて、今回も昨年に引き続いて「来賓として是非、来て下さい」と招待してくれました。
約100人が歌う音楽イベントを楽しみにしていたので、心からの挨拶をさせていただきました。
皆さん、こんにちは。本日、「菜の花集い 感謝の会」が開催されましたこと、心からお祝いいたします。長かったコロナ禍への対応も光が差し込んで、ようやく和歌山市に歌声が戻ってきました。日頃からの練習の成果を発揮できる機会があることは、毎日の練習の励みになり、今日の舞台を目指してきたことと思います。
昨年もこの舞台で挨拶をさせていただきましたが、今回も挨拶の機会を頂戴したことに感謝しています。皆さんのご奮闘を心から願っています。
さて先週から和歌山県議会が始まっていますが、産業振興や観光振興と共に文化芸術振興も県政の課題として取り上げています。本会議で知事は「特に文化と芸術」との発言がありました。原稿には「特に」がなかったのですが、知事の思いが言葉に表れたものと考えています。
文化芸術には音楽が含まれていて、当然ながら日本の文化であるカラオケも入っています。和歌山県と千葉県はカラオケを愛好する人口比率が多いと思いますが、そのカラオケを振興させることが、和歌山県の文化振興や健康の維持増進につながっていくと思います。
県議会活動では文化芸術に力を入れていますが、更に文化力向上を目指していきたいと考えています。本日、和歌山県の参加者が多いと聞いていますが、和歌山県のカラオケ文化の向上だけではなく、県外から来てくれている人と一緒に、関西の文化レベルも高めていきたいと思っています。関西の文化レベルが向上することは、和歌山県の文化レベルも高まることを意味していますから、カラオケ文化を通じて関西の文化力を高められるよう、取り組んでいきたいと思います。
最後になりますが、本日のご盛会をお祝いしてお礼の言葉といたします。楽しい一日になることを祈念しています。ありがとうございます。
出演者の皆さん、歌謡講師の皆さんから、応援と励ましの言葉をいただきました。皆さんの応援が力になっています。
和歌山市園部にある伊達神社を訪ねました。神社に関する話を聞かせてもらった後、「神社と防災」の話を聞かせてもらいました。
「神社の立っている位置は災害に合わない場所が多いのですよ」という話です。同神社も参加した研究では、津波や台風などの災害の影響を受けない場所に神社があることが多いことが判明したそうです。地域にとっての鎮守の森は、地域の防災拠点になり得る場所でもあるのです。昔の日本人の知恵でしょうか。神社は安全な場所に建てられているようなのです。神様を祀る場所は災害から遠く安全な場所と考えるべきですが、その考えで建てられているようなので、先人の知恵と信仰心の強さに感銘を受けました。
そのことを共同で研究して地域に知ってもらおうとしている宮司さんも凄いと思います。さらに「伊達神宮を避難施設として活用してくれたら良いと思います。備蓄品も保管しています」と話してくれたように、神社と地域の新しい関係を模索しているようです。
鎮守の森と共に防災拠点になり得る場所が神社なのです。避難は地元の神社に行くことも命を守る方法の一つであり、避難所に指定されている小学校の体育館よりも伊達神社の方が高台にあるので「より安全」だと言えます。
ところが行政に「地域の皆さんの安全を護るためにも、神社で食料や飲料水の備蓄が必要です。自費で購入しているので、負担軽減のため一部でも公費で負担できないでしょうか」と相談したのですが、結果は「民間には出せません」という回答だったようです。
前例主義、進歩的なことをやらない、役所の考え方が正解だと考えるような役所的な見事な模範回答です。せっかく大学との共同研究で、安全な場所にある神社を避難施設として活用することを提案したのですが、採用されなかったようなのです。
「神社で防災」のパンフレット作製、研究成果の本の発刊、地元地域の鳥瞰図の作成などを行っていますが、地元自治体との連携と支援が欲しいと感じました。
この神社と防災の案件に関しては、深く調査する課題だと認識できました。今後の活動の中に取り入れることにしています。
- 今朝から夕方まで、訪問に同行してくれたスタッフの皆さんに感謝しています。そして電話をしたところ「今からきてください」と心から歓迎してくれて、地域内を同行して訪問してくれた敬愛すべき先輩にも深く感謝しています。皆さんの応援力をエネルギーに変えて活動できました。ありがとうございます。