活動報告・レポート
2022年7月23日(土)
珈琲の樹
珈琲の樹
珈琲の樹

岩出市内にある「珈琲の樹」を訪ねました。今年、三回にわたってブルーマウンテンNO1の珈琲豆を提供してもらったお礼を兼ねて訪問したものです。今週、お亡くなりになったYさんが闘病中のため好きだったコーヒーを飲めない話を聞いたので「それならせめてNO1の香りだけでも楽しんでもらいたい」と思って、このお店のオーナーにお願いしたのです。

末期がんと闘っているYさんの話を伝えたところ、オーナーは「そんなことはお安い御用です」と即答してくれ、以降、3回にわたって珈琲豆を提供してくれたのです。しかも高価なブルーマウンテンNO1を最高の技術で焙煎してくれたのです。

Yさんはこの高級な香りを心から楽しんでくれました。少しでも気持ちを和らげてくれたと思いますし、苦しい闘病生活の中でホッと一息ついてくれたものと思っています。お亡くなりになった報告とお礼を伝えました。オーナーは「そうでしたか。残念です」と静かに答えてくれました。

善意は苦しんでいる人や困っている人、懸命に戦っている人に安らぎを与えてくれます。「珈琲の樹」からの善意は心の中に深く伝わっていると思います。

Yさんは生前好きだったタバコ、珈琲、ジャズレコードと洋画のDVDに囲まれた葬儀となりました。闘病中のNO1の思い出も、向こうの世界に持っていってくれたと信じています。

今日「珈琲の樹」では「モカクイーン」をいただきました。酸味の強い香りを堪能しながら静かに会話を楽しみました。時は何事もなかったかのようにゆっくりと流れていきます。人と会話と珈琲があるだけの空間ですが、その空間を楽しみながら過ごすことが出来ました。会話している人の人柄、信用、珈琲の香り、落ち着いた空間がそれを感じさせてくれるものになります。

この落ち着いた空間の中には本物のピカソとシャガールが存在しています。これらの作品は贅沢な空間を演出してくれる脇役になってくれています。

感染拡大への対応協議

岩出市内には自然に囲まれた建物空間があります。友人や知人には貸してくれるスペースで、ここで食事や会話を楽しめるのです。建物内にはテラス席もあり開放感のある非日常を楽しむことができます。

今日、打ち合わせをするためにスペースをお借りして、食事をしながら話し合いました。8月に行事を計画しているのですが、行事開催に際しては感染拡大への対応がさらに必要だと考えています。参加者間の密を避けることや検温と消毒体制を強化することなどを協議して対応することにしました。行事の追加予算が必要となりますから、増額の理解を得られることを前提に計画を組み直す予定です。

打ち合わせと共に、自然に囲まれた中での食事も楽しむことができました。

その他
  • 夏休みに行われる県大会に挑む高校生の部活の応援に行ってきました。校内では気合の入った高校生たちの声が響いていました。
  • 今日のために準備をしてくれた食材や飲み物などを届けてくれました。どれもこれも好品質のものばかりで、この日の準備をしてくれた皆さんに感謝しています。
  • 突然のご不幸の知らせを受け取りました。母親の弟が亡くなったという知らせです。肺がんの治療中だったのですが「治療の効果があり癌細胞が小さくなっている」と聞いていただけに驚きました。死因は肺炎だということです。享年84歳。奇しくも姉である母親と同じ84歳でした。叔母さんからは「先週も、章浩くんはどの方向に進むのかなと、将来を楽しそうに話していたよ」と伝えてくれました。話が好きな叔父さんだったことを除いても、また一段と寂しくなりました。