活動報告・レポート
2023年2月13日(月)
県議会開会
県議会開会
県議会開会

令和5年2月県議会定例会が開会しました。岸本知事の初議会であり、県議会議員にとっては任期中での最終の議会となるので、今回も一般質問の通告を行いました。

開会に際して、知事の就任の挨拶と政策の説明がありました。

知事のスタイルは「現場に出向いて生の声を聞く」ことです。そのためボトムアップ型の県政を目指すこと。そして県当局と県議会の二元代表制を尊重し、丁寧に意見を戦わせながら県政を進めることを伝えてくれました。

そして令和5年度の重点施策は次の通りです。

  1. 産業の振興について
    農業、林業、観光振興を行うこと、そこに宇宙関連産業の集積を目指すことや最先端企業の振興と企業の成長支援を行うことにしています。
  2. 子どもを育む環境づくりについて
    放課後児童クラブや子ども食堂の充実による子供の居場所づくりなど多面的に子育て支援を行っていくことにしています。また特に文化と芸術に力を入れるほか、いじめや不登校の解消のための取り組みを進めていくことにしています。
  3. 脱炭素社会の実現に向けた取り組みについてタイトル
    脱炭素社会を成長の機会と捉えた取り組みを推進します。県庁の事業者として県有施設への太陽光発電の導入も推進していきます。
  4. 活力あふれる地域づくりについて
    高速道路や幹線道路を計画的に整備することや地域住民にとって不可欠な生活交通の維持と確保を図ることや賑わい空間の創出の支援を行います。
  5. 安全と安心に暮らせる社会づくりについて
    新型ドローンの活用やデジタル技術を活用した防災、減災対策を強化していきます。また「和歌山未来創造プラットフォーム」を設置して意見を伺いながら県政を進めていくことにしています。

以上の主旨の挨拶と説明がありました。新しい岸本知事での県議会定例会は、これから新たな県政がスタートするという新鮮な感じがしました。新鮮な気持ちで県議会定例会に挑みます。

令和5年度重点施策説明会

本会議に引き続いて、令和5年度重点施策説明会に参加しました。新年度に取り組む県政の柱となる施策の概要を聞かせてもらいました。僕からは次の意見を伝えました。

紀北支援学校校舎の整備については懸案であったけれど、令和5年度に実施設計を行ってくれることは有り難いことです。生徒と保護者の方々が安心して学校生活を過ごせることになりますから、一年でも早く完成を目指して欲しいと思います。

校舎整備の今後のスケジュールは、令和5年度と令和6年度が実施設計。令和6年度から令和8年度までが第一期工事で校舎が完成するので子ども達の教育環境が整います。続けて令和9年度から第二期工事に入り、体育館や職員室の整備を行うことになります。令和13年度に第三期工事としてグラウンド整備を終え、整備が完成することになります。

また不登校等の総合対策としてスクールカウンセラーの配置があると思います。不登校やいじめの未然防止と早期対応のため必要な施策です。小学校から高校までをカバーしていると思いますが、幼稚園へのカウンセラーの配置はないと思います。カウンセラーの方から聞くと、幼稚園の保護者の方へのカウンセリングも必要になっていると聞きました。

和歌山市では対応してくれているようですが、県としても県下の市町に必要性を呼び掛けて欲しいと思いますし、県も意識しておいて欲しいと思います。

最後は総合的な依存症予防教育です。アルコールや薬物などの依存症を抑制することは大事なことです。ただ和歌山県内の高校生を始め若年層のドラッグ利用者が増えていると聞いています。啓発冊子の配布や教師への研修だけではなく、実践的な施策が必要だと思うので、指導と対応をお願いします。

その他
    岸本知事を訪問
  • フラメンコ舞踊家の森久美子先生と、祝賀会の開催について案内するために岸本知事を訪問しました。和歌山フラメンコ協会は継続して岸本さんを支援してきました。
  • 連合和歌山 和歌山・海草地域協議会が、統一地方選挙に向けた激励会を行ってくれました。皆さんからの激励に感謝しています。
  • 後援会事務所において、事務所開所式や集会など今後の活動について会議を行いました。準備を行うことで気合が入っていきます。