活動報告・レポート
2023年1月7日(土)
向陽高校成人式
向陽高校成人式

向陽高校卒業生の成人式兼同窓会に参加しました。コロナ禍以前は毎年1月に開催していたのですが、感染対策のため3年間は中止していました。そのため今回は、令和元年度卒業生と令和2年度卒業生の二つの学年の生徒を対象に成人式を開催しました。開催に当たっては、海草・向陽高校同窓会からも支援しているので、同窓会長として前田校長先生と共に祝辞を伝えました。

祝辞の趣旨は次の通りです。

令和元年度の卒業生に向けて

新年おめでとうございます。卒業して3年間経過しているので、進学した生徒は春からもう大学4年生になります。就職活動も始まるので高校生の時代は少し遠く感じますが、同級生との関係は一生続きますので大事にして欲しいと思います。

社会に出ると競争もあり厳しさもあるので悩みを聞いてもらえる、愚痴を言えるのが同級生です。いつまでも大切にして欲しいと思います。そして向陽高校同窓会は常に学校にありますので、変わらない教室や光景を見に来るときに連絡をして欲しいと思います。

向陽高校成人式

向陽高校生は優秀であり、精神的に強いことが特徴です。皆さんにはそこに優しさと他人を思いやる気持ちを付け加えてください。強さに優しさが加わることで大きく成長できると思います。向陽生が活躍してくれていることや評判が良いことで学校の評価が高まっているので、良き大学生、良き社会人として、これから益々活躍してくれることを期待しています。

令和2年度卒業生に向けて

向陽高校成人式

新年おめでとうございます。皆さんも同窓会の会員になっています。私達同窓会は、本校と東京同窓会で活動しているので、若い皆さんが将来、参加してくれると嬉しいですし、皆さんにとって力になれることもあると思いますから、覚えておいてください。

皆さんは在校中からコロナ禍で大変な時を過ごしてきたと思いますが、まだ19歳か20歳の年齢ですから、活躍する機会はこれからです。そこで先輩としてのアドバイスを贈ります。

新年に勉強会を行っているのですが、今年のテーマは「自由」でした。皆さんは人生で大切なものは何だと思いますか。いま「お金」という声もでましたが、人にとって大事なものは「自由」です。大学生であれば、今が100パーセント「自由」だと思います。気づいていないかも知れませんが、とても大事なものなのです。

では「自由」とは何だと思いますか。「自由」とは「時間」のことなのです。自由に過ごせる時間こそが真の自由であり、それを得るために将来、多くの人は働くことになります。働いている時間は拘束されているので真の自由ではありません。働く時間と自由のバランスをどう取るのかが人生の課題となります。

そう、自由を得るために働くのはお金を得るためですから、働く時間も必要なのですが、お金ばかり追い求めても自由は得られないので、人生で大事な「自由」を楽しむことはできないのです。

どうか皆さんには「自由」とは「時間」であることを意識して、バランスの取れた人生を過ごして欲しいと思います。そこに同級生がいてくれることは「自由」な時間を得られることになりますので、いつまでも同級生を大事にしてください。

ナームの集い
ナームの集い

新春のナームの集いに参加しました。恒例の高木歓恒住職の講義を聞かせてもらいました。テーマは「生きているだけで満点」でした。私達は生きていると不満も不安も発生しますが、実は「生きていることだけでも満点」なので、それに気づくことが人生にとって大事なことなのです。

いつものようにユーモアがあり人生に役立つ話を聞かせてもらいました。そして高木住職から「新年は片桐さんと会わなければ始まりません」と伝えてもらえたことは有り難いことであり、その言葉に心から感謝しています。

「陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会」定例会

「陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会」定例会に出席しました。今回は、令和5年の活動スケジュールと目的の確認を行いました。大きな目標は令和6年に和歌山県で開催予定の「龍馬World in和歌山」に向けた働きかけと準備です。龍馬会の全国大会を和歌山県で開催することは信じられないほど価値のあることであり、和歌山県にとっての誇りになります。この価値を理解してもらう働きかけをしていきます。

「陸奥宗光外務大臣の功績を教育に活かす実行委員会」定例会

海援隊から始まった坂本龍馬と陸奥宗光伯の関係を全国に訴えかけ、和歌山県の誇りであるこの元外務大臣を称え、全国の龍馬ファンに、龍馬の意思を継いで列強と対等な国づくりを実現させたのが陸奥宗光伯であることを知ってもらいたいと考えています。

和歌山県と和歌山市には、この全国大会を主催することに関して絶大なる協力をしてもらいたいと考えています。和歌山県が開催地になることは、最初で最後の機会だという覚悟で誘致を行い、現在、準備を進めています。