活動報告・レポート
2023年2月7日(火)
県政報告
県政報告

和歌山市内の二つの会社で県政報告会を行いました。両社とも「来て下さい」と了承してくれていたので訪問しました。訪問して社長と懇談を行い、その後、従業員さんを集めてもらっての報告会を行いました。少しの間、仕事の時間を止めていただき和歌山県の将来像を説明しました。会社が将来にわたって発展していくためには和歌山市の人口と市場、つまり経済規模を増やす必要があります。そのための企業誘致は絶対で、それがなければ地域経済の発展はあり得ないと断言できます。

今春の人口統計が公表されていないので確定ではありませんが、和歌山県の人口は90万人を下回ると思われます。やはり若い人が進学を機にして県外流失することが大きいので、魅力ある働く場所を創り出す必要があります。最重要課題として位置付けて活動をしているところです。

今日訪問した会社には県外で就職したけれど、昨年夏に和歌山市に戻って来た若者がいました。その理由は「県外企業で社会経験を積んだので戻って来て父親の会社に入社した」ということです。このように和歌山市で戻って来られる会社、受け入れ企業があればリターンしてくれますが、それ以外に和歌山市に戻る理由は見当たりません。県外に就職した人が「和歌山市に戻っても仕事はないけれど故郷に戻る」という人は少ないのではないでしょうか。

今回のように後継者として戻ってくる場合を除き、市場、企業誘致、経済的にも安心して働ける職場を創り出すことが現役世代と人口を増やす唯一の対策です。ここに着手することが希望であり、多少のリスクがあっても挑戦すべきです。慎重に慎重を重ねているうちに企業は他の県に行ってしまいます。伸びている企業は工場の新設を急ぎますし、新たな投資先を見つけてしまいます。国内企業を誘致する場合とはスピードも考え方も違いますから、半信半疑ややる気が見えなければ進出してくれることはありません。そんな事例にはたくさん遭遇してきました。チャンスは逃がしてしまっても、それを見ることはできないので気づかないし、失敗したことが分からないのです。

決してそんなことがないように和歌山県を挙げて歓迎したいものです。

さて県政報告では和歌山県の将来を考える契機になって欲しいと思って政策を説明しましたし、悲観するのではなく希望を持って欲しいと願って最小限のことは伝えました。

和歌山県の将来性を是非とも気づいて欲しいと思いますし、一緒に成長できることを願っています。「頑張ってください」「来てくれたことに感謝しています」などの言葉に勇気をいただきました。

また話を聞いてくれた方からいくつかの感想を聞かせていただきました。その中で次のような感想がありました。

「今回の片桐さんは少し違って見えます。これまでは若さと爽やかさが売りでしたが、今回は落ち着いて高い視点から物事を捉えているように感じます。もう若い政治家から脱皮して政治家として脂がのってきたように感じます。政治家なので、いつまでも青春スターの森田健作さんのようではいけないと思います。今回は話している内容も男性的になってきました。違った魅力がでてきたように感じます」という意見です。

これまでと良い意味で人として脱皮しているので、これまでとイメージが異なっているということです。皆さんが期待している政策実現に向けて、しっかりと活動を行います。

その他
  • 新しい後援会事務所の設置に関してお世話になっている社長と打ち合わせを行いました。既に依頼はしていますが、設置日時と仕様などの協議を行いました。
  • お世話になっている喫茶店を訪問したところ店主がいませんでした。「あれっ、今日、お母さんはいないのですか」と尋ねたところ「昨年末に亡くなりました」と答えてくれました。お世話になった方がいない店内は寂しくてとても残念に思いました。ご冥福をお祈りしています。