「きのくに文化月間連携事業」として和歌山文化協会総合美術展が開催されています。本日、開催場所の和歌山城ホールにおいて茶道部がお呈茶席を用意して、来場者に楽しんでもらいました。今回、正客として点てていだいたお茶をいただきました。永岡先生の心配りに深く感謝しています。
先生は私達に「お茶をいただけることは幸せなことですよね。しかも正座をしていただけることはとても幸せなことですよ」と話してくれました。
お茶の席に参加できることは日本人として素晴らしい体験ですし、紛争のある地域では到底、呈茶席に着くことは叶わないことです。そして永岡先生は膝の手術をしてから正座ができなくなりました。お茶席で正座できないことは茶人として、「とても辛い決断」だったのですが、それを覚悟して手術をしたのです。先生からすると畳に正座してお茶をいただける体験は「とても特別なことで幸せなこと」なのです。
お茶席にお招きいただき一服することは特別な出来事だと思わずにいましたが、実は平和で健康であるからできる特別な体験だったのです。そう思うと一服のお茶が素晴らしくてはかないように感じます。「いつまでこの特別な体験が出来るのだろう」と思うと、この時を楽しむことが非日常だと思うのです。
一服のお茶を点ててくれた茶人、永岡先生との会話、そして参加者の皆さんとの話こそ、非日常体験だと思います。同じ人が揃って呈茶席に集う機会はないからです。文化的な気持ちで呈茶席に参加できたことに感謝しています。
主催者の皆さんに案内をいただき岬町のみさき公園で開催された音楽イベント「Music junk」に参加しました。「片桐さん、僕たちで地域を元気にするために音楽フェスを開催するので、是非来て下さい」と声を掛けてもらっていたので、和歌山市のお隣の岬町のイベントに参加しました。
県境の国道を車で走りながら「小さい頃はみさき公園に連れてもらうことは特別なことで、ワクワクして行ったこと」を思い出しました。動物園や水族館は子どもにとって特別な時間で、みさき公園はとても楽しい場所として記憶に残っています。このみさき公園は時代の流れとともに廃園となり、現在は閉園中で岬町として再生に向けた取り組みを検討の段階にあります。ただステージは当時のまま残っているので、このステージで音楽フェスティバルが開催されたのです。泉南と和歌山市を音楽の力で元気にしようと若い人達が企画して実行にこぎつけたものです。スタッフは若くて、この音楽フェスを成功させようと熱意に溢れていました。「今回は時間と場所の調整で岬町での開催となりましたが、来年は和歌山市内で開催したいと思っていますので、協力してください」と話がありました。
音楽の力を信じて地域でフェスティバルを開催することに協力しない議員はいないと思います。和歌山市で開催することは歓迎なので「是非、音楽フェスも地域を元気にする企画もやりましょう」と答えました。
ステージでは「岬町の隣の和歌山市から来ました」「和歌山市は近いですから来てください」など、リズムに乗せて刻んだ声が聞こえてきます。
和歌山市と岬町は距離も近くて、同じ文化圏を形成していると思います。現代は広域医療で連携していますし、高規格道路で結ばれています。歴史を見ると両地点に神武東征の跡が残っているわが国誕生にまつわる歴史の宝庫です。今回の両地域を音楽で結ぼうとする企画には大賛成です。
出演者と出演者の間の時間をお借りして、主催者の配慮によりステージで挨拶をさせていただきました。一緒にステージに立って挨拶で話したのは泉南市議会議の添田詩織議員です。添田議員とは神武東征の歴史の調査と勉強を行っている仲間であり、音楽にも精通している議員なので一緒に挨拶を行いました。
若い人が集まる音楽フェスのステージで違和感なく挨拶できる議員は少ないと思いますが、それぞれの挨拶に続いて二人のトークを繰り広げたのですが、ステージを降りたとき主催者から「凄いですね。驚きました。最高の挨拶でした。ステージに立ってもらって良かったと思います。ありがとうございます」、「トークと雰囲気づくりはさすがですね。凄くよかったです」、そして次に登場する出演者が準備をしていたのですが、彼からは「議員さんと同じステージに立てるなんて夢みたいです。僕たちが一緒にいられるなんてあり得ないことです」と話してくれました。ステージでどんな話をしたのかは、音楽フェスの雰囲気に合わせた挨拶だったので記すことは控えますが、若い人達が楽しめるまちづくり、音楽フェスティバルが当たり前に開催できる地域にすることを応援する挨拶を行いました。ステージを降りて客席を通るときお客さんからも「ステージでの挨拶は凄かったです」「凄い議員さん達ですね」と好評をいただいたので「出演して良かったかな」と思いました。
今回、音楽好きの主催者、ミュージシャン、TikTokerなど、活動のジャンルの違う皆さんと知り合うことができました。音楽フェスの案内をいただいてステージ立たせてもらった楽しい時間に感謝しています。ありがとうございます。
- 和歌山県知事選挙の投票に行ってきました。新しいリーダーが誕生しました。
- 「感染症の第八波に備えて地方自治体に「消毒液を寄贈したい」と申し出をいただき、申し出のお礼の挨拶に伺いました。訪問したところ、そこには某市長を始め近隣の市議会議員が集まって懇談しているところでした。一緒に懇談の席について皆さんと話を行いました。感染症支援の輪が広がっていくことに感謝しています。