伊太祁曽神社の夏詣に参加しました。夏詣では、本殿祭とわくぐりに参加して半期のお祓いを行いました。初詣と夏詣。半期毎にお祓いをすることで運氣を高めてきました。
日本書紀によると、伊太祁曽神社はわが国に樹木を植えて廻った「五十猛命」を祀る神社で、地元では「木の神様」として慕われています。暑い中でしたが、本殿祭が始まると厳かで涼しい風が吹き抜けたので汗が収まってきました。一服の涼を楽しむとは、木陰に座ってのこのような瞬間を言うのではないかとか思いました。
初詣もよいけれど、夏詣も初詣と違った楽しみを見つけられるので和歌山市で定着して欲しい行事だと思います。
「暑中、涼あり」のひとときとなりました。
連日、感染者数が増加していることから「微熱があるけれどどうすれば良いですか」「心配なのでPCR検査を受けられるところはありますか」「抗原検査、抗体検査を実施していますが、それだけでは不安があります」などの問い合わせが続いています。
そこで隔日のようにPCRセンターを訪ねて対応しているところです。一昨日も「お客さん対応の仕事をしているのでPCRの検査をしたい」と要望があり、本日は「微熱があるので心配です」の問い合わせがあり対応したところです。
和歌山市でも感染拡大していることから「保健所や医療行政で全て対応しきれていないところがあり、少しでも軽減することにつながるとよい」との思いから対応していますが、日増しに増えていくので、感染対策でも厳しい夏になっています。
和歌山市にとって有り難いことに、無料でPCR検査を受けられるセンターが開設されています。検査は「センターに行くだけ」で、24時間後に検査結果の通知が来るので、とても簡単に結果を知ることができます。
このセンターは大阪市内に本部があり、そこには検査機器を備えているので迅速に結果を通知してくれます。自身が陰性であることを確かめて、周囲の人に迷惑をかけないためにも定期的に検査することがお勧めです。
本日もセンターで懇談の機会をいただき、先週の大阪府や和歌山県の状況を話し合っています。この先、収束に向かうのか共生関係になるのか分かりませんが、安全と安心を確かめるためにも、和歌山市内に無料のPCR検査体制ができていることを知って欲しいと思います。和歌山市でセンターを運営してくれている皆さん、親切に対応してくれるスタッフの皆さんに感謝しています。
「紀の国KOボクシング」を観戦しました。地元の竹本雄利選手が、全日本スーパーフェザー級14位の上原拓哉選手と戦うので応援に駆けつけました。会場は和歌山ビッグウエーブで地元の竹本選手が出場するので熱い声援のリンクで戦いましたが、4ラウンドTKO負けとなりました。
試合はサウスポー同士でスピードのある接戦でしたが、KO率の高い上原選手が効果的にボディブローを打ち残念ながら敗れました。しかし会場には竹本選手の健闘をたたえる拍手が鳴り響きました。
実は和歌山市でプロスポーツを観戦する機会はそれほど多くありません。プロスポーツは地域振興になりますし、地元選手がいれば尚更、一体感が醸成されます。先般は総合格闘技を観戦しましたが、この試合会場は茨木市でした。以前は和歌山市でも開催していたのですが、今は開催されていません。故か和歌山市でプロスポーツが定着しないのです。
プロスポーツを含むエンターテイメントは、地域を元気にするために必要なものです。「都市の魅力はエンターテイメントにある」と言うこともできると思います。地方都市であっても都市機能として必要な要素なので、ボクシングを観戦した熱気の中で今後の課題だと感じました。