活動報告・レポート
2022年8月16日(火)
応援演説
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応援演説

今朝は演説会で挨拶をさせていただきました。主催してくれた正木先生、準備などのお世話をしてくれた皆さん、早朝から集まってくれた皆さんに心から感謝しています。集まってくれた皆さんがいるから良い演説会になったと思います。演説をする人も演説を聞く人もどちらが欠けても演説会は成り立ちません。どちらも主役なのです。今朝の挨拶の趣旨は次の通りです。

おはようございます。早朝からお集りいただいたことに感謝しています。ありがとうございます。今回の選挙戦は市内では全く盛り上がりを感じません。このままでは投票率が上がらないのでこれは大変だと思っています。投票に行かないことには私達の民意が反映されないことになります。特に今朝は、和歌山大学の学生さんも参加してくれるので、どうしたら選挙に関心を持ってくれるか、その説明について分かりやすい事例はないかを考えました。そして昨日、この事例が良いと思いついたのでお話しします。

皆さんが生まれる前のことです。ソビエト連邦、ソ連という大国がありました。当時はアメリカと並ぶ大国でしたが1991年12月に崩壊して国がなくなってしまったのです。今から30年以上も前の出来事です。ソ連は現在のロシアですが、当時、まさかソ連が崩壊するとは誰も思っていませんでした。

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ソ連が崩壊した理由は様々ですが、一言で言うと国民は自分のことにだけ関心を持ち始めたため、国家に関心を持たなくなってしまったのです。みんな自分のことを考え始めると国の利益よりも自分の利益を大きくしようと行動することになります。みんなが自分のことだけを考えて行動するようになると国家が滅びるのです。巨大なソ連でさえ崩壊してしまったのですから、関心を持たないということは恐ろしいことです。

和歌山市が崩壊するとは思いませんが、市の行方に関心を持たなくなると、このまちは確実に衰退に向かいます。それは歴史が証明している事実です。幸い私達は市政に参画する権利として選挙権が与えられています。関心を持たないということは権利を行使しないことに他なりません。

繰り返しますが、巨大な国家、ソ連でさえ国家の行く末に無関心な国民が増殖したことから崩壊したのです。

和歌山市に政治に無関心な人が増えていくと衰退に向かっていきます。市政に関心のない人が、市政の行く末に関心を持つことはないからです。これは危険なことですから、和歌山市の行く末を自分達が決めるためにも絶対に選挙権を行使してください。

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さて低迷していた和歌山市ですが、ここ数年はまちが動き始めています。市内に5つの大学が誕生しました。

和歌山市駅が新しく機能的になりました。人が動き始めたことで市の将来性が増しています。

動き出した市としてここからが大事です。更なる投資と雇用を生み出すしかけが必要となりますから、和歌山市を経営する意識を持たなければなりません。投資を促すこと、産業を創り出すこと、そして雇用を増やすことです。福祉も教育も充実させるためには予算を生み出す必要があります。

そんな市政を集まってくれた皆さんと、大学生の皆さんと考えて実行していきたいと思います。明日を生きる皆さんに現在の選択をして欲しいと思います。

市政の明日を選択すること、和歌山市を衰退させないために私達が取るべき行動は簡単です。「投票に行く」これだけです。投票に行く行為が、自分のことと同じように和歌山市の行く末を決める行動になるのです。行動することで和歌山市の将来を創り上げて欲しいのです。皆さんが権利を行使する行動によって、これからの市政を築きあげてくれることを期待しています。さぁ投票に行きましょう。ありがとうございます。

その他
  • 献体について意見交換を行ったこと。法律の精神に即した考え方をするなら「献体をする」という個人の意思を尊重すべきです。そこに親族の意思表示が必要だとしても、親族がいない場合は、本人の意思だけで献体できるようにすべきだと考えています。この件に関しては、当局と話し合いたいと考えています。
  • 洋上風力発電とエンターテイメントの導入、稚内市と「氷雪の門」について。わが国と台湾や中国との関係などについて話し合いました。