活動報告・レポート
2022年9月14日(水)
小梅日記
きのくに舞台芸術祭2022
きのくに舞台芸術祭2022

歌手のMiyaさんがコンサートを行います。舞台は「きのくに舞台芸術祭2022」で、令和4年11月6日に、和歌山城ホールで開催される予定です。昨年は「紀の国わかやま文化祭」でのコンサートを鑑賞しましたが、闘病にも関わらず元気いっぱい、感動を届けてくれました。そのことを記念して毎年11月は「紀の国わかやま文化祭」の精神を継承するために「きのくに文化月間」と定めて芸術祭を開催しますが、その一つの事業としてのコンサートです。

Miyaさんは闘病中なため思うようにいかないもどかしさもあるようですが、コンサートに向けてレッスンに励んでいます。テーマは「愛と私と人生と」ですから、人生の賛歌を歌い上げてくれると期待しています。

僕はMiyaさんが元気に当日を迎えてくれることを心から願っています。もちろんコンサートは応援に行きます。

小梅日記
小梅日記

昨日開催した映画「氷雪の門」と稚内市をテーマにした講義のお礼の言葉をいただいています。皆さんから「本当に良い話を聞かせてもらいました。勉強になりました」「次回の開催を楽しみにしています」「定期的に開催してくれると嬉しいのですが」などの言葉を頂戴して感激しています。勉強になったのは僕の方で「知らなかった和歌山大空襲」の体験談を聞かせてもらえたので、この話を皆さんに紹介できるレベルに到達したいと思っているぐらいです。

しかし昨日の活動報告にも書いたように、一回、聞いただけで人に話せることはできません。やはり、何度も繰り返して話を聞かせてもらうことが必要です。人に話を伝えるためには、自分の言葉で語れるレベルに持って行く必要があるのです。講演会や講義で聴いて感動した話でも、その講演を聴いていない人に感動を伝えることは難しいという経験は多くの人が持っていると思います。

体験者の身に沁みている和歌山大空襲の話を体験者と同じ感覚で話すことはできないので、何度も話を聞かせてもらって、体験者の心をイメージできるぐらいにしなければ伝えられないのです。それでも実体験者の100分の1でも感覚が伝われば良い方だと思います。

参加してくれた二人の方が、本日、事務所を訪ねてくれました。「片桐さんの話を聞かせてもらって良かったです。次回も開催してくださいね」と話してくれました。

そして「和歌山市の歴史を飾る一人の女性である川合小梅さんのことを知って欲しいと思います」と言って、「小梅さんの日記」の冊子を受け取りました。川合小梅さんのこと、小梅日記の存在は知っていましたが、読んだこともなく、そのため文物も日記の内容も知りませんでした。今回のご縁がきっかけで、新しく和歌山県の歴史に登場する人物を知ることになりました。良い循環は連鎖していきます。そんな出会いに感謝しています。

都市再生

電話で「和歌山市の活性化に関する話を聞いて下さい」と話したところ「県会議員の片桐さんですか」と質問があったので「そうです」と答えたところ、「片桐さんのことは知っています。スケートボードパーク設置に尽力してくれた議員さんですね。スケートボード協会さんから、その経緯とご苦労を聴いています」と答えてくれました。

スケートボートパーク設置に関わる経緯をここで触れることはしませんが、もう過去の出来事になっているこの案件の経緯を知ってくれている職員さんがいたことを嬉しく思いました。

そこで「良いご縁をいただきました。和歌山県活性化のための企画があるので、是非、話し合いましょう。具体的なアイデアを説明しますので聞いてください」と伝えて、今月中に会うことにしました。

ハイテク企業の誘致、和歌山城の活用など実現を目指してやるべき施策がたくさんあります。現状の和歌山市で満足している人はいないと思うので、この先の和歌山市の姿を描ける話をしたいと考えての依頼でした。勿論、アイデアだけを話し合ってもそれほど意味はありません。実現するために必要な条件を整えていることが前提にしての話です。

事業計画は必要な資金や用地を用意することが大前提なので、そこを整えての話になります。空論は無意味だとは思いませんが、資金を用意したうえでの事業計画を協議することが事業を前進させることになります。

担当の方との都市再生に関する話し合いを楽しみにしています。