令和4年12月県議会定例会が始まっています。今回、12月9日、金曜日に登壇するので、当局の皆さんと一般質問に関する議論を行いました。今回は仁坂知事と議場で交わした議論を基に16年間を振り返ることにします。振り返ると僕が県議会に当選させてもらってから15年と7ヵ月が経過しているので、ほぼ仁坂知事と同じ期間を県政に携わらせてもらったことになります。知事が県政を前進させてくれましたが、政策提言を行うなど歩みを同じくしていることを誇りに思います。
議会での一般質問から特に印象に残っている質疑を抽出して、その時から取り上げた課題がどのように前進しているかを議論したいところです。県議会への初当選から、もう16年も経過していることに驚きますが、着実に足跡を残してきたことを嬉しく思います。質疑を交わさなければ得られないであろう感情があります。言うまでもなく本会議で交わす一般質問は真剣勝負の場です。県議会の先輩議員が「戦争である」と言ったようですが、まさに知事との真剣勝負のときです。
但し、それは勝ち負けというよりも共に県政を前進させるための議論ですから、同志のような感情があるのです。その時々に交わした議論を思い出しながら、仁坂知事の県政の足跡を訪ねたいと考えています。
当局との議論は明日も継続することになります。仁坂知事の最後の本会議も論戦を交わしたいと考えています。
平成15年、和歌山市議会に出馬したときから支えてもらっている役員の皆さん、その後支えてもらっている役員の皆さんに集まってもらって、県政報告と意見交換の場を持ちました。共に戦ってきた同志であり特別の感情を持っている皆さんです。最初は理解者も少なく本気で支えてくれる人も少なかったのですが、出馬の意思を理解してもらってからは、僕以上に矢面に立って当時の役員の方々を説得してくれた委員長の顔を見ると、片桐あきひろを誕生させてもらった感謝の気持ちでいっぱいになり、涙がこみ上げてきました。
あれから随分と時は流れましたが、20年間、あの頃と変わらぬ気持ちでいられることを嬉しく思います。当時、ほとんどの人は反対でしたが、理解して支えてくれた人がいるから現在があると思っています。皆さんにお礼の挨拶をさせていただきました。
お仕事でお疲れのところ、集まっていただいたことに深く感謝しています。挨拶に立たせてもらって、これまで支えてもらっている皆さんのお顔を見ていると、これまでの実績や令和5年に向けての政策の話よりも、もっと伝えたいことがあると思ったので、気の許せる同志に対しての挨拶にしたいと思いますので、少しの時間、お聞きいただけると有り難いと思います。
これまでは先輩や同僚の皆さんへのお礼の言葉として挨拶をさせてもらってきましたが、もう後輩ばかりになっていることに驚いています。初めて出馬したときから19年が経過していることを感じます。皆さんの応援をいただいて和歌山市議員、県議会議員に送り出してもらっているので、期待に応えられるよう取り組んできた自負があります。自分で言うのも何ですが「よくやってきた」と思っています。県議会の一般質問で登壇したのが46回、市議会の時を含めると57回、登壇しているので、その時々の市政、県政の課題を取り上げて前進させてきたと思っています。決して平坦ではなかったのですが、皆さんの期待に応えられていると考えています。
初めての出馬が決まったのは、統一地方選挙の前年の12月28日(本当は12月26日でした)であり、わずか三ヵ月で選挙戦に挑むことになりました。出馬時期がギリギリになったのは、当時皆さんから応援してもらえるか分からない状況であり、その時の委員長には僕以上に頭を下げてもらったり、説得してもらったりと大変な思いをさせていたと思います。
当時は味方も少なくて、支えてもらっていたのは同志ともいえる役員の方だけでした。そこから支援の輪を広げていただき、応援してくれる人が増えていきました。どれだけやれるか未知数の僕を支援してくれたことに感謝していますし、その期待に応えようと活動しています。
ただ前回も含めて選挙戦は不甲斐ない結果になっていることをお詫びしたいと思いますし、いつまでも皆さんにご迷惑をお掛けしていることを申し訳なく思っていますし、次回が最後だという気持ちで結果を出したいと思っていますので、何卒、よろしくお願いいたします。
話をしながら皆さんのお顔を見ていると余りにも嬉しくて心が和みますし、迷惑をかけてばかりだなと申し訳なく思っています。今回も迷惑をお掛けすることになりますが、和歌山県の将来が明るいものにできるかの正念場だと思いますので、政策実現のために挑戦いたします。よろしくお願いしてお礼とさせていただきます。
引き続いて当時の委員長から挨拶をいただきました。
片桐さんが和歌山市議会に挑戦する話が出たとき、多くの人から「何故、今ごろ」「今でなくても良いのでは」という声がありました。しかし「何故、あの人なのですか」という声は一人もありませんでした。みんなが片桐さんを認めていたと思います。それがあったから皆さんを説得できたと思っています。
元委員長の挨拶の一部を抜粋して書きましたが、話を聞いていて涙が零れそうになりました。それは変わらぬ評価をしてもらっていること。今も期待してもらっていること。そして「片桐さんを送り出したことは自分の事のようであり、当時の活動の誇りである」と思ってくれているからです。こんなに高く、嬉しい評価をしてくれていることに感謝するばかりです。
期待がある限り頑張れる。そう思って、もっともっと感謝の気持ちが沸き起こりました。
年末のお忙しい中にも関わらず、お集まりいただき励ましてくれたことに、心からお礼申し上げます。懐かしくて嬉しい時間を共有させていただいたことに感謝しています。ありがとうございます。
その後、ボウリング大会に参加して今日の活動を終えました。