活動報告・レポート
2023年1月8日(日)
辻本好美さんコンサート
消防出初式

消防出初式に参加しました。新春の風物詩であり、毎日の和歌山市の安心と安全を守ってくれている消防士、消防団の皆さんに感謝する式典でもあります。残念なことですが何もしないで安全を維持することは出来ません。安全にはコストがかかっていますし、多くの人も関係してくれています。普段は意識していませんが、和歌山市の安全は誰かが担ってくれているので、その感謝の気持ちを伝える場が「消防出初式」だと思っています。

今回の開催場所は従来の和歌山城砂の丸広場から和歌山城ホールへと変更となり、新鮮な気持ちで参加することができました。場所が変わると一層気持ちが高まり、まちの安全を守ってくれている皆さんへの感謝の気持ちを伝えました。

来賓としてお招きをいただいたお陰で、新春の清々しい場に立ち会うことができたことに感謝しています。

消防出初式 消防出初式
辻本好美さんコンサート

和歌山市内のメディア・アート・ホールで、辻本好美さん尺八コンサートが開催されました。昨年からお誘いをいただいていたので楽しみにしていたコンサートでした。辻本さんの尺八と共に、ギターとパーカッションとのコラボレーションで、抱いていた期待以上のコンサートになりました。

日本の伝統的な楽器である尺八を現代風にアレンジして演奏活動をしているのが和歌山県橋本市出身の辻本好美さんです。伝統と現代、日本文化と洋楽をブレンドしたような演奏は、毎回、予想以上の演奏となっています。

和歌山県出身の尺八の若手奏者を地元で楽しむことができるのはとても贅沢な時間であり、新春の景色に彩を与えてくれるものでした。尺八の音色がこれほどリズミカルに踊り、ギターやパーカッションとのセッションにマッチしていることに驚きを感じる程です。

既成概念の枠を逸脱した辻本さんの演奏は世代を超えて楽しめるものだと思います。尺八の「情熱大陸」で心が躍り、映画「ひまわり」のテーマソングは哀愁と平和への祈りを連想させてくれました。和歌山県の神秘性をストーリーにした「祈りの道」では四季折々の景色を想像させてくれました。そして民謡の演奏が「こんなに楽しいものなのか」と気づかせてくれたアンコールなど、最初から終わりまでの流れに身体が乗っかっていったように感じました。

そしてピアノの山本先生が隣にいて説明を加えてくれたことも、さらに尺八演奏を楽しめた要因になっています。音楽は人の心に温かいものを残してくれますし、奏者の気持ちが客席に配られているようです。

辻本さんは客席に向かって「お忙しい中、聴いていただき感謝しています。聴いてくれる人がいるからコンサートができている」と私達に感謝の気持ちを伝えてくれました。

私は「日本の伝統楽器である尺八の演奏を、こんなに楽しくて素敵なアレンジをしてくれて聴かせてくれたことに感謝しています。そして辻本さんが和歌山県出身でなければコンサートを聴く機会もなかったと思うので、私達に向かって演奏してくれていることに感謝です」と伝えたいと思います。

この尺八コンサートは写真撮影が禁止されていたので、会場の楽しさを伝える画像はありませんが、今、書いている文字が楽しくて踊っているような気持がしています。

尺八コンサートを私達にプレゼントしてくれたことに感謝しています。ありがとうございます。そしてご一緒してくれた皆さんにも心から感謝しています。尺八コンサートに触発された友人の皆さんが、帰りにカラオケで盛り上がったことを伝えてくれたことを追記しておきます。音が溢れ出た午後のひと時となりました。