活動報告・レポート
2022年11月20日(日)
和歌山フラメンコ協会後援会
和歌山フラメンコ協会後援会
和歌山フラメンコ協会後援会

「和歌山フラメンコ協会後援会」発足式に参加しました。森久美子先生が会長を務める同協会を応援するために、後援会を発足させてくれたのです。森先生は企画、台本作成、演出、振り付け、出演、広報、そして営業など、フラメンコを普及させるために一人で何役も担っています。分担の必要性は感じていたのですが、現実的には最もフラメンコを知っているのが森先生であり、余人では対応できないところがあります。そこで営業の部分の荷物を背負ってくれる人達が「フラメンコの素晴らしさを感じたので後援会を結成しよう」と人を集めてくれました。後援会発足は心強いものであり、先生が舞踊に専念できる環境を創り出してくれたとも言えます。

フラメンコを観て「感動しました」と話してくれたように、森先生の持つ力が観る人に感動を与え続けてくれているのです。情熱のフラメンコと和のフラメンコを踊れるのは森先生だけであり、和歌山県の文化への貢献は計り知れないものがあります。

冒頭の森会長の挨拶に感動したのは、これまでの道のりは決して平坦ではなかったこと、そしてこれから先も平坦ではない道を歩もうとしていることへの感動だと思います。

人が行かない道を行く。そんな人を私達は応援したくなりますが、森先生が極めようとしているフラメンコ道は誰も歩いたことのない道を切り開いているようなものです。

そのため後援会の発足は今後の活動の道を開いてくれるものなので、森会長の安堵感は一入だと思います。和歌山フラメンコ協会顧問の一人として心から感謝しています。

式典での挨拶の趣旨は次の通りです。

こんにちは。本日の和歌山フラメンコ協会後援会の発足を心からお祝いいたします。森先生率いる舞踊団の公演を観て感動し、今後の活動を応援してくれることは心から嬉しいことだと感謝しています。

和歌山フラメンコ協会は発足10周年、20周年と節目の年にお祝いをしながら、今年、21年目を迎えていますが、初めて後援会が出来たことはこれまでの功績が認められたことだと言えます。

情熱のフラメンコと言いますが、森先生は本格的なフラメンコと共に和のフラメンコの世界を創り出してくれました。和のフラメンコは森先生の代名詞であり、和歌山県の持つ文化と神秘性が宿ったものであることの特性を持っています。和の文化をスペインの文化と融合させることは容易ではありませんが、常に現地を訪れ自然界に潜む精神を宿らせてフラメンコを創り上げている。それが本物の和のフラメンコであり、森先生が作り上げてきた日本的なフラメンコなのです。

その和のフラメンコを引っ提げて東京、大阪、沖縄公演を成功させてきました。東京の友人達からも「和歌山県で本格的なフラメンコが鑑賞できるなんて凄いことですよ」と聞いています。

和歌山県でフラメンコを鑑賞できること自体、文化的には凄いことなのです。これまで協会顧問として森先生にお稽古と作品創造に専念してもらうことが叶わなかったことを心苦しく思っていますが、今回の後援会発足は、先生の作品作りに専念してもらえる環境を整えることにつながるものです。

森先生、和歌山フラメンコ協会、そして後援会が一緒になって、和歌山県のフラメンコ文化を高めていけるよう取り組みたいと考えています。今後、皆さんと一緒に活動できることを楽しみにしています。そして和歌山フラメンコ協会後援会の発足をお祝い申し上げます。ありがとうございます。

舞踊団の踊りと元生徒によるギター演奏など、今回、参加のメンバーと一緒に発足式典を楽しみました。

フェルマータふれあいパーティ

「フェルマータふれあいパーティ」に参加しました。このパーティは毎年開催しているもので、フェルマータを応援しているメンバーが集まり一緒に楽しもうという企画です。

今回もカラオケ大会、オペラ、そして歌手の中井るみさんのコンサートなど、盛りだくさんの企画が詰め込まれていました。

開会にあたっては舞台で挨拶と乾杯の発声をさせていただきました。街に歌声が戻って来たことを嬉しく思います。このパーティも会場内に歌声が響き渡りました。コロナ禍以前のように皆さんと親睦が図れるパーティになったことを嬉しく思っています。

フェルマータふれあいパーティ フェルマータふれあいパーティ
その他
  • 約30人の皆さんのところを訪問させていただきました。皆さんと会って意見交換を行うことで現場の問題点や困っていることが分かります。訪問活動は足腰を鍛えるようなものですから、しっかりと歩きたいと思っています。