活動報告・レポート
2022年10月20日(木)
健康と体力づくり
健康と体力づくり
健康と体力づくり

フィットスタイルを訪問してトレーニングに関する話を聞かせてもらいました。健康と体力づくりについて大きな学びと気づきになる時間でした。トレーニング指導の時間を割いて説明してくれたことに感謝しています。

「運動は基礎体力をつけるためです。三角形の底辺を拡大しなければ大きな三角形になりません。実は技術は三角形の頂点の部分なので面積的には大きくありません。多くの人は技術を高めようと道具を変えたりノウハウ本を読んだりしていますが、基礎体力を向上させなければ技術の向上はあり得ません。頂点の面積を大きくするためには底辺を拡大することが大事なことです。例えばゴルフが上手くなりたい人がゴルフクラブを変えてもスコアも飛距離も伸びません。それよりも基礎体力をつける方がスコアは伸びます。上達するためには時間がかかりますが早道になります」と説明してくれました。

とても分かりやすい説明で、道具を変えてもノウハウ本を読んで頭で理解しても、その通りに身体は動きません。身体を動かせるためには基礎体力を高めて言うことを聞く身体に作り替えなければならないのです。

その体力づくりの方法は、今から筋力を高めるだとか、身体能力を伸ばすと考えないで、元々の身体能力に戻すことが大事なことです。つまり基礎体力の最高値のレベルに戻すこと、自分にとってのゼロの状態に戻すことがすべきことなのです。

ゼロの状態に戻すことは自分の体力が最高だった状態に戻すことなので、自分の意思で身体を動かすことが可能になります。更に体力を向上させたければ、ゼロに上積みを図る程度で良いのです。昭和の時代のように「歯を食いしばって高い目標をやり遂げる」のではなく、気軽に楽しみながら体力づくりを目指すべきであり、楽しむことが継続できることになります。「苦しいトレーニングを続けなければ」と思うとトレーニングに行くことから遠のきます。続けるためには楽しいトレーニングにすることが大事なことです。

どの分野にも通用する教訓は「技術の面積は小さくて基礎の部分の面積が大きいのです。時間がかかりますが、基礎を高める訓練、練習を行うことが上達する秘訣だ」ということです。

そして一人で継続することは強い意思が必要なので、トレーニング施設があると考えると気楽になります。自分がすることは「行くこと」だけです。その場に行くとやる気になってきます。

勉強も同じだったと思います。一人で机に向かっていても勉強する気になるには時間がかかり、長時間継続することも簡単ではなかったと思います。塾に行くのは、その気になること。怠けることなく勉強をするためだったように思います。

多くのことは一人で続けることは難しいことで、続けるためには人の応援を受けなければなりません。トレーニングも全く同じで続けるために練習場に行くと考えるべきだと思いました。

健康寿命の延伸、楽しい日常生活のために基礎体力づくりは必須です。健康は運動習慣からですし、適切な指導を受けることは体力づくりの近道です。

「和歌山県の皆さんが健康で楽しい生活が過ごせるお手伝いをしたいと思っています。そのために地域の方々のコミュニティの場になりたいと思っています」と明るく語ってくれました。

良い時間を共有してもらったことに感謝しています。

その他
  • 後援会の会議を行ったこと。ポスターのデザインや機材の打ち合わせを行いました。
  • 国内の食材に関する会議を行ったこと。飼料代や外国からの輸入食材が値上がりしていることから、国内産の食材も小売価格も高くなっています。そんな流通に関して出来ることを話し合いました。