活動報告・レポート
2022年10月11日(火)
福井県視察

今日と明日の二日間、福井県小浜市と美浜町への視察に出かけました。小浜市の原子力研修センターと美浜発電所などの視察をする計画です。

今回の研修行程の中で、久しぶりに「箸匠せいわ」を訪ねました。若狭のお箸で有名なお店ですが、会長と話をしたところ「コロナ禍でお客さんが8割から9割減少してしまいました。これまで観光バスは、毎日、平均8台は来てくれていましたが、今は一日2台程度に減少しています。この仕事を始めてからこんなにお客さんが来ない状況になったのは初めてです」と語ってくれました。

いつも明るく元気なお店ですが、約3年も続いているコロナ禍の下、売り上げが落ちて厳しい環境にあるようです。

しかし話を交わしていると、笑顔を絶やさず冗談を言うなどその人柄は以前と変わらず「この会長、社長がいればきっと乗り越えてお客さんが戻ってくる」と思いました。コロナ禍にあっても、これまでと同じように斬新なアイデアを基に新製品を作り出していて、「今までにない食べやすいお箸です!」と新製品を紹介してくれるなど、困難にあっても決して諦めない前向きな姿勢は感動ものでした。

そうしたところ店内で「箸匠せいわニュース第一号」を見つけました。

テーマは「口ぐせで決まる」です。この会長の口ぐせは「ありがとうございます」「感謝しています」「うれしいです」「幸せです」「元気です」そして「絶好調です」などです。このニュースで紹介している内容です。

ラーメン屋さんで「味噌ラーメンを下さい」と言えば「味噌ラーメン」がでてきます。レストランで「オムライス」と注文すれば「オムライス」が出てきます。

この世は言葉に出したものが出てくる仕組みがあるようです。

人の悪口を言えば、自分の悪口が返ってきます。不景気と言えば不景気になるし、売れないと言えば、買われないお客様ばかりになってしまう。不思議と言えば不思議ですが、当たり前と言えば当たり前。

私共せいわ箸店は、昨年4月より観光バスの法律が厳しくなり、なんと5割近くのお客様が減少しました。しかし今、一人当たりのお買い上げ金額を5割近くアップし絶好調で繁盛しています。

それは「口ぐせ」を変えたのが大きな原因です。「ありがとうございます」「感謝しています」「うれしいです」「幸せです」「元気です」「絶好調です」「一度やってみましょう」「それはいい提案ですね」これだけの言葉を口ぐせにしたのです。

みんな笑顔になります。明るくなります。幸せになります。その幸せの波動がお客様に伝わり売り上げが上がっているのです。ドンドン使って口ぐせにしてください。奇跡が起こります。

以上の内容です。口ぐせでその日が決まりますし、人生が決まるとも言われています。人間社会においては、自分が言ったとおりに現実は変化するのです。良い言葉を使う習慣があれば良い出来事が起こりますから、良い言葉を使う習慣を身につけたいものです。

「箸匠せいわ」のニュースを読んでそう思いました。元気な会長、社長との再会に感謝しています。

福井県視察

そして小浜市の旅館「せくみ屋」さんに到着しました。当時、小浜市は勝手に「オバマ大統領」を応援することをまちおこしにしていた経緯があります。そのため旅館のロビーにはオバマ大統領の等身大のパネルを設置していたのですが、今日、その隣にバイデン大統領のパネルが設置されていました。

二人の大統領の間に立って写真撮影を行いました。お二人とも僕と同じく身長は180センチを超えていたので、写真は三人が並んでいるように見えています。

写真を見た人から「アメリカに行っているのかと思いました」「おやっ、誰と一緒なのですか」などの感想を聞かせてもらいました。正解は「福井県小浜市にいます」です。