活動報告・レポート
2023年2月15日(水)
県議会の説明
県議会補正予算審議

令和5年2月県議会は、令和4年度補正予算案の審議を行いました。総務委員会に付託された議案の審議を行い、提案された議案は全て可決しました。

今日の結果は来週開催予定の本会議で採決することになります。その後は令和5年度の当初予算案などの審議のため一般質問、委員会審査に入ります。

和歌山文化協会役員会

和歌山文化協会役員会に出席しました。各部長からの報告に続いて各部会幹事からも意見を述べました。役員会で幹事が発言する機会はこれまで多くなかったようなので、茶道副会長からの提案があり実施したものです。

僕からは昨日、和歌山県内で古い茶道用の茶碗を見つけた件の報告と、岸本知事が県議会冒頭の施政方針で「特に、文化、芸術には力を入れたい」と力強い発言があったことを報告しました。知事発言によって和歌山県の文化レベルの向上につながることが期待できると思います。

県議会の説明

10歳代と20歳代の若い人に対して県議会の役割、政治のしくみ、そして議員を選ぶことについて説明を行いました。10歳代、20歳代の若い人は政治に関心が薄く、行政のしくみについての知識が得られるよう事例を用いて説明をしました。若い人が政治に関心を持ってもらうことが県の活力となり、将来の和歌山県の発展につながるものですから、どうしても興味を持って欲しいと思っています。

中でも高校生は今春に卒業をした後、大阪に進学することが決定しています。彼女は「和歌山県が好きなのですが学びたい科目を教えてくれる学校が和歌山市内にはないのです。仕方なく大阪市に行くことにしましたが、卒業後は和歌山市に戻って仕事をしたいと思っています」と話してくれました。

若い人が和歌山市内で仕事ができる環境を創っていくことが議員の役割です。聞かせてもらった課題を県政に反映するよう取り組みます。

また小学生の子どもを持つ母親は「学校からの連絡を受け取るにはメールアドレスを登録する必要があります。今、保護者同士の連絡はLINEを使っているので、アドレスを作っていない人も多いし、迷惑メールが届くのでメールをカットしている人も多いのです。できたら学校からの連絡はLINEに切り替えて欲しいと思います」と話してくれました。

学校では今も一斉メール配信していることを知りませんでした。公立の小中学校、県立高校も同じしくみだと聞きました。一斉メールは古いしくみなので改善の余地があると思います。メールを見ない保護者や生徒に対してメール配信をしても、必要な情報が伝わらないばかりか不審者情報などを受け取る時期が遅れることも有り得ます。

時代と共に使用するツールが違っていきますし、学校からの情報発信も時代に対応する必要があります。社会を見てもメールを使って情報交換している人は少数派だと思います。早速、この件は教育委員会と協議を行いたいと考えています。若い人から聞かせてもらった懸案を県政で取り上げることが、興味を持ってもらうことにつながります。

説明した後、県庁内の広報課、観光課、正面玄関、保田龍門のレリーフなどを案内しました。初めての県庁訪問に「社会見学みたいです」と感想を伝えてくれました。