台湾情勢や国際自由貿易港に関する会議を行いました。アジアでは台湾情勢の行く先が気になるところです。
ひとつは大国であるアメリカと中国が、果たして太平洋を挟んで対立する方向性を示すのかの問題があります。両国に距離があることや、大国同士の大戦になれば世界が危機に陥ることは賢明なリーダーは理解しています。そして中国の考え方として「同じ民族同士で戦いたいとは思わない」ことがあります。まして同じ民族に殺し合う喧嘩を仕掛けるとは考えにくいのです。一国を率いるリーダーであれば、そのような愚行を起こさないと信じています。台湾問題は短期的に解決を図ることが難しいことであり、必要以上の干渉は対立を煽ることになるので現状の枠組みの継続が望ましいことだと思います。
恐らく米中の思いは対立を避けることにあると思いますし、リーダーとして判断していると思います。戦争を引き起こすことを歓迎する当事者はいないこと、両国の国内情勢を知らずに第三者が論じることはできないのでリーダーの賢明な判断を待ちたいと思います。
現在のロシアとウクライナの戦争を見ていながら、他国に戦争を仕掛けようとするリーダーがいるはずはありません。
また国際自由貿易港の機能と役割について協議しました。この港は日本に存在していないので理解しにくいテーマですが、商品価格と流通に大きく影響しています。税の掛け方によって物流は変わりますし輸出入の流れも違ってきます。税制度によって物流は変わるので輸出入に関わる両国の経済にも大きく影響があります。
香港やシンガポール、そしてドバイが世界の貿易の中心になっていることから明らかです。経済は税制度によって流れが変わりますし、越境ECによる流通にも影響を与えることになります。例えばコロナ禍を終えた後にインバウンド客による爆買いが再開するかと言えば「NO」となります。コロナ禍以前と同じ社会ではないことを理解しなければ、ビジネスや交渉も誤ることになります。
全て「Made in Japan」製品が世界を席巻していた時代は終わっています。ブランドはどの国からも発信していますし、製品にもよりますがアジアの国の品質は日本製と遜色なくなっています。現状把握を的確にして世界を見る必要があります。アメリカだけではなくアジア情勢を勉強することで見えてくる世界があります。法律が変わるとその国および輸出入で関わっている国のビジネスが変わります。アジア情勢を正しい情報に基づいて勉強すると、政治がどれだけ大事なのかが分かります。
立法は政局に囚われている人ではなく、国を鳥瞰でき世界の変化に対応できる人に任せたいと思います。
今日のこの会議は「仕事の話は好きだけれど、もめる話は嫌いだから帰ってください」の共通目的を掲げて行いました。もめる話は時間の無駄ですし、そんな時間に仕向ける人がいれば帰って欲しいと思います。
- 数人で今春に向けての会議を行いました。信頼できるメンバーで高め合い、戦いを勝ち抜いていくことを確認しました。役割分担を行いながら対応を進めていきます。
- 「にきん会」に参加しました。今日、200人は参加していたと思います。皆さんとの意見交換と交流を楽しむことが出来ました。「良い挨拶でしたよ」と声を掛けてくれる人もいたので感謝しています。