活動報告・レポート
2022年12月17日(土)
美麗書院
美麗書院
美麗書院

「美麗書院」新築記念パーティに参加しました。これは書道家の北原美麗さんが主宰する新時代の書道教室が竣工したことをお祝いする会です。北原さんは開会に当たり「どうしても来て欲しかった皆さんに声をかけさせていただき開催できることになりました」と挨拶がありました。声を掛けてくれたことを光栄に思います。

竣工した新社屋には考え抜いた企画が盛り込まれています。全国で初めての書道のサブスクや書道ジムなどなど新しい時代の書を追求する姿勢と覚悟を感じるものでした。

北原さんが追及しているのは「美文字」です。それは「心と体と書を美しく」を求めるもので、美しさの全てはバランスが取れていることで共通しているということです。バランスが良いことはスタイルが良い。つまり美しいのです。

「美文字」誕生までのこれまでの歩みを、転換期となった出来事を含めて紹介してくれました。ここまでの道のりは30年。深く追求してきたことが現在の姿になって表れていると感じました。

北原さんが「美しさ」に挑戦していますが、それは書だけに留まらず、ラジオのパーソナリティや書道パフォ―マンス、そしてミセスオブザイヤーへの挑戦など多岐に及んでいます。「美しさ」を追及するために、貪欲なまでに糧となることに挑戦し続けているのです。書の世界という一つに留まらない美しさを感じます。

さて司会者から指名をいただき、北原さんにお祝いの挨拶をさせていただきました。

美麗書院

北原さんは作品展や書道パフォ―マンスの他にも、実現させたいことに挑戦する姿勢を持っています。僕が北原さんから「やってみたい」と聞いている挑戦は二つです。

一つは大河ドラマの題字を描くこと。何度か話をしたのですが、大河ドラマの壁は厚くて未だ実現していません。それなら和歌山県の偉人を大河ドラマで取り上げてもらって、その題字を描いてもらおうと考えています。取り上げたい人物は故郷の偉人で元外務大臣の陸奥宗光伯で、題字は和歌山県からの発信が望ましいと思います。

大河ドラマは地域おこしや観光に大きな影響を与えるものなので、粘り強く交渉をすることで実現させたいと思っています。

もうひとつ実現させたいものは議場の名札です。現在の名札を悪いと言っているのではないのですが、議場の名札にも「美しさ」を取り入れたら、政治姿勢や覚悟が違ってくる要素になると思います。「美しさ」は人を感動させますし、「美しい」ものを見ることで心もきれいになります。議場での自分の名前が「美しい」ものであれば、本人の感覚が違ってくるに違いありません。ただ行政の入札は金額であり、そこには芸術的要素や「美しさ」が入り込む余地はありません。金額の高い安いは重要な価値ですが、場合によってはそれ以外の価値も認められるべきです。つまり先に述べた名札に書かれる文字の芸術性や「美しさ」です。

新知事体制がスタートするにあたって和歌山県として考えてみるべきテーマが「故郷の偉人を大河ドラマ」で取り上げてもらうこと。そこには題字も和歌山県の書家が担当すべきです。そして議場の名札製作は金額だけではなく芸術性を持たせた入札にすることです。

新生和歌山県としてやってみたい取り組みです。岸本知事と協議を行って実現に向かわせたいと考えています。これは北原さんと議会との挑戦になるものです。北原さんの挑戦を応援しています。北原さん、本日はおめでとうございます。

パーティでは、参加している多くの皆さんとコミュニケーションを図れる機会となりました。

その他
  • 学校教育、生徒の進路について協議を行ったこと。生徒の将来を考えて現状を踏み台にして前向きに進めることで合意しました。
  • 和歌山会議に参加しました。高校生との政策の話し合いを実施して欲しいと依頼があり、令和5年2月を目途に開催することを考えています。またTさんから「応援したいので後援会入会書をください」と依頼をいただきました。またKさんから「片桐さんの取り組みは二人の人から聞いて素晴らしいと思っています。それも一度ではなく二度、三度と動いてくれていることを聞いています。信頼できる議員さんなので本気で応援します」と話してくれました。和歌山会議の皆さんに感謝しています。
  • 和歌山中央ライオンズクラブ例会に参加して交流を深めました。
  • 片広会を開催しました。会長、事務局長と地域の課題、政策について話し合いことが出来ました。局長から「片桐さんから和歌山県の将来を考える素晴らしい話を聞きました。応援します」と話してくれたこと感謝しています。