チャリティ花寄茶会の打ち合わせのため、和歌山文化協会茶道部会長を訪ねました。昨年はコロナ禍のため開催を見合わせたのですが、今年は開催する運びとしています。伝統文化は私達に安らぎを感じさせてくれるものであり、参加すること、体験することで安らぎを得ることが出来ます。そんな茶会になるよう、今年も準備を進めています。
ミュージカル「YUKUE鼓動」を共同主催している浅田耕平さんと高橋栄樹さんの二人が事務所を訪ねてくれました。このミュージカルは現代社会の障がいの問題と向き合ったものだと聞きました。ストーリーから、絶望と再起について問題提起をしてくれると思います。二人の本業は健康や美容ですが、社会貢献のため今回のミュージカル公演に協力することになり、共同主催者として現在、関西でPR活動を行っています。
その一環として和歌山市に来てくれるということで説明と案内を聞かせてもらったものです。話を伺うと、文化を生み出す仕事は根気と資金がいることが分かりました。創り出すことに加えて多くの人に理解をしてもらうこと。自己資金以外の資金をどう調達するのか、その一環としてチケットの販売も人脈が頼りになります。
ミュージカルの内容以外のところで支援者、協力者が必要となります。多くの人の理解と広告や後援など資金の協力がなければ文化は創造できないことが分かります。「文化レベルはその市町のレベルを表す」と聞くことがありますが、文化人がいて市町に経済力が伴っているところでなければ文化は育たないためです。
ミュージカルは大都市で公演される機会が多いのは、多くの文化人がいて経済力が伴っているからです。和歌山市では地元の劇団が公演を続けていることから、ミュージカルを楽しむ文化が定着しつつあります。兵庫県と開催市の文化度を感じるためにも、このミュージカルを観劇しようと思っています。
共同主催者の二人は、僕がミュージカルに関心があると調べたうえで訪ねてくれたと推察しています。多くの議員のいる中、案内先として選んでくれたこと、そして暑い中、和歌山市まで来てくれたことに感謝しています。
和歌山県の将来の希望についての会議を行いました。令和4年度の政策、そして令和5年度に向けて将来の飛躍的発展と希望の持てる政策は残念ながらありません。希望とは大きい項目から順に記すと次のようになります。
1.県政の目的は安心で豊かな暮らしができること。
2.そのためには経済力と働く場所を創り出すこと。
3.そのための政策は和歌山県への投資によって雇用を増やすことです。
4.しかも国内外から「和歌山県は凄い」と思わせる投資の必要があります。
5.そして県民の皆さんに希望と期待を感じてもらえることが大事です。但し、全員が希望と期待を感じることはないので、大多数の人が和歌山県の将来性を感じてもらえる政策を進めることだと思います。全員が賛成を求めるとどんな政策も実現できなくなります。
積み重ねることも大事ですが、一気にトップに立てるような政策を立てて実現に向かわせる必要があります。
県政の目的を実現させるためには、県外から投資を持って来ることと地元雇用の拡大が必要となるのです。和歌山県における政策は、投資してもらえる魅力的な県であること、投資を受け入れることを歓迎する県であることを目指すものでなければいけません。
若い経営者と上記の内容のような将来に希望と期待の持てる政策について、具体的に話し合いました。今から5年以内に実現する具体的な政策の提案と、それを進めるための支援体制についても話し合いました。