活動報告・レポート
2022年7月26日(火)
白龍
感染の問い合わせへの対応

和歌山県でも新型コロナウイルス感染者が増加する一方です。「微熱があります」「どこに問い合わせをすれば良いですか」「PCR検査はどこで受けられますか」「施設で陽性者が発生した場合の対応はどうすれば良いですか」などの問い合わせを多数いただきました。

それには理由があり「和歌山市の保健所は電話がつながらないし、県庁医務課も問い合わせが輻輳していて対応できない」と言われているからです。先週末に市の職員さんから聞いていたとおり「保健所の業務がパンクしているので本庁から応援に行ってもらっています。そこに和歌山市長選挙とマイナンバーカードの申請に対応するため職員の応援態勢を組んでいます」という状況に、今週はなっています。

ですから問い合わせをいただいたときも「感染者が増えているので保健所も県庁医務課も対応できないと思います。ご迷惑をおかけしますが、無料PCR検査を受けてもらって結果をお待ちください。結果が分かるまで念のために人との接触を避けて、部屋を別にすることやグループホームの場合は隔離するなどの対応をしてください」と答えています。

どこで誰が感染してもおかしくない状況であり、保健所も役所も対応に追われている状況にあります。自己防衛と微熱が出た場合は人との接触を避けることをお願いします。

白龍
白龍 白龍

アートスペース「PIT」を訪問しました。画廊の主宰は渡里 幸さんで、作品を展示していること、そして制作活動の拠点となっています。訪問したときも、依頼を受けた人物画の制作途中でした。

また画廊には画家の田村茂さんの作品も展示されています。渡里さんと田村さんは共同で一つの作品を制作するなど新しい試みも行っているところです。アトリエの案内をいただいたので訪問したところ渡里さんが出迎えてくれました。「今まで田村さんもいたのですよ。20分ほど前に作品を描くために山中に向かったところです」と答えてくれました。

白龍

少しの時間差で田村さんに会えませんでしたが、訪問の目的の一つである100号のキャンパスに描いた大作「幻神白龍」を鑑賞しました。100号に描かれた白龍には流石に圧倒されました。田村さんは寺院や建物の天井や壁に作品を描くことが多数あり、これまでも奉納した天井画を見ていたので、その作品の迫力は想像していましたが、生の白龍の迫力には驚きました。左手に玉を持った白龍が進行方向を向いているのは、未来を見ているからだと思います。正しい未来に誘導するために、玉を授けるべきリーダーとなる人物を探しているようです。

さて画廊ではオーナーの渡里さんが歓迎してくれ、壁に掲げている白龍を観ながら懇談しました。近くで観ると、白色は西の方角を指すものであり、西から人物が表れて空を駆け抜けるような勢いがありました。険しいけれどその奥には優しさが宿った瞳を持っていて、いざという時には本気で力を発揮するような威嚇の姿を感じました。

白龍

オーナーから「この絵からは迫力を感じられるでしょう」と話してくれた通りの作品でした。白龍に肖ろうと作品の前で写真を撮影しました。この写真を田村さんに送ったところ即座に「かっこいいわ。白龍に似ています」と伝えてくれました。白龍の力をいただきたいと思います。

懇談の後、アトリエを後にしましたが、その後、田村さんから話を聞かせてくれました。

「片桐さんに会ったオーナーから『霊感の強い人が来ると白龍が護ってくれるとのことです。片桐さんは優しくて強いです』と言っていました」と伝えてくれました。

これは過大な誉め言葉ですが、会って感じたことをそう話してくれていることは嬉しいことです。何も感じないよりも格段に良いことだと思っています。

作品の案内をしてくれたオーナーの渡里さん、連絡をいただいた画家の田村さんに深く感謝しています。いただいたご縁に感謝しています。

県議会報告

県議会報告を行いました。令和5年に向けての県政の課題とやるべきこと、そして僕のこれまでの主な活動を説明しました。コロナ禍で議会報告会の機会は減っていることもあり、聞いてくれた皆さんから「どんな活動をしているか良くわかりました」「凄い活動をしているので皆さんに知ってもらいたいと思います。是非、議会報告で発信して下さい」「これからの県政に期待しています」「知事が変わることで県政が変わると思います。頑張ってください」「集まる機会が少ないこともあり政治への関心が薄くなっていました。しかし議会報告を聞かせてもらったことで、県政で取り組むべきことが理解できました」「片桐さんの説明は本当に分かりやすいです。県政に興味が持てる内容です」などの意見をいただきました。本日、暑い中にも関わらず、県議会報告に参加してくれた皆さんに深く感謝しています。

その他
  • コロナ禍で事業継続に苦慮している多数の経営者から融資の相談を受けています。しかしコロナ禍初期の頃と比べて審査が厳しくなっていることを感じます。運転資金が不足すると仕事の依頼があっても受けられませんし、資金力のない事業者は受注できない事態に陥っています。和歌山県内の小規模な事業者の事業継続のためにも金融機関の支援が必要です。
  • 太陽光発電の是非について陳情を受けました。山林の大規模な開発を伴う太陽光発電は地元の同意が必須条件です。高圧以上の太陽光発電設置に関しては和歌山県条例、和歌山市条例が制定されていますから、そこには地元同意を求めています。地元と共生した事業が求められるのは他の企業進出と同じことです。