山西先生が主催する書道展を鑑賞しました。和歌山城ホールで開催された書道展には、先生と生徒の皆さんの作品が展示されていました。僕も出展したかったのですが、お稽古の時間が確保できなかったため今回は見合わせました。生徒の皆さんの作品を鑑賞して「先生が自由に書いていいよと指導していることや、個性に合わせて書体を教えてくれている」と感じました。
2022年の美術年間に掲載された山西先生作品は「無」でしたが、その作品も展示されていました。
「無は有に通じるもので、全ての始まりであること」「無から無限の有が誕生していること」など、無の雄大さを感じさせてくれました。無から有が生まれ、有が発展して広がっていくのが宇宙の法則だと思います。地球の営みは無を意識することから始まります。
先生は「書を書くときは無になる必要があります。集中して雑念を取り払わなければ良い作品はできません。書道は無になることが求められますが、スポーツでも勉強でも集中して無になることが基本だと思います」と話してくれました。
意識を無にすることから始まって、人の意識の中のものが形になって行くこと。今回の書道作品も書かなければ誕生しなかったものなので、これらの作品は無から生まれたものばかりです。
他にも広がりを感じた「無限」や勢いのある「龍」の作品が出展されていました。
和歌山城ホールで「わかやま地方創生コンサート2023」が開催されました。今回は公開オーディションで、本番の出場をかけた大会となりました。出演アーティストは16組で、選曲のうち一曲は和歌山県の歌を歌いあげてくれました。
主催は「わかやまの歌の力の会」で、和歌山県の歌を一曲は歌うことが出演の条件なので、アーティストの皆さんが和歌山県の歌を披露してくれました。
「和歌山県には良い歌がたくさんある」と思いました。
そして出演者の歌の途中で挨拶の機会をいただきました。挨拶の趣旨は次の通りです。
皆さん、おはようございます。和歌山県の歌を歌うコンテスト開催を心からお祝いいたします。スムーズにプログラムが進行しているので、司会者のコメントを聞いて「予感がする」と思っていたところ、「挨拶をお願いします」と伝えてくれたので、つなぎの時間として挨拶をさせていただきます。
今月は「紀の国わかやま文化月間」です。今年から「毎年11月は文化に親しむことにしよう」ということで、この月間が制定されました。和歌山県では来年も再来年も続けるので、第一回目となる文化月間で和歌山県の歌を歌ってくれることを嬉しく思います。
実は和歌山県は歌の盛んな県なのです。ライブハウスはたくさんありますし、カラオケのお店も多いのです。日常から歌に親しむ機会が多い和歌山県で「和歌山県の歌」のコンテストがあることも嬉しく思います。 歌の好きな人が多い和歌山県でのコンテストを開催してくれたことは、県文化のレベルを高めることや故郷の歌に接する機会となるものです。故郷にある歌を知り、歌えることは郷土の誇りにつながるものですから、「和歌山県を生演奏で歌う」この取り組みは画期的だと思います。
音楽の秋です。和歌山県内では常に歌が流れるという環境を創り上げたいものです。
午後から「わかうたコンテスト」の審査員を務めさせていただきました。今回のテーマは「給食」です。「給食」をテーマにした和歌山県初の「給食ソング」を発信するために、コンテストが開催されたのです。出演は12組で、いずれも「給食」が食べたくなる、楽しみにしている光景が浮かび上がってくるようです。
審査員は4人で出演者の歌を聞いて評価していきます。評価は「審査員印象点」「作詞力」「作曲力」「パフォーマンス性」そして「演奏力」の5項目です。良いメロディで楽しそうなど感じたことを評価点にしていきます。
出演12組の皆さんの歌を聞いて審査させていだたきましたが、とても楽しく審査をすることが出来ました。テーマは「給食」ですが、みんなが歌える親しみのある曲や本格的な曲に仕上げている曲、歌詞の素晴らしい曲もありました。
グランプリは「子どもから大人まで親しめるメロディ」であるか「聴く人が格好良いと思うような本格的な歌」のどちらにウエイトを置くかの議論を交わしました。本格的に聴きたくなるような作品もあれば、軽快に口ずさめる歌もありました。
審査の結果、グランプリは児玉憲幸さんの「給食イェイイェイ」を選びました。この歌は、給食が大好きな人が作ったと分かるような曲です。給食が好きな人が作った歌を給食を食べた経験のある全ての人が口ずさめる歌でした。中でも「給食ナンバーワン」のフレーズは印象に残りました。
みんなが楽しめるこの曲が「わかうた給食グランプリ」を獲得しました。おめでとうございます。グランプリ曲は「CDの制作」と「ジャケット用の写真撮影」を行うことになります。CDを制作した後は、和歌山県内の給食のある学校で流れる曲に仕上げていきたいと考えています。この歌はとても楽しい曲なので、子ども達は大好きになってくれると確信しています。
大人は給食を「栄養価」だとか「カロリー」などを基準にしていますが、子ども達にとっては成分やカロリーは関係ないので、大人が言っているような「カルシウムや鉄分が豊富」などの言葉より、美味しい給食であればそれで良いのです。意識しているのは給食に含まれている成分を食べているのではなく、おいしい献立であれば講釈を言う必要はなくそれだけで良いのです。
「給食イェイイェイ」は「おいしい給食」になるみんなで歌える魔法のような曲です。和歌山県内の学校で流れる日を楽しみにしています。
それにしても、全ての出演者の歌は楽しくて歌いたくなるような曲ばかりでした。また中には歌詞が印象に残る凄いものがありました。
「CACAカルシウム」「クラスメイトと机囲んで食べる 笑顔もスパイス 給食大好き」の歌詞、そしてタイトルが「腹ペコ大怪獣」など、全てCDにしたくなるような作品がありました。
今回、歌のコンテストの審査員の要請があり務めさせていただきました。審査するにはしっかりと歌を聴く必要がありますし、僕の場合は審査基準を作って、そこから点数を積み上げる方法を取りました。審査員は評価づけが難しいけれども楽しくて、良い経験になりました。
- 「あつこ」のお店でランチタイムがスタートしました。初日の今日、ランチをいただくために訪問しました。店内にはお客さんがいっぱいで、皆さんに支えられている素晴らしいお店だと思いました。僕からは令和4年12月3日開催の岩村明憲さんの講演会の案内をさせてもらいました。このお店はお客さん同士の心の距離が近いので、一緒に会話も楽しむことができました。
- ライオンズクラブの方針決定に係る会議を行いました。