活動報告・レポート
2022年12月16日(金)
支部役員セミナー
支部役員セミナー
支部役員セミナー

支部役員セミナーで県政報告の機会をいただきました。県下から支部役員の皆さんが集まっての研修会でした。会場入りしたときは和歌山県から「ロケット打ち上げに向けた地域政策」の説明があり一緒に聞かせてもらいました。

串本町でのロケット発射は令和5年1月か2月の予定があります。初号機の打ち上げが順延されてきましたが、いよいよ打ち上げのタイミングが訪れたようです。観光振興、宇宙教育、関連産業の誘致など、これまで提言してきたことを順次実現させる時期に差し掛かりました。宇宙産業化、宇宙教育実施に向けてはこれからが大事なので、いよいよ仕上げに向かいたいと考えています。

地元の期待だけではなく和歌山県の期待となる政策ですから、ロケット発射が終わりではなく県を挙げて産業化を図ることが必要です。現在、そのための下ごしらえをしているところです。国内外の技術、宇宙産業からの協力を得て、和歌山県が宇宙産業の拠点となるよう取り組みたいと考えています。

さて、県からの「ロケット打ち上げ」の説明に続いて県政報告を行いました。

支部役員セミナー

午後からのセミナーでお疲れかと思いますが、県下の役員の皆さんがお集まりなので県政報告をさせていただきます。その前に現在、訪問や紹介活動に大変なご苦労とご迷惑をおかけしていることに対して心から感謝いたします。皆さんのご支援が活動の原点になるものなので有り難く思っているところです。令和5年度の活動は、これまで皆さんから受けてきた恩返しをする時期になっていると考えています。

この恩返しとは、皆さんの仕事や生活に役立つこと、将来の豊かな生活に結び付くことを政策として取り組み、実現させることだと考えています。しっかりと恩返しさせていただきたいと思います。

一つ目は洋上風力発電の建設です。大型の再生可能エネルギーは、どうしても和歌山県で欲しい設備です。和歌山県は地球環境保全に取り組む意識の高い県であり、再生可能エネルギーの供給県でありたいと考えています。国土交通省への意思表示である「情報提供」は来年4月28日が締め切りなので、令和5年度の応募はスケジュール的に難しいと思いますが、令和6年度に向けて実行すべきことはやる姿勢で活動したいと考えています。

二つ目は宇宙産業の誘致です。人工衛星の組み立て工場を和歌山県に持ってきたいと考えて今月、プレゼンを行ったところです。和歌山県の良さ、適地性、迎え入れる環境などを訴えているところで、誘致の可能性はあると思っています。

ロケットを飛ばすだけではなく地域振興のためには産業化が必要であり、そのためには宇宙関連産業企業の誘致による人工衛星の組み立て工場建設が不可欠です。現在、その取り組みを行っているところです。

続けてハイテク産業、データセンターの誘致です。ハイテク企業は日本企業よりもアメリカや台湾、フランス企業の技術が勝っており、外国企業の誘致こそ和歌山県が最先端の県になるために必要な施策です。現地視察によって和歌山県に適地性があることを理解してもらい、誘致に向けた活動を本格化させていきます。

またIRの審査の動向を見ると、年内で結論を出すことは難しく、今後の国の動向を見守る必要があります。どんな形で動いていくのか分かりませんが、情報収集体制は整えておきたいと考えています。

来週には新知事が初登庁しますから、私達の求める政策の議論を交すことで、和歌山県の将来が経済も雇用も技術も教育も優れた県となり、生活が豊かになることを目指したいと考えています。令和5年度はとても大事な年度になりますから、皆さんのご支援をお願いして県政報告といたします。ありがとうございます。

にきん会
にきん会

和歌山県の異業種交流会である「にきん会」のクリスマス会が開催されました。約90人が集まって今年を振り返り、新しい年への抱負を語る会となりました。開会に際して「県議会議員15年」のお祝いの言葉をいただきました。今後の県政発展のために経験を生かしたいと考えています。そのために年月を積み重ねてきたことを自負しています。

また壇上に上がっての挨拶の機会をいただき、同じ新会員であるミセスオブザイヤーのお二人とご一緒させていただきました。共に和歌山県を明るく元気にするメンバーとして抱負を語らせてもらいました。 「にきん会」役員の皆さんのご尽力によって、楽しくて有意義なクリスマス会になったことに感謝しています。

その他
  • 学校教育のあり方や教師の資質、生徒のための教育について話し合いました。私達大人が生徒に模範を示せるような行動が必要ですし、生徒を全力で護っていることを伝えたいと考えています。
  • 送迎用バス内での園児の安全を確保するため車内カメラの設置やAI技術を活用して日報などの事務仕事の軽減を図ることについて協議を行いました。保育士さんの仕事量は大きいのでAI技術の活用を図ることで改善できることがあると思います。園の現状やAIが必要と考えられる事例を聞かせてもらったので、子どもの特性を把握するしくみの研究をしたいと考えています。
  • 令和5年度の県政のために必要な施設や準備を協議しました。県内企業は県外企業ともコミュニケーションを図ることを目指して準備を進めています。