活動報告・レポート
2022年11月18日(金)
坂本龍馬像
坂本龍馬像
坂本龍馬像

事務所に坂本龍馬がやってきました。早速、銅製の龍馬像を事務所に飾りました。これは、今週の火曜日と水曜日、高知市で開催の龍馬生誕祭を訪れたときのプレゼントです。

高知市内では故郷の偉人の姿をJR高知駅前や桂浜などで見ることができますが、紀州、和歌山市でその形跡を感じられるのは、勝海舟が訪れた場所の石碑を見るときぐらいです。 そこで高知県に龍馬生誕祭で訪れたことから龍馬像をプレゼントしてくれたのです。

当初は「結構ですよ。いただけません」とお断りしたのですが、「龍馬ファンでしょう。だから事務所に飾ると良いと思います」と話してくれたので受け取り、早速、事務所に飾ったところ室内の雰囲気が一変してとても空気が満ちたのです。

事務所に数組の来客があったので席に案内したところ「坂本龍馬ですね。片桐さんの事務所の雰囲気に似合っていてとても良いですね」など、皆さんが笑顔で話してくれたのです。そのお蔭で和歌山県の将来の構想に話が弾むなど、事務所では早速「龍馬効果」がありました。

勝手な思い込みですが、龍馬像を見ていると心が前向きになる効果があると思います。事務所を訪れてくれた皆さんが龍馬像を見て、前向きな気持ちになってくれたら嬉しいことです。

ところで歴史上、坂本龍馬と紀州藩は「いろは丸事件」で争った関係にあります。万国公法によって裁かれた我が国で初めての裁判だったとも言われています。裁判結果は龍馬の勝訴で、紀州藩は巨額の賠償の支払いをしています。その後、このときの遺恨から、龍馬と紀州藩は関係が良くないとされていました。それが原因なのか、全各都道府県には存在している龍馬会が和歌山県にはなかったのです。

そこで長年の遺恨を解消できたらと思いながら、平成30年12月8日、坂本家十代目にお越しいただいて「紀州宗光龍馬会」を発足させました。和歌山県は後発なので特徴づけるために、龍馬と共に弟分である宗光の功績を称えることを目指して命名し、結成したものです。

和歌山県での「紀州宗光龍馬会」の結成は、平成の時代に龍馬と紀州の仲を取り持った出来事だと自負しています。

そして令和6年には和歌山市で「龍馬World in和歌山」が開催されることになりました。ここで会として訴えることは「龍馬が目指したのはわが国が列強と対等な関係の強くて尊敬される国になること」。そのためには「列強との間で締結されている不平等条約を改正すること」を弟分である宗光が成し遂げたので、龍馬の夢を維新の志士たちが実現させたことです。

そして紀州の陸奥宗光伯が成し遂げた不平等条約改正によって、長年の遺恨はなくなっていることも間接的に理解してもらいたいと思っています。

坂本龍馬が夢見た世界と対等で尊敬される日本国が実現したことを、和歌山県から発信したいと考えています。それが和歌山県で「紀州宗光龍馬会」を誕生させた大きな理由の一つだと思うのです。

坂本龍馬像が事務所にやってきました。龍馬の志と行動力を見習って日々の活動を行っています。

そんな志を持ってくれることを期待して、この龍馬は高知県から和歌山県に来てくれたので、是非、皆さんも事務所の龍馬に会いに来てください。

その他
  • 今朝も市内企業で門立ちを行いました。朝の出社時に皆さんと交わす挨拶は心地良いものです。
  • 野球王国和歌山を支えている少年野球の現状と支援について懇談しました。懇談場所には、和歌山市立高校の卒業生である小園投手と松川捕手のサイン色紙も飾られているので、子ども達の目標になります。野球選手を身近に感じられる場所が市内にあることを嬉しく思います。
  • 某婦人会の研修会の出発のお見送りをしました。
  • データセンター進出のための調査事業やハイテク企業の動向など、和歌山県の将来に希望を感じられる話題で懇談を行いました。
  • 洋上風力発電の取り組みについて懇談を行いました。
  • 同僚から慕われた先輩の名称を冠した懇親会に参加しました。仲間との食事と会話を楽しんだ懇親会となりました。