活動報告・レポート
2023年2月9日(木)
令和会
令和会

毎月の定例会である令和会に参加しました。昨日、夕食をいただいたお店で「〇〇の娘です」と話してくれたので「明日の令和会でお父さんに会いますよ」と話していた方が主宰の会です。日米地位協定、和歌山城の管理の責任箇所などの議論を行いました。和歌山城に関してはおもしろい議論がありました。

以前、デービッド・アトキンソンさんが和歌山城を訪ねてくれたそうです。そのとき、和歌山市の担当者に、和歌山城に観光客を呼び込む方法について話をしたそうです。

話したことは手帳一冊分ぐらいの量だったと聞きました。しかし数年が経過していますが、未だに改善された気配がないのです。折角、アドバイスをしたけれど反応がないようなので、今後、意見は言わないそうです。ではどんなアドバイスをしたのか数点を聞かせてもらいました。

1.本物なのに偽物と思われることについて
和歌山城の外観はとても良いのですが、天守閣の内側はボロボロだそうです。どれだけ外観が良くても中身が伴っていなければ偽物になってしまうのです。詐欺師の外観は良いのですが中身はありません。和歌山城も外観は良いのですが中身はボロボロなので、詐欺師と同じように偽物と思われてしまいます。本物なのに偽物と思われることに憤りを感じなければなりません。内装の改修費は数百万円だと思いますから、和歌山市のシンボルと思っているなら修繕すべきです。

2.入場料について
観光バス駐車場付近に和歌山歴史館があります。入場料は100円だと思いますが、その意味は分かりません。100円ぐらいなら無料にすればよいと思います。入場料は無料にするか3,000円ぐらいいただくかすべきです。100円は余りにも中途半端で、管理者としては「100円なのでほどほどに」と思ってしまいます。3,000円徴収するなら展示物にも力を入れますし、職員さんが歴史観をきれいに保つために清掃や管理をすると思います。
今のままだとやがて「100円だから文句は言わせない」という姿勢になってしまうと思います。 イギリスのバッキンガム宮殿の入場料は8,000円(当時)だそうですが、世界中から観光客が訪れています。訪れた人が「8,000円が高い」と言わないのは、対価に見合う内容が有り感動するからです。「行って良かった」と思ってもらえるなら、入場料は関係ないのです。感動させることが出来ないと思っているから、100円の価格設定にしていると思います。

3.和歌山城と文化庁との関係について
文化庁が和歌山城の活用について干渉することはないそうです。それは姫路城や熊本城にレストランや売店などがあることで明らかです。地元自治体が文化庁に対して「お城を活用したい」と企画案を出してくれたら「審議はしますが邪魔はしない」という見解を示しています。
お城の活用ができないのは文化庁の規制が原因ではなく、地元自治体のやる気次第だと言うことです。植樹をする、イベントをするなど申請すれば、前向きに検討すべきだと言うことです。団体や市民の方々がお城を誇りに思って活用したいのであれば、計画したうえで和歌山市が許可すれば良いのです。それをやらないのであれば業務怠慢ということになります。

4.天守閣を木造にすることについて
和歌山城の天守閣を木造に建て替える予算は概算で150億円だそうです。 約150億円もかけて天守閣を修繕するのかしなくて良いのかの議論は平行線をたどることになります。でもお城は完成してからお披露目するのではなくて、建設中のお城を公開することも考えられます。
バルセロナのサクラダファミリアは今も建築中で未完成ですが、世界中から観光客を呼び込んでいます。和歌山城を改築するのであれば、改築中のお城を観光客に公開すれば良いのです。お城の改築を見ることはありませんから人気を博すと思います。入場料を徴収できるぐらいに和歌山城の価値を高めたいと思います。

その他、日米地位協定や護国神社への桜の木の植樹の問題などを議論しました。

県政報告会

職場をお邪魔して県政報告をさせていただきました。午後5時30分からの県政報告会の目的は僕の主張を聞いてもらえること、役員の意識を高めること、職場の意見を聞かせてもらうことにあります。

今日、問い合わせなどで県政報告の機会を楽しみにしてくれている人がいることを聞いて安心しました。ゴールまであと二か月ですから全力を尽くします。

その他
  • 令和5年3月12日に計画しているイベントの打ち合わせを行いました。もちろん参加させていただきますし、今から開催の時を楽しみにしています。
  • 故郷の自治会長を訪ねました。会長は地元発展に全精力を傾注していますが、仕事は厳しいと思っています。そんな中「困っていることがあれば、何でも困っていることを後援会のメンバーの力で改善します」と明るく伝えてくれました。
  • 県政報告会を行いました。市内の職場を訪問し、終業時間を終えてから県政報告をさせていただきました。これまでのご厚情に感謝すると共に、引き続いての支援をお願いしました。