活動報告・レポート
2022年8月7日(日)
ミセス・オブ・ザ・イヤー2022WAKAYAMA
スナーダイクマエ絵画展
スナーダイクマエ絵画展

スナーダイクマエ絵画展に行ってきました。同児童養護施設の子ども達の絵画を鑑賞しながら主催者のメアス博子さんと懇談しました。コロナ禍にあって施設の運営は厳しくなっていることを聞きました。年間の運営には7万ドル必要としていますが、そのうち日本での絵画展の収益が組み込まれています。2年間絵画展が開催出来ていなかったことから運営が厳しいうえ、円安が拍車をかけていることを知りました。カンボジアでは米ドルが流通しているので円安が「とても厳しい」状況になっています。

例えば日本の絵画展に100万円の収益があった場合、米ドルに換金すると90万円ぐらいの価値になっていたそうです。しかし円安が進展していることから100万円を換金すると70万円分の価値になってしまうので、「大きな打撃」ということです。円とドルの関係が30パーセントも切り下がっているので、日本からの送金は30パーセントも減少していることになります。

スナーダイクマエ絵画展

メアスさんは施設を運営するためカンボジアに帰らずに和歌山県、神戸、横浜と東京で絵画展を開催して回る予定ですが、「皆さんから応援してもらっていることをとても嬉しく思っています」と話してくれました。

円安がカンボジアの児童養護施設の運営に支障が出ていることを知り、円が国力を示す指標だとすれば国力の低下が問題になっていると考えました。円安は輸入を中心とした経済だけではなく支援活動にも影響が出ています。日本人でありながらカンボジアにとって欠かせないメアスさんの支援活動を和歌山県の皆さんが応援してくれていることを頼もしく思っています。

ミセス・オブ・ザ・イヤー2022WAKAYAMA
ミセス・オブ・ザ・イヤー2022WAKAYAMA ミセス・オブ・ザ・イヤー2022WAKAYAMA

「ミセス・オブ・ザ・イヤー2022WAKAYAMA」に行ってきました。ダイワロイネットホテル和歌山で開催されたこのイベントは、和歌山県の可能性を感じさせてくれるものでした。和歌山大会に参加したファイナリストの皆さんの躍動は、今後の和歌山県発展の力になるものであり、テーマである「可能性は無限大」を実践してくれるものでした。

結果としてグランプリや準グランプリなどの表彰がありましたが、結果よりもこの舞台に立つための過程が大事なことで、ファイナリスト全員に拍手を贈ります。

主催者代表に続いて応援者の代表として舞台で挨拶をさせていただきました。

ミセス・オブ・ザ・イヤー2022WAKAYAMA

皆さん、こんにちは。凄いですね。この舞台からの光景が凄いのではなくて、この舞台を開催している皆さんと和歌山県の可能性が凄いのです。

僕は和歌山県の可能性を信じている一人です。和歌山県は半島に位置していることから、現在の国土軸から外れているので可能性は少ないと思う人がいます。しかし半島ですから今経済発展で注目されているアジアに最も近い県が和歌山県なのです。日本で一番アジアに近くて将来の可能性のある県が和歌山県です。

その可能性とはハイテク産業であり、宇宙産業であり、再生可能エネルギーの可能性を和歌山県が持っているということです。

そして文化も和歌山県の可能性の一つです。「ミセス・オブ・ザ・イヤー2022」の和歌山大会が開催されることは文化であり可能性を高める力になるものです。今日この後、この凄い舞台でファイナリストが躍動する姿を見ることになります。

ミセス・オブ・ザ・イヤー2022WAKAYAMA

半年以上前からこの大会を目指した活動がスタートしています。この期間、苦しいこと、困難なことがあり、そして笑顔があったことの一部を僕は知っています。目指すべき舞台があるからレッスンに励み、みんなが頑張ってきたと思います。人は自分にとって居心地の良い空間を作ってしまいます。自分の部屋は自分が居心地の良い空間に仕上げているように、居心地の良い空間にいると楽なのです。しかし同じ場所でいることは楽なので、可能性を狭めることになります。この和歌山大会を目指すことは居心地の良い場所から離れることで決して楽な道ではありませんが、舞台に立つことが可能性を高めてくれることになります。ファイナリストになることが素晴らしいことではなく、ファイナリストを目指した過程が今後につながる素晴らしい時間なのです。そんな時間を経て舞台に立つ皆さんが躍動する姿を見たいと思います。

できることなら、和歌山大会でグランプリを獲得した方が日本大会でもグランプリを獲得し、日本代表、そして和歌山県代表として世界で戦って欲しいと思います。和歌山県の可能性を世界に示して欲しいと思うのです。そんな期待を込めて皆さんと一緒に「ミセス・オブ・ザ・イヤー2022WAKAYAMA」を応援したいと思います。一緒に和歌山県の可能性を見せる大会にしていきましょう。ありがとうございます。

ミセス・オブ・ザ・イヤー2022WAKAYAMA

午前11時30分に始まった大会は、午後3時過ぎまで素晴らしい時間を見せてくれました。ファイナリストたちのウォークとおしゃべりから、これまでの人生を垣間見る思いがしました。決して順風満帆ではない人生を生きてきたこと。そこから自分が飛躍することで和歌山県を元気にしていくこと。そんな決意を感じることができました。

参加者の皆さん、主催者の皆さん、そして応援に駆けつけた皆さんが和歌山県の可能性を見出してくれました。素晴らしい時間を過ごさせてもらったことに感謝しています。ありがとうございます。

和歌山市観光
和歌山市観光

和歌山市観光協会で和歌山市の観光について意見交換を行いました。コロナ禍にあって観光動態に変化があることを聞きました。和歌山城を訪ねる人は減少し、友ヶ島ウォークや紀三井寺観光を楽しむ人が増えているようです。街中から郊外の自然環境の良いところを訪れる人が増えているのは、従来の観光のあり方を考え直す必要があると感じるものです。コロナ禍が収まった後は元に戻ると考えるのは楽なことですが、万が一に備えて対応することが観光行政のあり方だと思います。

インバウンドが戻るかどうか。街中に人が戻るかどうか。人との接し方の変化がこのまま続くのか。現状から考えられることがありますから、今後の和歌山市観光について意見交換を図ることは大事なことだと思います。

日曜日の和歌山城を訪ねたことで小さな発見と、これまでとの違いを感じることが出来ました。また人気アニメで友ヶ島が舞台の「サマータイムレンダ」とタイアップした企画があり、その一つとしてグリーンソフトが販売されていることも知りました。アニメは日本が誇る文化であり、タイアップすることでお客さんを呼び込めますし、こちらの情報も発信できます。「和歌山市観光に資するものです」と伝えてくれました。