活動報告・レポート
2022年8月4日(木)
反応
市役所に飾られた絵画
市役所に飾られた絵画 市役所に飾られた絵画

和歌山市役所四階のエレベータを降りた正面の壁に、田村茂先生と渡里幸先生が和歌山市に寄贈した絵画「希望」が飾られています。市長室などを訪れるお客さんが見てくれる場所にあるので、この「希望」を観た人には「明るく元気にさせてくれる」効果があると思います。壁に絵画が飾られることでそのフロアが鮮やかに、そして明るくなる効果があることを感じています。

市役所を訪れる方々が、この絵画を観ることで「希望」を感じてくれるなら、それは作者にとっての願いであり嬉しいことだと思います。和歌山市に対しては、早速、寄贈した絵画を飾ってくれたことに感謝しています。

反応

不思議なもので関心のあること、関心を向けている情報はたくさん集まってきます。関心を持つことで、自分の意識はアンテナの役割を果たしてくれているのかを知ることが出来ます。最近では「氷雪の門の碑」と「神武東征」について問い合わせがあり、また事務所にお越しいただいています。そこで新しい知識を得ることができ、日本書紀や研究している歴史解釈も教えてくれるのです。知らないことを教えてもらう、知る。これこそ学びであり継続していくべきことです。

関心のあることの情報を発信することで、そのことの知識や情報を持った人を引き寄せてくれるので、また新たな知識が増えていくことになります。情報を発信することも行動ですから、何もしないで待っていることと明らかに違います。誰が受け取ってくれるか分からないけれど情報を発信していると、どこかで、そして誰かから反応があるのです。このような反応があることは嬉しいことであり、反応こそこの先に向かう人にとっての原動力となるものです。

ですから僕は、情報発信に反応してくれている皆さんに深く感謝しています。無反応、無関心は意思を減退させるものですが、反応してくれることや関心を持ってくれることは行動の原動力になるものです。社会をよくする要素は、反応であり関心であると思います。そう考えると、情報を発信しても反応も関心もない地域は、将来衰退に向かうことになります。既に情報社会に突入して久しいので、行政や政治家そして企業は皆さんに知って欲しい情報を発信し続けています。

皆さんには「何も情報がない」と言う前に「インターネットで調べてみる」という少しの行動を取って欲しいと思います。そこに関心を向けたなら、アンテナ効果があるので必要な情報は必ず入ってきます。情報社会において「情報がない」「何をしているか分からない」と言うのは、そのことに関心を持っていない証拠です。自分が関心のないことに不満を述べても現実は何も変わりません。

関心を持ってインターネットで調べたけれど(せめて検索してください)、何も該当する項目が見つからなかったときは不満を述べてください。情報社会ですから、関心を持っていることがあれば、人は色々な検索手段を使って必要な情報に辿り着こうとしているはずです。このように関心があれば検索して探しますし、関心がなければ検索さえしません。

和歌山県政、和歌山市政、議会議員選挙などの「情報がないから分からない」と言う前に、ほんの少しの時間で良いので検索だけでも行って欲しいと願っています。そこから周囲が変わることもあるはずですし、既に検索している人のところから順に、周囲が変わっているかもしれません。

行動した人だけが得ることがありますから「情報がない」「分からない」と行動しない人の定番の台詞を言うのではなく、行動することで周囲から変えていきましょう。これは誰にでもできることです。

その他
  • 関労新宮支部大会に来賓としてお招きと挨拶の機会をいただきました。これまでの県政の活動と令和5年度以降の課題への対応の説明を中心に挨拶といたしました。社会は動いていますから、どれだけ対応しても次々に課題は出てきます。終わることのない課題に対応し続けることで県政は良くなっていきます。そんな役割を担わせてもらっていることの感謝の気持ちを伝えました。
  • 大学生から論文の書き方の相談を受けているので、元教師の方と一緒に説明を行っています。テーマと考えられる課題を想定して章立てをしています。「論文完成に向けて頑張って」と声を掛けたい気持ちになります。
  • コロナ禍で事業を継続していくための融資について相談に応じています。小規模事業者が事業継続するために必要な運転資金の問題について理解してもらうことの難しさを感じています。