活動報告・レポート
2022年10月14日(金)
和歌山共同火力労組定期大会

和歌山共同火力労組第51回定期大会が開催され、来賓としてお招きをいただきました。この大会をもって、これまで22年間にわたって執行部で活躍してきた流川委員長が退任されることになりました。長くおつきあいをさせてもらってきたので、お祝いと云うよりも一抹の寂しさを感じる大会となりました。

大会での挨拶の趣旨は次の通りです。

ご安全に。和歌山共同火力労組の定期大会のご盛会を心からお祝い申し上げます。日頃からよいおつきあいをさせていただいていることに深く感謝申し上げ、お祝いの言葉を伝えさせていただきます。まずコロナ禍のため3年ぶりの開催となったことをお祝いいたしますが、この2年間、皆さんに議会報告などの機会を持てなかったので、少し県政にも触れて挨拶をさせていただきたく思います。

県議会での活動や地域活動については、お配りしている議会報告書と報道資料で確認していただけると思います。今回、十分な時間を取れないことから、是非、お読みいただき活動に触れてもらいたいと思いますし、日常から問題意識を共有していることから地域の課題を議会で取り上げてきました。県政の課題は絶え間なく惹起してきますが、執行部と連携してこれからも課題解決に向かいたいと考えています。

さて共同火力さんとの思い出としては、新一号機の環境影響調査の時を思い出します。当時、委員長から何度も「環境影響調査での問題提起や特別な議論はありませんか」の問い合わせをいただきました。丁寧に環境影響調査をしていたことから「何も問題はありませんよ」と答えていたのですが、組織のため組合員の皆さんのため、スムーズな事業運行を進めようとする姿勢に感銘を受けました。

また鉄粉飛散の事案が発生した時の対応もありました。周辺に飛散したことから皆さんはその対応にご苦労、ご尽力されたと思いますが、僕のところにも数件の問い合わせがありました。そのうち一件について委員長と連携を行い対応してもらったのですが、持ち前の明るさと礼儀正しさから交渉してくれたこともありました。僕の知っている限りにおいてそれらの案件は問題なく終えることができたと思っていますが、地域の皆さんに寄り添った対応とし組合員の皆さんのことを考えて迅速に解決しようとする姿勢は特筆ものでした。そして「県政で問題は発生していませんか」との問い合わせもいただきました。この案件は県政で大きく取り上げられることなく収束することになったのですが、このときも「流川委員長は非常時においては特に組織のこと、会社のこと、そして組合員さんのことを考えている凄い人だな」と思ったものです。

自分の時間を後回しにして組織活動に尽力している姿はリーダーとしての資質に富んだ素晴らしい人だと感じたものです。

そんな優れたリーダーである流川委員長が宮尾書記長と共に、今の大会をもって退任されるとお聞きしました。寂しい思いがありますが、自身のこれまでの活動と共に次を担う人材を育成してきた結果が出たからかなと思っています。委員長を退任された後も人としてのおつきあいは続きますから、これからもよろしくお願いしたいと思います。

コロナ禍明けには従来から実施していた年末の研修会が開催されるなら、是非ともお呼びいただきたいと思います。県政について、これからの和歌山県について説明させていただきたいと思っています。

最後になりますが、51回目を迎えられた大会のご盛会を心からお祈りすると共に、貴組織の益々の発展を期待してお祝いの挨拶といたします。ありがとうございます。

以上の主旨の挨拶をいたしました。執行部体制は変わりますが、これからも変わらずにおつきあいをお願いいたします。