和歌山市内の経営者の方々に集まっていただき、講師として人生の大半を国外で仕事をした経験のある方々と「和歌山県の長所から考える将来性について」の会議を行いました。
1.和歌山県は世界に日本を紹介する際に必要な要素を全て持っています。歴史、文化、精神社会の象徴である高野山と熊野、そして豊富な食材があります。さらに青い空と青い海、そして太陽があります。外国人が抱いている日本のイメージにあるものを全て持ち合わせている県です。
2.入り口と出口が複数あることは最大の長所です。関西空港に最も近い県庁所在地が和歌山市なので入り口になりますし、出口として南紀白浜空港があります。県の隣接場所および県内に二つの空港を持っていることが世界から見た場合魅力的な県になります。都市機能の重要な機能に、複数の入り口と出口を持っていることがあります。空路、海路、陸路で出入りが可能な県が和歌山県なのです。
3.日本地図を見たら一目瞭然ですが、日本の真ん中に位置しています。日本の中心にある地理的な優位性があります。関西空港から和歌山県に入って京阪神や中部圏、四国まで行くゲートウェイになります。
4.精神社会を感じられる熊野があることは最大の強みです。欧米人は日本の精神社会に魅かれます。
5.県内にリゾート性の核となる拠点を設けるなら、和歌山市を中心として県内周遊が可能になります。和歌山県には前述したとおり外国人が求める要素が全てあります。
6.外国から見た一番魅力的な県は絶対に和歌山県で、その次が沖縄県です。沖縄県はアクセスが弱いところが難点なので、和歌山県が観光都市として優れていると思います。和歌山県の皆さんはそのことに気づいていないように思います。
講師の話から考えると確かに誇れるものがあります。
- 神武東征の古い歴史を語れる記録や口碑の元になる場所を持っています。
- 高野山は欧米人が訪れたいと思っている日本を代表する聖地です。
- 熊野は精神社会の象徴であり、日本が誇る精神社会の中心に位置しています。流行の言葉で表現するとパワースポットで、外国人が好む場所です。
- 県内で採れる食材が豊富です。外国では豪華な食事が主流ではなく地元の食材を活用した料理を求めています。
- 南紀白浜空港が国際線化されるので、県が国際空港を持っているという価値があります。
講師からこれだけの話を聞かせてもらって改めて和歌山県の長所を考えてみると自信が漲ってきます。何もない和歌山県ではなくて、外国からの視点では何でもある和歌山県が実態なのです。国内の視点に誤魔化されることなく、日本人として世界に誇れる和歌山県であることの自信を持つ必要があります。参加者が自信を持つことにつながるよい会議となりました。
今年開催の「オールジャパン関西歌謡祭」と来年開催予定のオールジャパン関西歌謡祭本大会について打ち合わせを行いました。主催するのは北内さんで、昨年から大会準備を進めてきています。コロナ禍で環境が厳しい中ですが、北内さんを始めとする関係者の方々の呼びかけの結果、大会参加者は160名を超えています。
北内さんとお会いすると喜びと安堵の表情を感じました。「来年が本大会となりますので成功させます」と力強く話してくれました。また友人の宇和さんがコンサートを開催することになりチラシを受け取りました。9月15日に仲間のシンガーの応援に行くことにしました。
令和4年9月県議会定例会に関する議会運営委員会が開催されました。委員として出席して議案の説明を聞かせてもらいました。