「いきいきシニアわかやま」の活動の説明を聞かせてもらいました。同クラブが新体制に変わったので会長と副会長とお会いして説明を聞かせてもらったものです。発足したのは平成20年4月1日なので、活動を開始してから14年目を迎えています。令和4年度の活動計画の説明を聞いたところ、年間70回を超える行事を計画していることを知りました。
内容は健康体操、ハイキング、パソコン教室、ウォーキング、歴史探訪などですが、シニアクラブでこれだけの広範囲の行事を実施している団体を他に知りません。
「リタイアした人の交流と学びの機会を持つことで、シニアの生きがいを得ることを目的にしています。これまでの活動が評価されて令和3年度和歌山市文化奨励賞を受賞できました。長寿社会を築くこと、生きがいある人生を過ごすことを目指した活動を実践していきます。片桐さんも行事を見に来てください」と案内をいただきました。
夏以降は「紀三井寺の参拝と名草山ウォーク」「和歌山城と岡公園の歴史探訪」「紀州の偉人を訪ねて」「大河ドラマ鎌倉殿の武士を偲ぶツアー」「熊野古道ウォーク」を計画しています。
さらに和歌山市の歴史探訪として勝海舟が訪れた場所の案内や京橋探検を考えているようです。「いきいきシニアわかやま」の役員が語り部をしてくれるので和歌山県や和歌山市の歴史を学ぶ機会となります。
役員の皆さんが行事で街中を歩くことで気づいたことも指摘してくれました。「京橋にある広場、京橋プロムナードと名付けている場所ですが、雑草が茂っているなど景観が良くないです。和歌山市に景観をきれいに保って欲しいと伝えてください。観光案内をしていると恥ずかしい思いをします。ここに設置されている『からくり時計』も壊れて動かないままなので城下町和歌山市の名折れです。設置者である和歌山市がメンテナンスしていないのは関心がない証拠です」と指摘がありました。
京橋プロムナードの美化活動を行ったことがありますが、梅雨から夏にかけての時期は雑草が茂ってきています。観光都市の場合、街中の美観を保つことは最低限必要なことですから、観光客に幻滅させないようにしたいと思います。
「いきいきシニア和歌山」の今後の活動を期待しています。
毎週水曜日の正午12時30分から和歌山市役所前で「わかきん体操」が実施されています。健康の維持増進を図ることを目指して「わかきん先生」こと寺田さんが実施しているものです。日本人は世界一座っている時間が長い国民だと言われています。一日7時間も座っていることは「健康に良くない」ということです。
またクーラーの効いた執務室で座って仕事をしていて昼休憩の時間は机で寝ている人もいますが、体温を下げて座っていることは「健康上よくない」ことです。できれば昼休みの15分間、身体を動かす時間に充てることで、午後からの仕事の効率が良くなるそうなので、週に一度は屋外に出て「わかきん体操」を体験して欲しいと思います。今日の暑さなので外に出てくる人は極めて少なかったのですが、「クーラーの効いた部屋に長時間いると血管が収縮しているので、暑くても少しの時間は身体を動かして温めて欲しい」と話してくれました。
わすが15分間の体操でしたが汗がにじみ出て、暑いけれど気持ちよくなりました。午後からの活力になりました。
県営和歌山競輪場の視察を行いました。和歌山競輪場は知っていますが、この施設に入るのは初めてのことでした。個人的には競輪のイメージは薄くて競技内容もどんな場所なのかも知識がなく知りませんでした。
県営施設なので案内してもらったのですが、競輪に対するイメージが変わりました。選手は懸命に練習をしてここに立っています。競輪場に立つには厳しい練習を乗り越えて、今も尚、練習を継続しているのです。身体を鍛えること、維持することは簡単ではないので、競輪選手として競技を続けていることは凄いことです。
今日、競輪場の職員さんと現役の選手に案内してもらいましたが「開催期間中は他府県から和歌山市に選手が宿泊で訪れるので経済効果があります。競輪は和歌山県に役立っていることを知ってください」と伝えてくれました。
選手は全国を巡っているので「どこの県が良かった」など口コミで広がりますし、競輪場内にはCSテレビスタジオやyoutube用のスタジオがあり、全国に情報を発信していますから、和歌山競輪のことは僕が思っている以上に全国に広報されているのです。
和歌山競輪は県の特別会計なので黒字経営に尽力していることが分かる企画や将来構想などの説明をしてくれました。現在は単年度黒字化していて「和歌山県の事業としては優等生であり健全経営です」と説明してくれました。
現在、毎年利益を生み出しているので、和歌山県に戻入しているほどになっています。一時期は赤字経営で和歌山市、海南市、田辺市、新宮市の4市が撤退したことを考えると「これまで職員の皆さんのアイデアや企画を実行したことが生きている」と感じました。
近くで競技を観させてもらったところ、コースを走る自転車が軽快に風を切る音が聞こえてきました。案内してくれた選手は「和歌山競輪は風が強くてコール前は常に向かい風になっているので、選手にとっても厳しいコースです。競輪はスピード、風の音、レース中の駆け引きなどを楽しんでもらえると思います」と話してくれました。
競輪は車券を買うことなく、競技として楽しめることを知りました。視察をしたことで、利益を生み出し経済効果もある和歌山県の資源の一つだと感じました。
- 市内の県立高校から有事学習会の返答をもらっています。急な日程調整になりましたが、高校生の皆さんの参加の返事を嬉しく思っています。夏休みに参加してくれる皆さんのために実りある学習会にいたします。
- 市長選挙と知事選挙の展望について意見交換を行いました。
- 長く闘病生活をしていたYさんがお亡くなりになりました。突然の訃報を聞いてお悔やみに伺いました。「苦しまないで逝った」という家族の言葉の通り故人は穏やかな姿で、写真、タバコ、レコードなどに囲まれて安らかに眠っていました。心からご冥福をお祈りしています。