活動報告・レポート
2022年8月5日(金)
手打ちそばおおみや
手打ちそばおおみや
手打ちそばおおみや

紀南から和歌山市に戻る途中「おいしいお蕎麦屋さんがあるから立ち寄りましょう」と案内をいただいたので、上富田町にある手打ちそば「おおみや」さんに行ってきました。上富田町の深い山と生馬川の自然の囲まれた場所に位置していて「素晴らしいところにお店がある」という第一印象でした。

生馬川に設置されている手作りの水車とせせらぎの音、そして風鈴の音色が豊かな自然を感じさせてくれます。川のほとりには手作りのメニューが掲げられていて、それが自然と見事にマッチしているのです。店内もオーナーの手作りの椅子などが設置されているので「味とは店内の雰囲気と店員さんの温かさや明るさなどによって、グレードアップされるもの」だと感じました。

そしてこの場所の空気はとてもおいしいので、透き通った空気と共にいただくお蕎麦は格別の味です。元々白浜町のお寿司屋さんで修行していたオーナーが独立して「おおみや」を始めたのですが、出店する場所にこだわったと聞きました。

手打ちそばおおみや 手打ちそばおおみや

お店を訪れてみると、以上のようにこの場所にこだわった理由は明らかでした。清らかな水とせせらぎの音、お店を突き抜けるように流れる空気と透明感のある店内の空気、そして草木が茂る自然の恵み。この環境であればお客さんに満足感を提供できる、そして働く人にとっても環境が良い。そんな要因が考えられます。

恐らく県外から車で来ているお客さんだと思いますが、店内に入ることを後にして周囲の自然環境を楽しんでいました。安らぐ音や透明感のある空気が味わえることもおいしさの要素になります。

オーナーさんも店員さんも明るく話しかけてくれるので店内は明るく、店内で人とのふれあいも楽しむことが出来ます。

手打ちそばおおみや

そしてここは「ミシュランガイド和歌山2022」で「ミシュランプレート」に選ばれた蕎麦屋さんなので、開店時間の11時になると県外から来ていると思われるお客さんで満員になりました。おいしさは場所を選ばない。そんな表現が適しているお店で、東京から来ていたお客さんは「この味は東京でも一番になれる蕎麦屋さんです。都内の有名店よりもおいしいと思います」と話してくれました。

日本人でも感動する味と環境ですから外国の方に来てもらえると、日本の蕎麦の繊細な味と自然との調和に驚くと思います。日本庭園が自然と調和している風景のように、お蕎麦と自然が調和して美しさとおいしさを演出しているのです。「ミシュラン」も見つけてくれた味ですから、和歌山県の食と観光に大きく貢献してくれるお店だと思います。

「わざわざ寄り道してでも行ってみたくなるお店」「このそばを食べに上富田町に行ってみよう」と思える味です。和歌山県の食の美しさとおいしさを感じることができました。

歓迎してくれた「おおみや」さんに深く感謝しています。

その他
  • 関労御坊発電所支部と橋本支部の定時大会にお招きをいただきました。定時大会は新年度の活動方針を決定する大会ですから年度における意思決定の最大の活動の一つです。こんな大切な大会で挨拶の機会をいただいたことに感謝しています。
  • PCR検査の相談に対応しています。問い合わせが増加しているのは、感染拡大によって不安が増していることが分かる状況だと言えます。この問題については明日も対応する予定です。
  • ヘアドネーションを行った方の話を聞かせてもらいました。昨日、二度目のドネ―ションだったのですが「受付は郵送だけ」だと言われたそうです。ヘアを持参しても受け取ってくれないことを初めて知りました。「これでは増えないと思います」と伝えてくれましたが、その通りだと思います。